皇帝の一人娘 ネタバレ9話【ピッコマ漫画】皇帝カイテルと皇女アリアドネの優雅な日常

漫画『皇帝の一人娘』9話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「皇帝の一人娘」8話はこちら

アリアドネが生まれて半年たちました。

お座りもでき、歯が生え、離乳食も食べられるようになりました。

 

そして、毎日午後に皇帝の執務室にて、皇帝と二人きりで過ごすようになったのです。

あれほど何時殺すか殺されるか、という殺伐とした関係だった二人が、いったいどのように過ごしているのでしょうか？

皇帝の一人娘9話のあらすじ込みネタバレ

アリアドネは生後6か月になりました。

 

お座りすることができるようになり、ご機嫌で座っています。

まだハイハイは無理ですが、毎日平穏に成長しています。

 

歯も生え始めて、離乳食も始まりました。

さすが皇女の食事、離乳食といえどもとても美味しく、アリアドネは上機嫌で完食してしまいます。

 

「セルイラ！このご飯はなあに？果物？」と質問したつもりでも、口から出る言葉は赤ちゃん言葉。

セルイラに「全部食べましたね。えらいですね。おいしかったですか？」そう返され、「通じてないんですけど！」とガックリするアリアドネ。

 

毎日絶品ご飯がたらふく食べられ、生活は何不自由なく、生まれた直後のような命の危機もなくなって、満足な日々です。

しかし、現代で成人した記憶があるため、ゲームもテレビもない世界は退屈でした。

 

赤ん坊ではできることもやれることもなく、アリアドネは毎日暇を持て余しています。

言葉は話せなく、泣くか笑うぐらいしか伝える手段もありません。

 

なのに、セルイラはアリアドネの泣き方の違いで、気持ちを汲み取ってくれました。

自分も親になったら、そんなことができるのかな？と考えているうちに、アリアドネは皇帝のもとに連れていかれてしまいます。

 

「私のパパには無理だったわー」とアリアドネは心の中でつぶやきました。

皇帝カイテルの一日

皇帝カイテルの朝は、5時から7時まで剣の訓練で始まります。

見目は麗しいため、見学する女性からはキャーキャー言われています。

 

その後、会議や案件の処理をし、午後は夕食まで執務室にて書類仕事をするのです。

 

アリアドネは毎日執務室に連れていかれ、自分用のベビーベッドで皇帝と過ごすのでした。

生後1か月ごろまではセルイラも一緒についてくれましたが、今では外で控えており、アリアドネは退屈な毎日です。

 

カイテルはからっぽな目で、書類に日々囲まれています。

外がどんなに明るくても、カイテルの周りだけ暗く沈んでいるようでした。

 

アリアドネはたまらなくなり、声をあげます。

カイテルは目を上げ近づくと、アリアドネをのぞき込み、「また成長したな」とつぶやきます。

 

カイテルはアリアドネに毎日会っているというのに、毎回同じセリフを言いました。

あまりのバリエーションのなさに、アリアドネは「パパはセルイラに弟子入りするべきだわ」と呆れます。

 

カイテルはソファーでアリアドネを傍らに置いて、書類仕事をつづけました。

書類を見ながら、ずっとアリアドネの頭をなでています。

 

「人と触れ合うのが嫌いなのに、どうして私の頭はなでるの？」そうアリアドネは不思議に思います。

 

毎日カイテルに会うようになって、作り笑いはしなくなりました。

もうアリアドネを殺そうとすることはなく、カイテルのそばでものんびりくつろげるようになりました。

 

「プレツィアの国が大人しいな。王女が処刑され黙っているとは思えないのだがな・・・」とカイテルは独白します。

以前は恐ろしかったカイテルのからっぽな表情にも、キツイ眼差しも、毎日眺めていたアリアドネはすっかり慣れて、もう怖くありません。

 

「パパは知っているのかな？私が毎日大きくなっているにつれ、私がパパの知らない一面も知ってしまっていることを・・・」そうアリアドネはカイテルにもたれながら、心な中でつぶやきました。

皇帝の一人娘9話の感想

 

しかし、いくら成人した記憶があるといっても、アリアドネはいい子過ぎません！？

美味しいとはいえ、離乳食は完食するし、つまらなくても泣きわめかないし、父親の仕事の邪魔はしないし・・・。

 

6か月の赤ちゃんなんて、目の前で書類を読んでいたら、絶対ぐちゃぐちゃにして破っておもちゃにしますよ。

何時間も仕事をする父親と、大人しく座っているはずがありません！！

 

良い子というか、むしろ周囲の大人たちから、異常な赤ん坊だと心配されているんじゃないかと気がかりです。

 

皇帝カイテルは大分デレてきましたね。

毎日目の届くところに置くなんて、めちゃくちゃ可愛がってるじゃないですか！

 

性格的に、デレデレのメロメロな絵面は想像できませんが、これからどんなふうに変わっていくのか楽しみです！

 

皇女アリアドネと皇帝カイテルの平凡な日常でした。二人の親子の絆は確実に深まっています。