廃妃に転生した私は小説を書く ネタバレ15話【韓国漫画】ユキンの「転生モノ」小説が大ブームを巻き起こす！

ユキンの一作目は「転生もの」！

ユキンの「無名之友」としての一作目・凡人修仙記が発売されました。

それは主人公が死んでしまうところから始まる転生モノで、ユキンの時代の人たちは度肝を抜かれます。

ユキンの小説に驚き、夢中になってしまったのは皇帝も例外ではなかったのでした。

廃妃に転生した私は小説を書く15話のあらすじ込みネタバレ

「転生モノ」の修仙記！

書店の主人が蘇大人から受け取ったばかりの「無名之友」の凡人修仙記を皇帝へ届けにきました。

数ページ読んだだけだが面白い、続きが気になるのでと書店の主人は本を皇帝へ手渡すとそそくさと帰っていきます。

仙人修行の話はたいして珍しくもなく、すでにさまざまな設定のものがありふれているので、いまさら新鮮な話などあるのだろうかと疑心暗鬼の皇帝ですが…

さっそく1ページ目を読んで混乱します。

なぜなら物語は主人公の魏則堂が19歳で見知らぬ人に殺されてしまうところから始まっていたからです。

いきなり主人公が死んでしまうなんて意味がわからない、と物語に引き込まれていく皇帝なのでした。

夜、月貴妃が皇帝のもとへやってきました。

いま、皇帝の許可なく寝殿に入ることができる権限があるのは月貴妃だけです。

しかしその様子を見て侍女たちは今夜ばかりは月貴妃も皇帝のもとで泊まっていくことはできないだろうと話しています。

なぜなら皇帝は最近徹夜で本を読みふけっているから。

それでも皇帝は月貴妃を寵愛しているし、さすがに邪険にすることはないだろうと話す侍女たちですが…

月貴妃が皇帝のいる部屋に到着しましたが、皇帝はそれにも気づかないほど熱心に本を読んでいます。

月貴妃に声をかけられてようやく読んでいた凡人修仙記を脇に置きましたが、なぜ来たのかとつれない様子。

睡眠に効く新しい香が手に入ったから皇帝と試したいと甘える月貴妃ですが、皇帝の頭のなかは本のことでいっぱい。

月貴妃のいうことに答えずに、逆に凡人修仙記の内容を話して聞かせます。

それによると、首都に向かう途中で修仙の名門の家元である女に同行を頼まれた主人公の魏という少年。

ところがなぜか魏は女の正体は妖怪だと言い始め、女はその気骨に感服して魏を邪の道へ落とそうとするのでした。

続きを催促する月貴妃に、自分も続きは知らないのだと肩を落とす皇帝。

この本を読破しなければならないから今日は帰りなさいという皇帝に月貴妃は自分の耳を疑いますが…

皇帝は人を呼び、月貴妃は本当に帰らされてしまいます。

しかし月貴妃は帰らされたことよりも、小説のあらすじの続きが聞けなかったことが気になるほど小説に心を奪われたのでした。

翌朝、書店の主人と蘇大人が凡人修仙記の感想を言い合っています。

二人とも徹夜で読んで目が腫れています。

斬新な文章構成だが、これはいったいどういうジャンルの小説なのかと聞く主人に、蘇大人は著者の「無名の友」ことユキンは「転生モノ」と言っていたと答えるのでした…

一方、街の人々も凡人修仙記をめぐって大騒ぎ。

一日に入荷する数が限られているため、闇市で定価の10倍で買った人もいるようです。

運良く買えた人によると、凡人修仙記は田舎で平和に暮らしていた魏則堂が殺されるところから物語が始まります。

殺された魏則堂はこの世に再び転生し、自分を殺した犯人を探し出そうとするのでした。