レディー生存の法則 ネタバレ33話【ピッコマ漫画】イブ、ついにマナを会得！

イブの決意

イーサンとの試合で意外なことが起こります。
それを発端に父はイブを認めざるを得なくなるのです。

レディー生存の法則33話のあらすじ込みネタバレ

マナ

初めの合図とともに戦い始めるイブとイーサン。
イブの素早さと剣の扱いにローデリン公爵は驚きました。
剣を始めてまだ半年なのに、成長が早いのです。

しかしそれは身体能力と経験不足を補うほどではありませんでした。
イブは試合が長引くにつれて、疲れが見え始め、動きが鈍ってきます。
しかし、イーサンに降伏するよう促されてもイブは諦めませんでした。

このままでは負けると思ったイブ。
なんとか反撃できる隙を見つけようとします。
決定的な一撃を、と必死に考えた瞬間でした。

イブの体を美しい光が取りまきます。
イーサンはゾワリと体を震わせました。
イブはそのまま剣で斬り込み、イーサンの剣を折ったのです。

イブはついにマナソードを会得しました！
呆然とするイーサンに勝ちを宣言したイブ。
イーサンはがっくりとうなだれたのです。

イブは大喜びで父に報告します。
しかし、父に勝ちの報告をしたその後。
イブはバッタリと倒れてしまうのです。

目が覚めたのはベッドの中でした。
目を覚ましたイブに寄り添っていたのはちちです。
心配そうにイブを覗き込みました。

父はイブに、いつからマナソードを使えるようになったのかと問います。
イブは照れながら、さっき初めて、と告げました。
イーサンに勝ったのだからもう反対しないよね、と。

しかし父は頭を抱えます。
イブが倒れた原因は、そのマナソードだからです。
ソードマスターの父はそれを知っていました。

元々マナソードは実戦で使うまでにかなりの鍛錬を積まなければなりません。
しかしイブはたった半年でイーサンとの試合に使ってしまったのです。
鍛錬を積むことなく実戦で使ってしまったがために、イブの体に無理がきたのでした。

下手をしたら体に大きな後遺症が残ったかもしれないほどの無茶なのです。
今回は無事でしたが、次はどうなるかわかりません。
そんな父を見てイブは、やっぱり許してはもらえないかも、と顔を伏せました。

しかし父は、これからはより一層鍛錬に励むように、と告げたのです。
ここまで強い意志を持つイブを止められないと笑いました。
ソードマスターの才能が花開いたイブを誇りに思っているようです。

しかし大手を広げて賛成しているわけではありません。
男装して騎士団に入ることが帝国法違反になることに変わりはないのです。
万が一、正体がバレれば罪に問われるのです。

ひたすらにイブを心配する父にイブは、ローデリン家と父のためにもそのようなことは起こさないと誓いました。
父の手に自分の手を重ねるイブ。
父はただ、イブの身の安全を考えていたのですが……。

1週間後、アルシータウン。
皇太子がマリックを伴って温泉がある宿屋にやってきました。
咳に効くという温泉にマリックが皇太子を連れてきたのです。

そこへ助けを求める声が聞こえました。
若い女性が2人、男たちに絡まれていたのです。
前に出ようとする皇太子をマリックは止めました。

しかし皇太子は、民が困っているのに見て見ぬ振りはできないと言うのです。
今は近衛隊もいませんし、なにより皇太子の病弱な体で喧嘩に巻き込まれればタダではすみません。
そうこうしている間にも女性たちは連れていかれそうになっています。

泣いて皇太子を止めるマリック。
そんなマリックを見て、皇太子も涙を流して動きを止めました。
民を救えずに何が皇太子か、と自問自答するのです。

……と、そこへ1人の小柄な男が近づいてきました。
クズはどこに行ってもいるもんだと吐き捨てます。
綺麗な顔のその男は、女性に絡んでいた男たちに声をかけていたのでした。