皇帝の一人娘 ネタバレ87話【ピッコマ漫画】カイテルが戦争をやめた理由はアリアドネ？

漫画『皇帝の一人娘』87話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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戦争をやめたカイテル

アリアドネが4歳のとき、プレツィア征服戦争を最後にカイテルは戦争をやめました。

その知らせに今や今やと怯えていた周辺国家は胸を撫で下ろしたものです。

しかしアグリジェントの貴族たちは、どうせ半年も持たないだろうと思っていました。

そんなこと、とても信じられるはずがないと思っていたのです。

皇帝の一人娘87話のあらすじ込みネタバレ

平和な日々

アリアドネは木の幹に顔をつけて、数を数えていました。

もういいか～い？と笑顔で声を上げます。

返事がないので、アリアドネは不思議に思って近くの茂みを見に行きました。

 

アリアドネが立っていた場所から全然離れていない茂みに、アシシは屈んでいたのです。

見つかってしまったと焦る表情を浮かべるアシシに、アリアドネは怒りました。

ちゃんと隠れてってば！と叫びます。

 

こんな近くにいたら面白くないでしょうと声を荒らげました。

皇女様の安全を考えたらそうもいかないとアシシは真顔で答えます。

せめて10メートルは離れてくれとアリアドネは叫びました。

 

かくれんぼにならないからです。

まあアシシはこういう性格だから仕方ないとアリアドネは諦めました。

自分が折れるしかないことはもう嫌というほど知っています。

 

最後に戦争を辞めてから、もう4年が経っていました。

その間本当にカイテルが戦争を起こすことはなかったのです。

しかも大陸最強の黒騎士は今、アリアドネの遊び相手になっています。

 

予想外にも平和な日々で、それは大陸全体にも言えることでした。

皇帝が正気に戻ったとか、娘ができて人が変わったとか、いろんな噂が行き交っています。

しかし、当のアリアドネはその噂を全く信じていません。

 

パパが正気に戻るわけがないし、娘ができたくらいで戦争をやめるわけがないと思っていたのです。

散歩をしながら、アリアドネはアシシにカイテルが戦争を辞めた理由を知っているか聞いてみました。

皇女様がいらっしゃるからではないかとアシシは答えます。

アリアドネを大切にするアシシ

絶対に違うだろうとアリアドネは思いました。

カイテルが自分のためだけに戦争をやめるわけがないと考えていました。

それだけは絶対にないと確信を持って言えます。

 

アシシはなぜだか、カイテルがアリアドネを溺愛していると思っているようでした。

でも昔を知らないからそう言えるのだとアリアドネは思います。

赤ん坊の頃にカイテルに首根っこを掴まれたのを、アリアドネは忘れません。

 

アリアドネは心の中でアシシに訴えました。

アリアドネがまだ生きているのはひとえにアリアドネ自身の努力の賜物なのです！

何度も聞きを乗り越え、愛嬌ひとつでここまで来たのです。

 

さすが私だとアリアドネは自画自賛しました。

アシシがアリアドネに、足は痛くないかと尋ねます。

まだ散歩初めて3分も経ってないでしょうとアリアドネは呆れて答えました。

 

そうだったとアシシは慌てて顔を赤らめます。

本当に分かりやすくて純粋な男だなとアリアドネはつくづく思いました。

今日は大目に見てやろうとアリアドネは考え、抱っこ！と両手を広げてみせます。

 

アシシは嬉しそうに微笑みました。

もう抱っこされる歳じゃないのに、いったいいくつだと思っているんだかとアリアドネは思います。

アリアドネは軽々とアリアドネを抱き上げます。

 

アリアドネはアシシにしがみつきながら、重たくないのかと尋ねました。

アシシは大丈夫だと微笑みますが、アリアドネは疑いの眼差しを向けます。

重くないふりをしているんじゃないかと思っていたのです。

 

アシシはいつも大丈夫だと答えるので、重くても素直に言う気がしません。

皇女様は羽のように軽いと微笑むアシシにアリアドネは…！？

続きはピッコマで！

皇帝の一人娘87話の感想