皇帝の一人娘 ネタバレ115話【ピッコマ漫画】アリアドネを見つめるカイテルの思い

アリアドネを大切に思うカイテル

カイテルの性格もあり、人に自分の気持ちを打ち明けることが少ないということもあり、これまであまり描かれてこなかったカイテルの思い。

アリアドネへの思いが明らかになります！

周囲で親バカと言われているのに反論することもできないほど、カイテルはアリアドネを大切に思っているようです。

決して手放したくないというカイテルの気持ちが伝わってきます！

皇帝の一人娘115話のあらすじ込みネタバレ

カイテルは親バカ？

娘に構いすぎているという自覚はカイテルにもありました。

親バカだという噂が国外にまで広まっても言い返せないほど、常に傍に置いているからです。

昼食と夕食を一緒にとるのは当たり前で、さらには同じベッドで眠るのです。

親バカ以外の何者でもないとカイテルは自嘲しました。

もちろんそれには正当な理由がありましたが、周囲の人間にはそんなことまでわからないだろうとカイテルは考えます。

そんなカイテルの考えも知らず、ペルデルはお気楽にお前も皇女様の魅力にハマったんだななどと軽口を叩いてきました。

キラキラした目で同意を求めてくるペルデルがうざったくて、うるさいと一言告げるとペルデルに花瓶を投げつけます。

いつもの光景です。

振り返れば、赤子を傍に置き始めたのはただ不思議だったからでした。

小さくて柔らかい生き物が息をしています。

押しつぶせば抵抗もせずに○んでしまいそうな生き物が人の真似事をするのが、カイテルには不思議でした。

さらには時折自分の言うことを分かっているのではないかと思う瞬間もありました。

それが何とも言えず新鮮で面白かったのです。

そして時は流れ、アリアドネはどんどん大きくなります。

歩けるようになり、言葉を覚え始め、いつの間にか人間らしくなっていました。

これが本当にあの小さく無防備だった生き物なのかと今でも不思議に思います。

カイテルの執務室で、俺も皇女様みたいな娘が欲しいとペルデルが祈るような仕草を見せました。

一生持てないだろうと伝えると、ペルデルは泣きそうな顔で反発してきます。

覚えてろとペルデルは怒鳴り、俺もいつか娘のパパになってやるんだと泣きながら拳を握りました。

もう殴るのも面倒になり、カイテルは放置することにします。

そこへ、パパ！という声とともにアリアドネが現れました。

不可解でも不快ではないアリアドネの行動

白い花を抱えたアリアドネが、見て！と嬉しそうに部屋に入ってきます。

綺麗な花を見つけたんだと伝えると、カイテルに白い花を差し出しました。

パパにあげる！とアリアドネは宣言します。

カイテルにとって娘の行動は不可解でした。

何が目的なんだと思っていたのです。

セルイラは、自分が見たものを父親にも見せたくて持ってくるのだと説明していました。

しかしわざわざ持ってくる必要はないのにとカイテルは思います。

それでも、嬉しそうなアリアドネの笑顔を見ているとそんなことを言う気にはなれませんでした。

これをどうしろと？と尋ねると、鑑賞すればいいとアリアドネは答えます。

いつもならすぐに捨てるところですが、今はそんな気分ではありません。

カイテルはアリアドネからの花をもらっておくことにしました。

しかし摘んだ花など執務室に置いたことがないので、どう扱えばいいのかと扱いに困ります。

その横でペルデルが、私には？とアリアドネに手を広げてみせました。

アリアドネは困ったように、ペルデルにはないけど…と答えます。

ペルデルは絶句したあと、ひどいと叫びました。

何がひどいんだとカイテルは小さく笑います。

父親と同等の扱いを望むのが間違っていると思いました。

皇女様はどうして私に冷たいんだと叫ぶペルデルに、アリアドネが返事に困り謝っています。

俺の娘を困らせるなと、カイテルは内心苛立ちました。

その時アリアドネが発した言葉は…？

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