最強の王様、二度目の人生は何をする？ネタバレ55話【ピッコマ韓国漫画】ジャスミンの昔話

漫画『最強の王様、二度目の人生は何をする？』55話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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ジャスミンについていくだけでも精一杯！？

シルビーが野生動物を追い、一人で駆けていってしまいました。

マナ濃度が濃い場所なので、シルビーとのアンテナは問題ないとジャスミンが説明してくれます。

アーサーもシルビーのことは心配していませんでしたが、子どもを初めて学校に送り出す親のような気持ちでした。

ジャスミンの言葉に従ってジャスミンを追い走りますが、ジャスミンは猛スピードで進み、アーサーはヘトヘトになってしまいます。

最強の王様、二度目の人生は何をする？55話のあらすじ込みネタバレ

くたくたのアーサー

日が沈む前に拠点に着きたいというジャスミンの意見には同感でしたが、ジャスミンのスピードは凄まじいものでした。

川辺の拠点に到着し、ようやく立ち止まれたアーサーは大の字になって倒れ込みます。

口から魂が出ていってしまいそうでした。

 

マナの入れ替え方法をシルビアから教わっていなければ、ジャスミンについていくことは到底できなかったとアーサーは思います。

そこへ薪を手にしたジャスミンが現れました。

アーサーのマナ・コアのステージは淡い赤だったかと確認します。

 

自分が少しスピードを落としたとはいってもついてこれたのは大したものだとアーサーを褒めました。

2～3回は休憩でタイムロスを挟む覚悟だったそうです。

話しながらせっせと薪を積み上げると、ジャスミンがへばっているアーサーの右手を使って火を熾しました。

 

焚き火を前に、アーサーとジャスミンは並んで丸太に腰掛けていました。

シルビーが戻ってこないが大丈夫かとジャスミンはアーサーに尋ねます。

シルビーからはちゃんと報告が来ているから大丈夫だとアーサーは答えました。

 

シルビーは自由に駆け回れる外の世界が楽しくて仕方ないようです。

きちんと報告が来ていて元気そうなので、アーサーはあまり心配していません。

アーサーはジャスミンに、どうしてアドベンチャラーになろうと思ったのか聞いてみました。

ジャスミンがアドベンチャラーを目指した理由とは？

何気ない質問でしたが、ジャスミンの表情が曇ります。

もしかして聞いてはいけないことだったのかとアーサーは焦りました。

ジャスミンは迷いながら口を開きます。

 

実は家族から逃げたかったのだとジャスミンは小さく呟きました。

アーサーはギルドでのジャスミンの反応を思い出します。

父親の話が出た途端、手を握り締め、口をキッと引き結んでいました。

 

やっぱりとアーサーは思います。

沈黙するアーサーに、ジャスミンは気にしないでと声を掛けました。

アーサーがギルドで察していたのはジャスミンも気付いていたのだそうです。

 

フレームスワース家はエルフとの戦争で多大な貢献をしたのだとジャスミンは説明しました。

代々強い魔術師をたくさん輩出している家門なのです。

特に火の魔術に強く、元素の中で最強だと謳われる火の属性に強いということに対し、フレームスワース家は誇りを持っています。

 

ジャスミンが兄弟の中で一番早く目覚め、両親はジャスミンに期待を集中させました。

しかし、様々なテストを受けた結果、ジャスミンには火の魔術の才能がないことが判明します。

家族はジャスミンに劣等生というレッテルを貼り付けました。

 

ジャスミンはそこまで話し終えると自らの手を見つめていました。

様々な思いが胸を渦巻いているようです。

アーサーはジャスミンの隣で舌打ちしました。

 

マナ・コアの強さにレベルがあるのは分かりますが、魔術師を元素の愛称によってランク付けするなんてあまりにバカげていると怒っていたのです。

本来元素に上下関係なんてありません。

魔術師がいかにうまく使いこなせるかという一点にかかっているのです。

 

アーサーは熱くなってそうぶちまけました。

その姿を見たジャスミンは、我慢できなくなったように笑い出します。

最強の王様、二度目の人生は何をする？55話の感想