狼女帝ロゼリン ネタバレ59話【ピッコマ漫画】どんな事でもすると覚悟したロゼリン。

漫画『狼女帝ロゼリン』59話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「狼女帝ロゼリン」58話はこちら

▼こちらの漫画アプリもおすすめ♪

徐々に毒に蝕まれていくジュンに何もする事が出来ないロゼリンは取り乱し、絶望しました。

けれど、そんな彼女の前に唯一の救いの道が開かれます。

現れたのは求婚者達の中でも最年少であり朝東国の王であるダンソと、その医者であるジャンリー。

誰かが想う気持ちこそ薬になるのかもしれない

彼らはジュンと同じく東方にある国である為、ジュンに使われた毒を和らげ治す事が出来るかもしれません。

ジャンリーの応急処置に対して最初は過敏に反応するロゼリン。

彼女にとってジュンはもうただの夜の相手でも、顔がいいだけの物ではないのです。

 

ジュンの為ならば、どんな事でもする覚悟を決めたロゼリンの懸命な想いは届くのでしょうか？

狼女帝ロゼリン59話のあらすじ込みネタバレ

自分にできる事は何でも

それからもジャンリーによる治療は続いていました。

丸薬を飲ませたり、東方の呼吸法を使い少しでもジュンの体から毒を抜かそうと懸命な治療は続いていきます。

ロゼリンの心中は穏やかではなく、皇帝として仕事とジュンに毒を盛った犯人を探す事で余裕がない様子。

 

本当は、今すぐにでもジュンのそばにいたいのでしょう。

皇帝という立場がそれを許すはずもなく、それでも空いた時間は全てジュンの看病に向かっていました。

先の見えない治療の日々は過酷で、ジャンリーやダンソ…そしてロゼリンの体も疲れさせてきます。

 

そんなある夜、ジュンの側でうとうとしかけていたロゼリンは窓に向かい大きな器に月の光を集めているジャンリーを見かけます。彼女いわく、青い夜の月の雫には言い伝えがあるとの事。

青い夜、月が病人の為に涙を流す…というものでした。

 

ただの迷信か、と言ったロゼリンですがジャンリーはそうではないというように答えます。

誰かを心から大切に想い、回復を祈ればきっと通じるのだという事を。

ジャンリーは、ここで愛という言葉を使います。

 

たとえそれがただの言い伝えなのだとしても、大切な人の為に想う愛は無駄ではないのだと…彼女は言いました。

ロゼリンにはまだ愛が何なのかわかりません。

 

けれど、ジャンリーの言う大切な人を想う気持ちというのは彼女の中にしっかりとありました。

何が出来るか、ではなく出来る事をなんでもやる。

そう思ったのか、ロゼリンは器を受け取りジュンの為に月の光を集めたのでした。

失う事が怖いという事

それでもすぐに具合が良くなるというわけではなく、ジュンは悪夢にうなされていました。

ジャンリーいわく、体が弱ってしまった事で今まで気持ちで抑えていた想いがあふれてしまったのだと。

亡くなった兄達を呼ぶジュン。

 

ロゼリンにとっては他人で、何年も前に亡くなった事じゃないかと言い捨てます。

ジャンリーはそんな彼女に優しく教えるのでした。

愛する人との別れは簡単に耐えられるものではなく、自分の一部が引き裂かれてしまうように辛いものなのだと。

 

愛というものがわからないロゼリンに理解できるわけないと思われました。

それでも、ジュンを失いたくないという気持ちが愛なのだと薄々気付いているのでしょうか？

彼の手を取り、頬を添わせるロゼリン。

 

うなされながらもジュンが陛下、と呼んだ時のロゼリンの顔はとても穏やかなのでした。

希望の兆しが見えて来た所で、別の所ではある事が起きているようです。

何か恐ろしい事が起こりそうな予感のする続きは、ピッコマにてお楽しみください。

狼女帝ロゼリン59話の感想

 

もちろん、もしかしたら貿易の事とかで何か取引を考えていたとしてもジュンを助けようとしてくれている事がロゼリンの支えにもなっているようですし、読者としても十分です。

同じ東方の国から来ているとのことですが、東の方にはどれくらいの国があるのでしょうね？

 

もしかしたら、ジュンの国が滅ぶ前は親交があったりしたのかも？

だとしたら、見知った顔かもしれないですよね！

誰かを憎み、呪うような感情が強くなると獣の性分が強くなってしまうように見えるロゼリンも、今回は2人の気持ちとジュンを想う愛しい気持ちが勝って優しい顔をしてました。

 

どうかこのまま、ジュンの毒が消えてくれますように…！