後宮契約 ネタバレ59話【漫画】医使者を嫌がる禮華！その身体は傷跡だらけで…？

漫画『後宮契約』59話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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腕は痛いけれど、医使者は嫌！

そう主張する禮華はある思いを抱いていました。

皇帝が寵愛する側室の身体が傷だらけだったら、それを見た医使者はどう思うでしょうか？

人に身体を見られるわけにはいかないと、禮華は思っていました。

後宮契約59話のあらすじ込みネタバレ

禮華が医使者を嫌がるのには理由があった

禮華はきょとんとしていましたが、医使者という紅覇の言葉にハッとしました。

紅覇の袖を掴んで引き留めます。

医使者は困ると訴えました。

 

あんなに大きな石が当たったのに何を言っているんだと紅覇は眉を顰めます。

傷を治療するには服を脱ぐ必要があると禮華は紅覇に伝えました。

当たり前だろうと答える紅覇には、禮華の言いたいことが伝わっていないようです。

 

禮華は溜め息をついて説明しました。

側室の身体が傷だらけだったら怪しまれるに決まっているだろうと紅覇に告げたのです。

その言葉に紅覇はビクッと反応しました。

 

そんなに多くの怪我をしてきたのかと禮華に尋ねます。

そういうわけじゃないと禮華は否定しました。

それでも刺客の身体に傷跡があるのは当たり前だと紅覇に説明します。

 

最高の刺客に傷跡があって可笑しいかと禮華は笑い飛ばしました。

書紋か明が禮華に傷がなければもっと恐ろしいと話していたと紅覇が呟きました。

分かったなら医使者を帰せと禮華はサクッと答えます。

 

しかし傷の様子を見ないといけないからと紅覇は譲りませんでした。

自分の話を聞いていたのかと禮華は溜め息をつきます。

医使者は信頼できるから心配するなと紅覇は伝えますが、だから自分が信じられないのだと禮華は答えました。

 

話が噛み合わないので、柚子のところへ行かなくて良いのかと紅覇に尋ねます。

今日は柚子の入宮式だったからです。

そう言われた紅覇は身体を強張らせました。

 

寵愛しているお前が怪我をしたのに柚子のもとに行くほうがおかしいだろうと咳払いします。

大丈夫だという紅覇の言葉に、禮華は納得しました。

確かに入宮する側室と一緒にいなくちゃいけないという決まりはありません。

夥しい傷跡に言葉を失う紅覇と医使者

紅覇がそういうのならいいのだろうとあまりに気にしませんでした。

その頃柚子の部屋では、柚子が一人、爪を噛み締めて禮華を呪っていたのですが、禮華は知る由もありません。

結局紅覇の言う通り、医使者を招き入れることとなりました。

 

服の上から腕を軽く動かして痛みの強さや範囲を確認したあと、医使者は患部を確認すると告げました。

平気なのに有無を言わさないその口調に禮華はムッとしながら服をはだけて肩を見せます。

この程度の傷で大げさなことです。

 

石が当たった部分は赤くなっていましたが、それよりも医使者と紅覇の視線は背中に集中しました。

禮華の背中は古い傷跡にまみれていたのです。

紅覇も医使者も青ざめて絶句しました。

 

こういう雰囲気になるのが分かっていたから見せたくなかったのにと禮華は溜め息をつきます。

10年前、虎族の聖地が連合国によって破壊された日、あの場所で生き残ったこと自体が奇跡だったのだと禮華は思いを馳せました。

診察を終えた医使者は、幸い骨折などはなさそうだと告げます。

 

薬を処方するので飲んで休息を取るようにと禮華に告げました。

薬を差し出された禮華はいつものアホな側室の演技をします。

禮華は苦いのが嫌いだから陛下に飲んでほしいと甘えてみせました。

 

演技をしているくらいだからひどい状態ではなさそうだと紅覇は胸をなでおろします。

医使者はジトッと禮華を睨み、しっかり飲むよう釘を差しました。

泣く泣く禮華が薬を飲むと、医使者は部屋を出ていきます。

 

部屋に残った紅覇が最初に行ったこととは…？

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後宮契約59話の感想