狼女帝ロゼリン ネタバレ60話【ピッコマ漫画】治らない毒に焦るロゼリンはついに…！

漫画『狼女帝ロゼリン』60話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「狼女帝ロゼリン」59話はこちら

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強い毒に侵されたジュンを懸命に看病するロゼリンとダンソ、ジャンリー。

彼女達が身を削ってジュンの回復を願っている間、ルーカスはなにやら影で暗躍している様子。

増幅されていく獣の性

一所懸命に看病している中でも、ジュンの中に入ってしまった毒はかなり強い物で簡単には抜けてくれないようです。

激しく吐血したジュンを前に、ロゼリンは冷静さを完全に失ってしまいジャンリーに襲い掛かってしまいました。

 

何が起きたのか説明するジャンリーですが、ロゼリンの中にある憎しみが膨れ上がって来ていました。

それは、現状何もできない事に対する苛立ちもあるのかもしれません。

ですが、その感情の大元は深い悲しみだったのです。

狼女帝ロゼリン60話のあらすじ込みネタバレ

暗躍するルーカス、彼の狙いは？

その頃、宮廷から犯人を連れ出したルーカス。

人気のない森で犯人の男に拷問をかけていました。

怯え苦しむ彼の顔を正面から見て平然と熱いコテを押し当てるルーカスは、どこか楽しそうにも見えます。

 

そんなルーカスの知りたい情報はただ1つ。

あの森で立ち去った狼について…そして、ロゼリンが負っていた怪我について。

狼の体のどこに矢が刺さり、火傷をしていたのかを問い詰めていたのです。

失う恐怖と悲しみ

その頃、ジュンは最後の峠を迎えていました。

体中にあるダメになってしまった血を吐き出したジュン。

ロゼリンは動揺し、看病をしてくれていたジャンリーに掴みかかっていたのです！

 

周りの制止も耳に入っていないロゼリンは、ギリギリとジャンリーの首を絞めながらもどういう事なのか問い詰めます。

通常であれば、血を吐くと言う事は悪化しているという事に捉えられてしまうのでしょうが、ジャンリーが言うにはダメになった血を吐き出し苦しみの峠を迎えているとの事。

 

他国の人でありながら医者として出来る事を全てやってくれたジャンリー。

ロゼリンは彼女の首を絞める力を強めます。

焦りと恐怖、そんな感情が今のロゼリンを動かしているようにも見えていました。

 

このままではジャンリーがやられてしまう、とダンソはロゼリンに刃を向けますが返り討ちにされてしまいます。

ダンソがジャンリーを守ろうとする姿に苦悶の表情を見せるロゼリン…そうしている間にもジュンの吐血は続いていました。

 

今、襲い掛かられたにもかかわらず、すぐに看病にかかるジャンリー。

彼女に言われてティアルピも手伝いますが、ロゼリンは動くことができません。

何故、やっと人を愛すると言う事がわかってきたのに、こうなってしまったのか…。

 

生まれて初めて誰かを愛したのになぜ？

ロゼリンの中でそう考えるうちに、恐ろしい思いが沸き上がってきていました。

ジュンを失ってしまうかもしれない恐怖と悲しみが憎しみに変わってしまった瞬間です！

想いは憎しみに変わり

それは、すぐに大きく膨れ上がり月の光を集めて回復を祈るという事さえも迷信だと切り捨ててしまう程。

憎しみに飲まれてしまった彼女はいつの間にか白い狼の姿になってしまいます。

もはや、ロゼリンに正常な思考はありません。

 

人間の命はすべてジュンに捧げよう、まずはダンソを生贄にしようと恐ろしい狼の姿となって襲い掛かってしまったのでした。

その時、ある事が起きたのです…！

狼女帝ロゼリン60話の感想

 

ダメになった血を外に吐き出して、一緒に毒も出すという事なのでしょうがあまりにもショッキングすぎて動揺が隠せません。

読者の私でさえびっくりしているのに、ロゼリンが冷静でいられるわけありませんよー！

 

でも、ダンソもジャンリーもティアルピもそれでもジュンを治そうと一所懸命なんですよ。

ジャンリーを憎んでいる場合じゃないよロゼリン！

生贄とかそんなことよりも他に何かあるでしょっと言いたくはなりますが、出来る事が何もない状態で大切な人が居なくなってしまうかもしれない恐怖って尋常じゃないですよね…。

 

気持ちはすごくわかるのですが、ダンソやジャンリーを憎んでも何もならないのに…。

こんなの辛すぎる…この気持ちのまま、また2週間待つなんて。

ロゼリンが正気を取り戻して、ジュンが治って2人がまた並んで笑っている所が見たいですね。