レディー生存の法則 ネタバレ27話【ピッコマ漫画】アリスの記憶から

アリスの想い

昔を懐かしむアリス。
しかし現在の状況はアリスにとって悪いものです。
ここからアリスはどう動くのでしょう？

レディー生存の法則27話のあらすじ込みネタバレ

アリスの記憶

アリスは昔を思い起こしていました。
侯爵家に生まれ、見た目も良く、惜しみなく降り注ぐ関心と愛情。
祝福という言葉は自分のためにあると信じていた幼いアリスには、足りないものが何もなかったのです。

しかし、そんなアリスの前にイブが現れました。
ローデリン公爵の養女であるイブは、もとは孤児です。
しかし人々の関心は見目麗しい幼いイブに移っていったのでした。

アリスにとっては屈辱です。
全てを奪っていったイブを憎みました。
しかしそんなアリスに転機が訪れたのです。

孤児だった頃のイブは痩せていてとても可愛らしい子供でした。
しかしローデリン公爵家に引き取られたイブは、食事のおいしさについ食べ過ぎてしまい、少しずつ太ってしまったのです。

そこでアリスはイブを太らせる作戦に出ました。

太った方がかわいい、美味しそうに食べるイブを見たら大人たちが喜ぶ、と。
純粋なイブはそれを信じ、美味しそうにデザートを食べるようになっていったのです。

さらにアリスは、イブを餌付けするようにデザートを用意するようになったのです。

新しいお店のものなど、イブが喜びそうなものを。
イブはそんなアリスを信じていたのでした。

すっかり太ってしまったイブ。

そうしてアリスは再び帝国一の美少女の座を取り戻しました。
男たちにも囲まれ、幸せな自分を取り戻したのです。

レクシアードがイブに求婚しても平気です。

その頃には既にレクシアードと関係を持っていたのですから。
レクシアードの本当の愛は自分に向けられていると知っていたのです。

しかし今のこの状況は…。

アリスは軟禁されている部屋を訪れた父、ミリーク侯爵を問いただしました。
レクシアードは自分を心配しているはずだ、と。

今はどんな状況なのか？

レクシアードから伝言はないのか？
しかしそんなアリスを父は怒鳴りつけました。

そしてアリスは父から真実を聞くことになります。

アリスは利用された、レクシアードは全ての罪をアリスに被せるつもりだ、と。
しかしアリスは信じません。

2人は本物の愛で結ばれていると信じているのです。

レクシアードにはきっと考えがあるはずだと考えました。
そしてイブよりも自分を選ぶはずだ、と信じて疑いません。

真実を見ることができないアリスを見て、父はため息をつきました。

もはや何を言っても無駄なようです。
部屋の外の部下にアリスが逃げ出さないようにきちんと見張るように命じます。

父が退室した後、メイドがお茶を持ってきました。

こっそりとレクシアードからの手紙を持ってきたのです。
それは、ミリーク侯爵邸の裏で会おうという手紙でした。

夜、ウィッグを付けて部屋を抜け出したアリスは、レクシアードとの待ち合わせ場所へと急ぎます。

そこにはレクシアードが待っていました。
思わず駆け寄ったアリスにレクシアードはキスをしたのです。

お互いにやつれてしまったことを心配し合う2人。

アリスはレクシアードが自分を忘れたのではないかと心配していました。
イブの企みに騙されてしまったのですから。

しかしレクシアードは、そんなはずはないと否定します。

自分の女を差し置いてよそ見なんかするはずないと。
アリスの大好きな笑顔を作って見せたのです。

走ってきて疲れただろうとアリスに飲み物を用意したレクシアード。

それにはもちろん、薬を入れて…。
アリスが飲み干すのを見たレクシアードは、こっそりと笑みを浮かべるのでした。