悪役に正体がバレてしまった ネタバレ16話【ピッコマ漫画】全ては演技だった…!?イグネスの策略にハマるセレナの運命は…!?

漫画『悪役に正体がバレてしまった』16話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」15話はこちら

 

護衛騎士の件を断ろうにもイグネスの弱さを見せられて揺らぐセレナ。

更には認知症のサイモンに最適な治療も約束されました。

 

いよいよ断れなくなったセレナは、この先に少しの希望を見出し護衛騎士になることを受け入れます。

 

しかしこれは全てイグネスの策略だったのです…！

彼は腹の底でどんな事を考えていたのでしょうか…!?

悪役に正体がバレてしまった16話のあらすじ込みネタバレ

好条件と自身の命

 

「僕は長生きしたいんだ」

そう言うイグネスを見てセレナは、小説のキャラと同一人物かと疑いました。

 

それほどに目の前の人物は悪役には見えなかったのです。

 

命を狙われる日々から守ってほしい。

まだまだやらなければならないことが沢山ある。

 

そのために長生きしなければならない。

と言うことでした。

 

儚げな表情で見つめられてセレナは更に断り辛くなりました。

イグネスに猫の耳が生えているような錯覚さえ覚えます…。

 

悪役が弱みを見せるなんて思いもしませんでした。

イグネスは強引だけど、実力を隠そうとしたセレナの気持ちも理解してくれる人。

 

本当は普通の人で、良い人なのかもしれない…。

そんな思いがセレナを揺さぶります。

 

更にイグネスはサイモンの治療も条件に出してきました。

「エヴァン公爵の治療については全て任せてくれ。君は僕の護衛に専念してくれればいい」

 

魅力的な条件だしイグネスも悪い人じゃなさそう…。

セレナは揺らぎながら答えを絞り出しました。

 

「お断りします」

 

どんなに好条件でもイグネスが良い人でも、結末を回避できるかは別問題です。

 

これで落ちてくれると思っていたであろうイグネスは「そうか…」と一言。

すんなり引き下がった様子にセレナも意外に思います。

 

「護衛になってくれたらお礼にエルフに診察を受けれたんだがな…」

「エルフ…!?」

 

突如上がった“エルフ”とは物語に登場するキャラクターで、どんな病でも治すことのできる人物。

そんな切り札をイグネスは持っていたのです。

 

「完治するまで診てもらえるよう手配するよ。僕の護衛を引き受けてくれればね」

 

エルフにお父様を診てもらえるまたとないチャンス！

お父様に元気になってもらって、またセレスティンと三人で暮らしたい。

 

お父様が良くなる可能性を断ってまで生きることに執着していいのだろうか…？

セレナは再度揺らぎ始めます。

 

イグネスの腹の底

 

迷い始めたセレナを見てイグネスは心の中でにやりと笑いました。

（君はすでに僕の掌の上だ…）

 

本当は毒入りのお茶なんて一度も遭ったことはない。

セレナの同情を誘う為イグネスが用意させたもの。

 

父親の治療の件もただの餌にすぎない。

人前で話しかけたのも、反論できないようにする作戦。

 

実力を隠していたのは父親の存在が関係していると言っていたが、きっとあれば嘘だ。

彼は何を隠しているのか…かならず僕のものにして暴いて見せよう。

 

…これがイグネスの本心でした…！

 

そんな腹の内など知る由もないセレナは諦めたようにため息をつきます。

 

「誰かを殺す命令だけはしないと言うならお受けします」

ついにセレナはイグネスの護衛になる決心をしました。

 

物語が変化してきているなら護衛になったとしても回避できる未来があるかもしれない。

レティオを殺す命令が無ければセレナが殺される道も無くなるはず。

 

そんな希望を抱いたからでした。

 

契約が成立しイグネスは立ち上がりました。

前に立つセレナに比べると頭一個分以上の差があり、セレナの小柄さが良くわかります。

 

するとイグネスは手を伸ばし、セレナを抱きしめたのです。

突然のことに青ざめているのか赤くなっているのか分からないくらい驚くセレナ。

 

何も反応が出来ずにいると、バンッ！と扉が開かれます。

扉を開けたのはイレア・エノクでした…！

 

イグネスに会いに来たであろうイレアは予想もしなかった光景を目の当たりにする羽目に。

婚約者が誰かと抱き合っている…この状況をどう対処するのでしょうか!?

 

イグネスとセレナの反応は…!?

悪役に正体がバレてしまった16話の感想