リベンジウェディング ネタバレ70話【漫画】初恋の子と妻が同一人物と知ったデメトリオ

漫画『リベンジウェディング』70話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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幼い初恋

誰も君のことを愛していないなら僕が愛してあげると、少年時代のデメトリオは女の子の手を握って約束しました。

銀髪に緑色の目をした女の子は、目に涙を溜めてデメトリオを見つめます。

だからもう泣かないで、笑顔を見せてとデメトリオは女の子に語りかけました。

名も知らぬ女の子でした。

リベンジウェディング70話のあらすじ込みネタバレ

デメトリオはメルケディアが例の女の子だと悟る！

デメトリオは走りながら、幼い初恋の記憶を思い出していました。

あの時も周りが全部凍って、その女の子まで氷の中に隠れてしまっていたのです。

あの時と同じだとデメトリオは思いました。

 

過去の幼いデメトリオは、結局自分のオーラを全部出しきって一帯を溶かすことによって氷を消し去りました。

しかし未熟なオーラを使用した反動で、その翌日からヘイスタンを離れる日まで熱が下がらなかったのです。

高熱に苦しむことよりも、あの時泣いていた女の子がちゃんと笑顔を取り戻せたのかどうか、そればかり気になって仕方がありませんでした。

 

名前を聞いておけばよかったとデメトリオは後悔します。

走りながらデメトリオは、どこかスッキリした気持ちでした。

もう一度会いたいと思っていたあの女の子が誰なのかようやく分かったのです。

 

心から笑えているのかは分かりませんが、その子はよく笑う子に育っていました。

デメトリオが思い浮かべたのはメルケディアの微笑みです。

少し離れたところでは、イベインが自分の両手を見つめてぶつぶつと呟いていました。

 

そんなはずがないと自分に言い聞かせます。

この公式のとおりにすれば魔法陣同士で連結するはずなのに、どうして魔法がかからないんだとイベインは叫びました。

足元には三つの魔法陣があります。

 

しかし自分の手のひらを見つめながら、イベインは自分の体内からマナの流れを感じられないことに気付きました。

つまり魔法が使えないということです。

メルケディアにマナ結界弾を放った時のことを、イベインは思い出しました。

魔法を使えなくなったイベイン

あの時マナの流れがもつれてしまったのかもしれません。

イベインは顔を上げてメルケディアを見上げました。

メルケディアは氷で作られた木のツルのようなものに捕らわれて、地上数メートルの高さで気を失っています。

 

魔法が使えない魔法師なんて、生きている価値がありません。

またお前のせいかと呟きながらイベインはフラフラと立ち上がります。

僕の人生は全部お前のせいで…と呟き、だから少なくともメルケディアも自分と同じ気分を味わうべきだと自分の行為を正当化しました。

 

僕が魔法を使えないならお前も一緒に○なないとと呟きながら、イベインは剣を握ってメルケディアの方へ進んでいきます。

氷漬けになっている一帯まで近づくと、イベインは剣を振りかざしました。

しかし、イベインに飛びかかるようにデメトリオが現れて邪魔をします。

 

これ以上メルに手を出すなとデメトリオは怒鳴りました。

魔法を使って反撃でもしてみろとデメトリオはイベインを睨みますが、なんだ？使えないのか？と異変に気付きます。

イベインは身体を震わせながらデメトリオを睨みつけました。

 

メルケディアの暴走を利用しようとして、逆に自分の魔力回路が縺れちまったのかとデメトリオは笑い、ざまあみろとイベインを罵ります。

バカにするな、お前のことも絶対に○してやるとイベインは叫びました。

デメトリオは彼を一瞥し、頬に拳を一発お見舞いします。

 

イベインは呆気なく倒れ、そのセリフはもう聞き飽きたとデメトリオが吐き捨てました。

イベインを片付けたデメトリオは、やっとメルケディアのところへ向かい…！？

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リベンジウェディング70話の感想