レディーメイドクイーン ネタバレ94話【ピッコマ漫画】ビオレッタへの信頼と流行り病

皇帝は皇后を失った事で、ビオレッタに対してさらに他の皇子などとの差を見せつけるようになりました。

思いがけない贈り物や帝国の行事の際にもビオレッタを優遇します。

それは、継承者としての指名とかかわりがあるのでしょうか。

あるいは皇后の娘だからという理由なのか注目です。

また、帝国には深刻なあるものが流行してしまいます。

例外なく皇族たちにも襲い掛かるようですが、継承権争いに紛れてしまい面倒な事になりそうです。

レディーメイドクイーン94話のあらすじ込みネタバレ

皇帝のビオレッタへの想い

皇帝は侍従にネックレスの箱を開けさせました。

ビオレッタを呼び出そうとしていたのはこのネックレスを贈るためだったようです。

贈り物の多さをアビゲイルは指摘します。

皇帝は自らお金を使う女がビオレッタだけになった事を伝えました。

アビゲイルは嬉しいと同時に皇妃たちに知られたら恨まれてしまうだろうと笑うのです。

皇帝はビオレッタが喜べばそれでいいのでした。

話は収穫祭に移り、皇帝は準備が整っているか気に掛けます。

アビゲイルは第1皇妃が中心となっている事を伝えました。

そして、収穫祭の狩りについて皇帝に尋ねます。

皇帝はニヤリと笑い、アビゲイルの気遣いを褒めたのです。

謙遜するアビゲイルにラキエルに聞けと命じられたのか尋ねました。

ラキエルはアビゲイルに協議したい事があるけど、皇帝が姿を現さないからという理由がある事を伝えます。

そして、今年は凶作である事を告げ国民への慰労が必要だと提案したのです。

収穫祭は皇帝が毎年行う行事だからと国民は期待しているのでした。

アビゲイルはビルキアスが間に合わないと考え、やはり皇帝しかいないと示します。

皇帝はビオレッタが代わりにすればいいと命じました。

アビゲイルは女がそのような事をしていいのかと戸惑いますが、皇帝は女だったら皇位はいらないのかと尋ねます。

それでもアビゲイルは、皇帝に代わる人などいないと明言したのです。

その言葉に皇帝は嬉しそう。

そんな事を言ってくれるアビゲイルを気に入っているようでした。

皇帝は父親は死ぬ間際まで欲深いものだと話します。

だからこそ、自分をはじめ色んなことを一つずつ盗んで行けとアドバイスをしたのです。

そして盗んだものをまるで最初から自分のものだったようにしていけと伝えました。

伝染病

皇宮の庭で、アビゲイルは読書をしています。

ミロイラはすっかり秋めいてきた事を話しました。

無事に収穫祭は終わっていたのです。

アビゲイルが収穫祭の狩りの途中に落馬するといったアクシデントがありました。

しかし、グラントニアの歴史上皇帝の代わりに皇女が務めた事はなかったので意味はとても大きいのです。

今回の事で皇帝の心がどちらに傾いているのかを示す機会になりました。

アビゲイルはミロイラに、パサカリアを祀る寺院がいつできるのか尋ねます。

ミロイラはあと5年くらいはかかるだろうと侍従が言っていた事を伝えました。

しかし、毎日1万人くらいが動員されていて凶年で仕事がなかった人たちにとってありがたい事だったのです。

それでも長い年月がかかるため不満が出てこないかミロイラは心配な様子。

その時、誰かが二人の元へと走ってきました。

服装の感じからミロイラの実家であるメイヤー家からの使いのようです。

手渡された手紙を読んだミロイラは、その手紙を握りつぶして俯いてしまいました。

アビゲイルがどうしたのかと尋ねたところ、なんとミロイラの弟が伝染病で亡くなってしまったとの便りだったのです。

その事態を皮切りに、帝国では伝染病は流行ったのでした。

枢密院でも、伝染病は問題視されています。

すでに首都東部だけでも4万もの人々が亡くなったのです。

しかも、たった10日の事でした。

枢密院のメンバーはこれまではラキエルが処理して来た事だけど、問題が大きすぎるから皇帝に知らせるべきだと提言します。

ラキエルは同意しますが、状況が思わしくないのを理解しているだろうと確認するのです。

もうどうする事も出来ない問題だと割り切る必要があるとも伝えるのでした。

皇帝の健康状態も良くないのです。

精神的には元気ですが、この報告によって精神的にもよくない状態にはしたくないのでした。

一方で、伝染病が収まり始めた頃に第6皇子のイアンが10歳で亡くなったのです。

イアンが亡くなって4日ほど経過しましたが、最低限の処理しかされず部屋の真ん中に置かれていたのでした。

葬式も墓も皇帝の承認がないため、何も決められず放置されてしまったのです。

母親であるエロイーズは、イアンの棺にすがりながら毒殺されたと考えていました。

エロイーズ自身も何度も毒殺されそうになってきていましたが、それは亡くなった第3皇妃の仕業でしたので相手がいません。

しかし、エロイーズの中では継承者たちの誰かがやった事だと思い込んでおり容疑者が絞られていたのです。

エロイーズは動き出したのでした。