俺一人だけカンストレベル帰還者 ネタバレ94話【漫画】幻覚に翻弄される明祥！

漫画『俺一人だけカンストレベル帰還者』94話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「俺一人だけカンストレベル帰還者」93話はこちら

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古代の深淵3階のボスとは・・・？

古代の深淵の三階へ侵入してみた明祥。

そこで雑魚の騎士たちを薙ぎ払い、ボスらしき騎士に遭遇しました。

ボスがいろんなところに転移し明祥を翻弄したかと思ったら、明祥の首から血が噴き出します。

 

思わぬ状況で、明祥は倒れてしまいました。

気が付いた時には、最初と同じく3階の部屋へ入っていくシーンに戻ったのです。

明祥は、その理解が出来ない状況に困惑するのでした。

俺一人だけカンストレベル帰還者94話のあらすじ込みネタバレ

これは全て幻覚・・・？

「仮面の君主」こと伊野明祥は、一度首から血が噴き出し倒れました。

しかし気が付いた時には再び同じ部屋に戻ってきていたのです。

意味不明な状況に困惑した明祥ですが、玉座の両脇にあるツボに注目しました。

 

そこから赤い霧のようなものが絶え間なく発せられています。

幻覚ではないかと明祥は気付きました。

神弓アカディオンを取り出し、構えます。

 

弦を引き、ツボに向かって光の矢を放ちました。

続けざまに玉座の両脇のツボを破壊します。

破壊されたツボからは赤い霧があふれ出て、明祥を取り囲みました。

幻覚解除か！？

目の前の玉座が、ただの木の椅子に変化しています。

まだ幻覚の中にいるのか？と訝しげに椅子に近付きました。

すると、明祥の背後から何やら笑い声が聞こえます。

 

そちらの方に視線を向けるとそこには小さいピエロのようなものがいました。

何者かと明祥が訪ねます。

ピエロはお前が作った悪夢だと答えました。

 

瞬間、ピエロは巨大化し、恐ろしい形相を明祥に向けます。

それを見た明祥は、これまで見たこともない絶望な表情を浮かべました。

ふと周りを見ると、崩れかかった城の中にいたのです。

 

またも訳の分からない状況で戸惑っていると、足元に気付きました。

そこには剣を突き立てられた魔王バアルが転がっています。

視線を背後に向けて振り返るとそこには魔王バアルが立っていました。

 

そう、これはエターナル・ワールドでバアルを倒したときのシーンです。

一人残った明祥は、何とか魔王バアルを倒しました。

しかし、それは虚像であり、真の魔王バアルが背後に現れたのです。

明祥の恐怖が明らかに！？

これが明祥の恐怖のようでした。

魔王バアルの一連の事象は、明祥にとって初の敗北です。

焦りを隠せない明祥でしたが、これが幻想だということは分かっていました。

 

幻想故、明祥には何もできないはずです。

高みにいるバアルは応えました。

このバアルが幻想であるのならば、その幻想でも恐怖を感じる明祥はどれだけくだらないのかと。

 

その事実を突きつけられた明祥は、愕然とします。

そして後ずさりし、背を向けて逃げてしまいました。

もはや仮面の君主ではなく、私服の普通の明祥に戻ってしまっています。

 

バアルは、逃げても自分は絶対に消えないから無駄だと笑いました。

それが人間の恐怖である為です。

逃げる明祥の頭の中に、エターナル・ワールドでの出来事がよみがえりました。

 

弟である一祥、仮面の傭兵団の幹部たちは皆明祥に全て託して死んでいきます。

この恐怖は間違いなく明祥が持っているものでした。

そして逃げるのを止め、立ち止まった明祥。

 

恐怖を克服することが出来るのでしょうか？

続きは本編でお楽しみ下さい！

俺一人だけカンストレベル帰還者94話の感想