皇帝の一人娘 ネタバレ93話【ピッコマ漫画】カイテルから双子を守ろうとするアリアドネ

漫画『皇帝の一人娘』93話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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大切だった彫刻

カイテルがアリアドネに贈り、カイテルもアリアドネも大切にしていた冬の木の彫刻。

それをある日双子が割ってしまい、アリアドネは咄嗟にその破片を隠してしまいました。

とうとう、それがカイテルに知られてしまいます。

アリアドネは双子をかばうため、自分が犠牲になる決意を固めました。

皇帝の一人娘93話のあらすじ込みネタバレ

カイテルが拗ねてる！？

アリアドネはおずおずとアシシに話しかけました。

アシシから見てもパパ拗ねてるよね？と尋ねると、アシシは困ったように頷き、お怒りのようだと答えます。

お怒りじゃなくて拗ねてるんだと心の中でアリアドネは突っ込みました。

 

カイテルは怒って黙っているような性格ではありません。

もしいま怒っていたならここは火の海と化していたはずです。

会うまではちょっと怖かったけど、いざ顔を見たら今度は頭が痛いとアリアドネはげっそりしていました。

 

今夜寝る時どうしようと怯えます。

恐る恐る、書類を眺めているカイテルのもとへやってきました。

アリアドネが着たことには気付いているはずなのに、目も合わせてくれません。

 

ソファーに座っているカイテルの隣によじ登り、そーっと近付きます。

パパ、と呼びかけながら手を伸ばしますが、カイテルは無反応です。

ここまでしても無視するのかと、アリアドネは内心イラッとしました。

 

一発ぶん殴ってやりたいところですが、そんなことをしたら自分が処刑されそうです。

アリアドネはグイッとカイテルの顔を掴んで無理やり自分と目を合わせました。

私が何かしたかと尋ねます。

 

カイテルは眉間に皺を寄せたままアリアドネを睨んでいました。

私が悪いことしたならごめんなさいとアリアドネは伝え、だから怒らないでとお願いします。

悪いことをしたという自覚はあるようだな？とカイテルは聞き返しました。

 

そんな自覚はありません！

そもそもあの彫刻を割ったのはアリアドネではないからです。

でもここで頷かなければもっと拗ねそうだとアリアドネは判断して、教えてくれないと何が悪かったのか分からないと伝えてカイテルに縋りました。

アリアドネの涙にカイテルは困惑して…？

カイテルはため息をついて、スッと水色の破片を指差します。

これはなんだ？とアリアドネに尋ねました。

アリアドネは返事に詰まりました。

 

双子がやったといえばあの双子に未来がなくなります。

器物損壊罪はもちろん、皇宮出禁になるのは間違いないでしょう。

アリアドネはギュッとドレスの裾を握りました。

 

仕方ないので双子の未来のために、自分が犠牲になる覚悟を決めたのです。

割っちゃったと告げると、それならそうと言えばいいものをどうして隠したのだと、カイテルはアリアドネを睨みました。

大事にしていたものの残骸を見たからなのか、カイテルの表情が怖かったからなのか、アリアドネの目に涙が滲みます。

 

急に何かがこみ上げてきたのでした。

パパがくれたから、パパも大事にしていたのに、私が割ったって言えばパパが悲しがるでしょうと途切れ途切れに伝えて、ポロポロと涙を零します。

突然泣き出したアリアドネに、カイテルは困惑した表情を浮かべました。

 

困惑しているのはアリアドネにもすぐに分かりました。

急に泣いたらカイテルがびっくりするのも当然だろうと頭のどこかで冷静に考えますが、涙が止まりません。

でも、泣いているからかカイテルは何も言いませんでした。

 

アリアドネは泣きながら、ごめんなさいと繰り返します。

カイテルはため息をつくと、アリアドネを抱き寄せました。

カイテルの体温に、アリアドネはまた涙がこみ上げてきてしまい、声を上げて泣きます。

 

そんなアリアドネにカイテルが放った一言は…？

続きはピッコマで！

皇帝の一人娘93話の感想