リターン～ある外科医の逆襲～ネタバレ124話【ピッコマ漫画】二階堂会長との再会

前回、ただの研修医向けの講演だったはずが、たちまち拡大し全国規模となったシンポジウムは無事大成功を収めます。

この一件で、病院での立場をさらに強める五十嵐。

その勢いはもはや大日病院そのものを飲み込まんとする程ものでした。

そんな折、五十嵐は受診に来た二階堂会長と再会します。

アメリカでの退院時に、望みはなんでも叶えると話した事を気にしていた会長。

そんな会長に、五十嵐は何を話すのでしょうか？

そして、一方その時精神的にますます追い込まれていく春馬は。

それでは気になる本編をみていきましょう。

リターン～ある外科医の逆襲～124話のあらすじ込みネタバレ

シンポジウム成功と大きくなる立場

前回より、新人向けの講演だったはずが、全国規模にまで大きくなったシンポジウムは無事大成功を収めていました。

そして、その日から大日病院内での五十嵐の存在はますます大きなものとなっていました。

あちこちから院内講演の依頼など誰もが注目する存在になっています。

アメリカでは二階堂会長の主治医だったこともあり、今後を見据えて五十嵐に取り入るべきではという教授内の派閥争いも始まっているようでした。

場所は秘書室へと移ります。

秘書の三瀬がデスクワークをしているとそこに1通の電話が鳴ります。

三瀬が電話に出ると、相手はあの大日グループの秘書室長の菅野でした。

菅野室長からの電話に受話器を握る手がこわばる三瀬。

菅野室長は主治医を五十嵐に変更するようにと三瀬に伝えます。

振るえる三瀬はその依頼をしぶしぶ飲むしかなかったのでした。

理事長の宗利はこの一件を内密に処理しようとしたようですが、そうはいかずその噂はたちまち院内に広がります。

その噂を聞いた教授たちは、さらに戦々恐々と行った状況で宗利は今後沈む可能性の高い泥舟で、五十嵐に取り入るべきだという声がさらに強くなります。

院内での五十嵐の注目度はさらに向上するのでした。

二階堂会長たちとの再会

時はさらに変わり、二階堂会長の受診日。

五十嵐からの丁寧な診療と説明を受けた会長は、誠実な彼との再会にとても喜んでいました。

すると会長は、アメリカで退院する際の会話を覚えているかと切り出します。

なにか望みがあればなんでも叶えるという会長の言葉を思い出した五十嵐は、少し戸惑います。

どうしたのものかと困っていた所、さらにその場に宗成と菅野室長の姿が。

会長だけではなく、2人とも五十嵐のことをとても気にしていたようです。

一度は美穂との関係を打ち明けるべきかと悩む五十嵐。

しかし、それは飲み込んだ上で五十嵐は会長宅にお邪魔しそこで話したいと頼みます。

もちろんと了承するも、内容が気になって気になって仕方がない3人なのでした。

統合失調症に悩む春馬

一方その頃春馬は、ネットで統合失調症の症状を物思いに老けていました。

統合失調症は母親を10年以上苦しめ、命を絶たせた病気。

息子の春馬も今その病に苦しんでいるようで、手術中に耐えず幻聴が聞こえ続けるまでになっていました。

うつろな表情に今にも倒れそうにふらつく春馬。

そこに担当医師の春馬を呼ぶ大きな声で我に返ります。

どうやら、今回だけではなく最近はずっとこの調子の様子。

比較対象が五十嵐なだけに、能力が最高レベルの彼でもさすがに参っているのではと担当医も心配しています。

その後、幸い手術は無事に成功し、疲れていただけかと手を振る担当医。

春馬は頭を下げるとその場を後にするのでした。

すると、帰り際に春馬は五十嵐の担当患者をみかけます。

目の前にいる患者は高難度の手術を要する危険な状態の患者。

今まで何度もこのような手術を成功させてきた五十嵐。

しかし、ここで意図的に手を加え、失敗することで五十嵐の立場はどうなるかと春馬は不審な表情を浮かべるのでした。

続きは本編にて。