皇帝の一人娘 ネタバレ80話【ピッコマ漫画】アリアドネはアシシを見守り続ける

漫画『皇帝の一人娘』80話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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アシシの傷

カイテルもシルビアも、アリアドネがアシシの傷に触れることを嫌がりました。

シルビアから話を聞いたアリアドネは、ようやくその理由を悟ったのです。

アリアドネはアシシの傍に居続けようと決めました。

皇帝の一人娘80話のあらすじ込みネタバレ

アシシを思いやるアリアドネ

アリアドネはアシシの名を呼んでパパは？と尋ねます。

一緒に散歩するという約束だったのに姿が見えませんでした。

陛下はまだ業務が残っていて本日の散歩は難しいとのことだったとアシシがアリアドネに報告します。

 

アリアドネは分かったと答えてあっさり頷きました。

それじゃ今日はここにいるかと考えて、アシシの顔を凝視します。

アシシはその視線に気付き、どうしたのかと柔らかい笑みを浮かべました。

 

何でもないとアリアドネも笑顔を返します。

どうしてみんながアシシの傷について触れないのか、ようやく分かったのです。

そこに触れること自体がアシシにまた傷を与えかねないからでしょう。

 

思い出したくない記憶を無理に引っ張り出すのもまた別の暴力です。

部屋に戻ろうとアシシが話しかけ、アリアドネは曖昧に頷きました。

彼の傷の深さは計り知れないとアリアドネは思います。

 

それでも癒すために傷に触れるのは自分の役割じゃないと考えていました。

アシシがいつか自分で向き合うべきことでしょう。

そして彼がまた立ち上がるその日まで、自分が傍にいようとアリアドネは心に誓います。

 

部屋へ向かおうとしていたアシシに呼びかけ、散歩をしないかと誘いました。

アシシの好きなお花を見に行こうと笑いかけるとアシシは照れたように否定します。

シルビアから聞いているので、お花が好きだということは知っているのです。

 

アリアドネがそう話すと、アシシはぐっと言葉に詰まりました。

改めて考えると、アシシが自分の感情を隠そうとしているのも、人を避けるように生きているのも、心の傷が原因ではないだろうかとアリアドネは思いました。

そんな大きな傷を背負って、どのくらいのときを一人耐え抜いてきたのだろうとアシシの過去にアリアドネは思いを馳せます。

 

私にもお花について教えてとアリアドネはアシシに笑いかけました。

子どもの頃は詳しかったけれど今はもう忘れてしまったと、アシシは焦ったように答えます。

知っていることだけでいいからと笑顔を見せるアリアドネに、アシシは見惚れたように頷きました。

月日はあっという間に流れる

二人は庭園を散歩していました。

皇室の庭園には様々な花が咲き誇っています。

この花は何かとアリアドネは一つの花を指差しました。

 

これはコスモスだとアシシが答えます。

アリアドネが別の花を指差すと、それはマーガレットだとアシシが答えました。

まだ全然覚えているじゃないかとアリアドネが突っ込みます。

 

アシシはあたふたして謝りました。

まだまだこれからだとアリアドネは思います。

一歩ずつ歩み寄っていこうと思ったのでした。

 

1日1日は長く感じても、時間は確実に過ぎていっています。

あと2ヶ月で7歳を迎えるということに気付き、アリアドネは衝撃を受けました。

早く成長したいと思ってからはや7年です。

 

よく頑張ったとアリアドネは自分で自分を褒めました。

この先まだ長そうだとは思うものの、感慨深いものがあったのです。

部屋にいたセルイラがどうしたのかと笑顔でアリアドネに話しかけました。

 

アリアドネは咄嗟に自分が着ているドレスを指差し、このドレスが可愛いと思っていたとごまかします。

イリンがニコニコしながら、陛下が選んだドレスだからと答えました。

イリンは7年前から何も変わっていないと思うアリアドネの元を訪れたのは…！？

続きはピッコマで！

皇帝の一人娘80話の感想