後宮契約 ネタバレ71話【漫画】気品を学べという言葉に鼻白む禮華

漫画『後宮契約』71話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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礼儀作法を身に着けろ！？

白衛は医使者の頼みで禮華の礼法授業を担当することになりました。

気品を身に着けるため、忙しい仕事の暇を縫って時間を作ってくれたようです。

天真爛漫という設定のはずの禮華はあまり気乗りしませんが、とりあえずやってみることにしました。

後宮契約71話のあらすじ込みネタバレ

医使者の頼みを聞いた白衛

白衛は医使者に授業を頼まれたのだそうです。

首を傾げる禮華の前に突き出したのは、礼儀作法の基礎その2と書かれた本でした。

礼法授業だといいます。

 

見覚えのある本の表紙に、禮華はうんざりしました。

そういえば以前、医使者が禮華に説教してきたことがありました。

禮華が白衛と仲が良いと聞きつけた医使者は、白衛から気品を教わったらどうかと口酸っぱく繰り返したのです。

 

いくら皇帝に寵愛されているとはいえあんまりです。

宮殿に入った以上守るべきことは守るべきでしょう。

もっと気品を持って行動するように…と、ぐちぐちとした説教は一度解放すると止まりませんでした。

 

禮華は適当に耳を塞いでやり過ごしていたのです。

いつもの小言だと思ってちゃんと聞いていませんでした。

まさかここまで本気だとは思いもしなかったのです。

 

医使者がこんなことまでさせられるのかと、禮華は白衛に尋ねました。

使者の職に就く人間なら、他の部署にも影響力を発揮するのは珍しくないと白衛は涼しい顔で答えます。

つまり命令なのかと禮華は嫌な予感を覚えながら尋ねます。

 

警告とでも言っておこうと白衛は言葉を濁しました。

禮華は少し意外に感じます。

任務以外のことは一切引き受けないという感じなのに、上の者には逆らえないのかと呟きました。

 

それを聞いた白衛は皮肉なのかと眉を顰めます。

禮華は否定し、感動したのだと答えました。

感動したと適当なことを話す禮華に、白衛は溜め息をつきます。

意外にも本格的！？白衛の実践的な授業がスタート！

とにかく医使者の頼みだから授業をすると白衛は禮華に伝えました。

禮華も溜め息をついて、とにかくお偉いさんは何を考えているかわからないなと皮肉を返します。

ところで何をどうやって教えるつもりなのでしょうか。

 

禮華はチラリと白衛に視線を送りました。

そもそも気品なんて教わって習得できるものではないと禮華は考えます。

白衛の所作からは気品がにじみ出ていますが、こいつは生まれた時からこんな感じだったのではないかと思いました。

 

白衛は禮華に、まず頭に湯呑を載せろと命じます。

さらに湯呑を頭に載せて、背筋を伸ばして座れと伝えました。

禮華はとりあえず言われたとおりにしてみます。

 

こんなことをやって気品が身につくのかと禮華は不満げでした。

全ては姿勢から始まるのだと、白衛は禮華を諭します。

そもそも「側室の禮華」は天真爛漫でなきゃいけないのに、こんなことをやってどうしろと言うんだと、禮華は小声でブツブツ文句を呟きました。

 

湯呑を載せて座っている姿を、さすが姿勢は綺麗だと白衛が褒めました。

基本も知らずに入ってくる新人たちが…と白衛が話している時、天井からガタガタという音と悲鳴が聞こえます。

屋根から人が落ちてきました。

 

言うまでもなく屋根に居た太雲でしょう。

大慌てで逃げていきました。

…多いからだと白衛は話を締めくくりました。

 

もう太雲については話す気もないようです。

どうせなら新人たちを教育したらどうかと禮華は尋ねましたが、新人たちに気品を教えても生意気になるだけだと白衛は反論しました。

白衛にも新人時代があっただろうと禮華は反発します。

 

生意気なことを言って上司に睨まれなかったのかと尋ねたのでした。

しかし白衛は、自分は有能なのでそんなことはなかったとキッパリ断言します。

清々しいほど嫌味な態度に禮華は口をとがらせました。

 

白衛がその唇に手を伸ばして…？

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後宮契約71話の感想