お兄ちゃんたちに気をつけて！ ネタバレ52話【ピッコマ漫画】ハリへの恋心を封印するユージン

漫画『お兄ちゃんたちに気をつけて！』52話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「お兄ちゃんたちに気をつけて！」51話はこちら

▼こちらの漫画アプリもおすすめ♪

今回はユージン目線で話は進みます。

ハリに対する気持ちが単なる妹としてではないと気づきながらも、必死にその感情を押さえている様子が切ないです。

 

ハリがユージンに避けられていると感じる描写が続いていました。

ハリへの気持ちが恋だと気付いたときの動揺と、家族を守るため、ハリの笑顔を守るために自分の気持を押し殺そうと葛藤するユージンの本音が描かれています。

お兄ちゃんたちに気をつけて！52話のあらすじ込みネタバレ

ユージンは、エルンストで家族みんなで暮らせるようになってから、ハリをたまに遠く感じることがありました。

でもそれは、しばらく離れて暮らしていたせいだろうと思っていたのです。

自分の知らないハリ

ある日、屋敷で報告を受けたあとユージンは酷く疲れていると感じていました。

ようやく部屋から出ると、ハリがとても心配していると聞かされます。

庭園にいるというので、ユージンは向かいました。

 

自然とハリのことを考えます。

ダイスがハリを気に入っているから后候補に上がっているいるという噂を耳にしていました。

どうせデマだろうと思いますが、ダイスに言動に注意するよう伝えておこうと思うユージン。

 

ハリは外交活動を始めるとあっという間に世間の注目を集めました。

それはエルンストというだけでなく、美しく成長したハリの姿は人々を魅了するに十分だったからです。

でも、その姿にユージンは戸惑いを感じる時もありました。

 

記憶の中のハリとあまりにも違っていたからです。

庭園でユージンを見て微笑むハリを見た時、ユージンの中で警告音が鳴りました。

ユージンは逃げるようにその場を去ったのです。

ハリの結婚話に動揺するユージン

ユージンは公爵位を継いでから、幸せだった時間を取り戻すことだけに心血を注いできました。

そのためにはどんなことでもしてきたのです。

弱気になるときもありましたが、家族のためだと自分を奮い立たせてきました。

 

そして弟妹の幸せだけがユージンの生きがいとなったのです。

いつかは弟妹たちもよいパートナーと出会って結婚するだろうと思っていました。

ところが、ダイスがハリにプロポーズしたと聞いた時ユージンの心はざわめき…。

 

断られたし終わったことだと言うダイスの声も耳に入らないほど動揺します。

ユージンは本当はこの気持の正体は薄々気付いていますが、この感情は誰にも悟られてはいけないと誓いました。

湧き上がる感情を押し殺すユージン

ユージンはハリ以外の女性に対してはひどく冷たい人物でした。

見かねたローエンハーツがせめて令嬢たちに恥をかかせない振る舞いはできないかと進言しますが、まったく取り合いません。

 

その日、仕事から帰ったユージンは、ハリはもう寝たようだとホッとします。

顔を合わせずに済んだと思ったからでした。

ところが、廊下のソファでうたた寝をしているハリの姿が目に入ります。

 

以前なら抱き上げて寝室に連れていけたけれど、もう今は無理だと思うユージン。

それでも手を差し伸べハリに声をかけました。

兄さん…?と呟くハリの声を聞いて、ユージンの心臓は震えます。

 

同時に激しい痛みも襲ってきました。

寝ぼけ眼のハリを寝るよう促すユージンですが、どんな顔をしていたのか思い出せないほどです。

ハリの笑顔が嬉しくて、側にいると幸せな気分になる感情は妹に対するものではなかったのかと自問しました。

 

でも、ユージンはハリが何よりも家族を大切にしていることを知っているので、自らの手で壊すことなんてできないと思うのでした。

お兄ちゃんたちに気をつけて！52話の感想

 

血は繋がっていないから問題がないといえばそうだけど、体裁は悪いのでしょう。

それにユージンは、ハリが何より求めているのが家族だと知っているから、自分の気持を知られてしまうわけにはいかないと思っているんですね。

 

ハリはどうなのでしょう?

ユージンに対して兄以上の感情を持っているとは思うけど、ハリもまたユージンと同じように家族を壊せないと考えているような気がします。