リターン～ある外科医の逆襲～ネタバレ27話～28話【ピッコマ漫画】二階堂家の事情

1学期を終え、久しぶりの休日。

徹は美穂とデートにすることに。

充実したデートを過ごす中、徹は美穂から壮絶な二階堂家のお家事情を聞くことに。

春馬同様に彼女を応援する徹。

一方その頃、春馬はとある人物の自宅の前に来ていました。

嫌悪感を感じながらも中に通される春馬。

その先には・・・。

リターン～ある外科医の逆襲～27話～28話のあらすじ込みネタバレ

美穂とのデート？

美穂と徹はお洒落なレストランやミュージカル、話題のカフェなど定番なデートコースを回っていました。

まるで恋人同士みたいと笑う美穂に、徹も美味いものをたくさん食べてお互いにデートを楽しんでいるのでした。

美穂のハードな運転以外は。

そして、目的地のタワーにたどりつくと、ゴンドラで高いところまで登ります。

タワーの屋上にたどり着くとそこは夕焼けの差し込む中、町並みを一望できる絶景。

ふと徹が横を入ると、美穂の横顔が一段ときれいに映ります。

すると、美穂がいきなり改まったように、徹にありがとうと声をかけます。

いきなりどうしたと動揺する徹に、美穂はここに来るのが夢だったと話します。

家族と来たらいいのではと話す徹に、訝しげに美穂はそんなものはいないと意味深な言葉を発するのでした。

美穂の口から話される深刻な二階堂家の家庭状況に、徹は頑張れとつぶやくのでした。

徹はデートのその日1日に、変な違和感を覚えていました。

そんな中、美穂とのデートの帰りにカフェに立ち寄ります。

するとそこで徹は運命の出会いを果たします。

カフェに入り、レジに並ぶと店員の女性の前で徹は立ち尽くします。

唖然とする徹に心配そうに声をかける美穂。

コーヒーを頼み席につくと美穂は青ざめた表情の徹をみて改めて心配そうに声をかけます。

その徹の脳裏には前世の記憶がよぎっていました。

彼女は、前世の妻と瓜二つなまったく同じ顔。

他人の空似だと一度はかなぐり捨てますが、コーヒーを運んで来た彼女が視界に入ると動揺が抑えられません。

動揺により、さらにやばくなる顔色。

徹の表情に心配な美穂は送るからもう帰るよと気遣うのでした。

しかし、どこか上の空な徹は歩いて帰りたいと美穂とその場を分かれるのでした。

春馬と父

ところ変わって春馬はとある人物の自宅の前に立っていました。

すると、黒いサングラスとスーツに身を包んだ男が出迎えます。

春馬が来た場所は父親の家のようですが、どうやら春馬は父とは呼びたくないようです。

春馬に室長と呼ばれたその男に中へ案内されます。

重厚な扉を開けるとそこにはワインを片手に不気味にほくそ笑む男が。

彼が春馬や美穂の父、二階堂宗利のようです。

座ったらどうだという宗利に、自分が座ったら嫌な気分になるのだろうとやっかむ春馬。

いい関係とは間違っても言えないようです。

要件はなんだと問いかけに宗利は春馬の血筋についてだと話します。

春馬曰く、宗利は彼の母親のことを絶対に母とは呼ばないとのこと。

そちらの関係も劣悪なようです。

どうやら要件は、春馬が時折火葬場に姿を表すと聞いたようで、世間体もあるからやめろとのこと。

春馬が火葬場に時折出現するのはどうやら母親の事が関係しているのでしょうか。

わかったと怒りに振るえる拳を握りながら了承する春馬。

すると、宗利は春馬の学年2位の成績にまで嫌味を言います。

それに対し、皮肉を交えながらもその場を退室する春馬。

部屋を出ると通りすがった兄の智章にも面汚しと嫌味を言われながらすれ違います。

内なる怒りを隠しながら、春馬は帰路につくのでした。

家に帰った春馬は、振り切れないその心で精神病院で過ごしていた亡くなった母のことを想います。

するとそこには飼っている一匹の子犬が無邪気に駆け寄ります。

不快感で心の昂ぶりを抑えられない春馬はとうとう子犬の首に手をかけるのでした。

一方、場面は徹へ。

徹はカフェであった前世の妻にそっくりな彼女が気になりすぎて眠れなかったようです。

だがすぐに忘れるだろうと思いながらもなかなか消えない感情に徹はとうとう行動に移すのでした。