お兄ちゃんたちに気をつけて！ ネタバレ27話【ピッコマ漫画】当主となったユージン、ハンストのエーリッヒ!ハリの居場所は…

エルンスト夫妻が亡くなり、ハリは結局運命を変えることができなかったことにひどく落ち込みます。

ハリの居場所は…?

夫妻には溺愛されていたハリですが、彼ら亡き後親戚たちは快く思っていません。

ユージンに対しては家族だから頼ってくれと声をかけますが、ハリには目もくれないのです。

ハリ自身、ここにいて良いのかわからなくなりました。

でも、日常はやってきます。

屋敷の中は変わらざるを得ないのでした。

ユージンは、エーリッヒは、そしてハリは!?

お兄ちゃんたちに気をつけて27話のあらすじ込みネタバレ

ハリの回想―。

ある日目の前に現れた公爵夫妻。

お腹空いてない?声をかける公爵夫人。

ハリは初め変な人だなと思いました。

ハリが手にしていた花を綺麗ねと言うと、いくらで売ってくれる?と訊ね、その手を握りながら夫人は微笑みかけます。

かごの花を全部頂戴と言われ、ハリが数え始めると、突然うちに来ないかと言われました。

あなたを放っておけない、私の家族になってほしいと。

ハリは何度過去に戻ったとしても、同じ選択をすると思うのでした。

ハリは家族じゃない…?

事故の詳細が知らされます。

皇室主宰の狩猟大会で時期皇帝を狙った襲撃事件が起こり、暗殺者を撹乱させるために皇族をエルンストの馬車に乗せました。

追撃を防ぐために馬車の速度をあげたため、馬車は転覆事故を起こしたのです。

エルンスト夫妻は2人の子供を庇うように抱きしめたまま、息を引き取っていました。

貴族たちは、皇室の所有地でこんな事件が起きたことを憂いていますが、次期皇帝を守ったエルンスト夫妻は称賛され、ますます力を強めるだろうと噂されます。

それは残された子供たちにも向けられました。

気丈に振る舞うユージンはしっかりしていると評されてもまだ子供です。

末っ子が幼いことも人々の同情を買います。

そして涙ひとつ見せないハリに向けられる目は冷たいものでした。

ハリは、自分を救ってくれた夫妻を救うことができなかったことにひどく落ち込みます。

それでも涙が出ないのは自分でも不思議でした。

エルンストの親戚たちは、ユージンに慰めの声をかけいつでも頼るように言います。

でも、ハリには視線すら送りません。

私はこのままここにいていいんだろうかと考え始めるハリ…。

残された子供たち

当主となったユージンは多忙を極めます。

ほとんど屋敷にいられなくなり、ハリとエーリッヒだけが残されました。

エーリッヒは部屋に閉じこもり、食事もとりません。

そんなエーリッヒを見て、ハリはこんな経験は2度めだけど、それでもどうしていいのかわかりません。

それに、前の時はキャベルがいました。

キャベルは父方のいとこであるシューマッハ伯爵の屋敷で治療を受けているのです。

使用人たちはハリだけでもきちんと食事をとるように言いました。

もとより、ハリは食べるつもりです。

ごはんは生命の源だから…。

その日はユージンの帰宅が早くなると聞いていたので、ちょっと嬉しくなるハリ。

食事の後、エーリッヒの部屋に行ってみました。

ベッドに潜り込んで出ていけ、顔も見たくないと、相変わらず暴言を吐くエーリッヒ。

消えろよ!と叫んでハリのあげたうさぎのぬいぐるみを投げつけてきました。

そこへ帰宅したユージンがやってきて、エーリッヒと話してみるとハリに言います。

ハリは部屋を出ていきました。

しばらくしてユージンが部屋から出てきて、使用人に明日から食事をとるそうだと伝えます。

ハリはユージンにごはんは食べたのか訊ねました。

言ってしまってから、これじゃごはんのことしか興味ないみたいに聞こえたと反省します。

食べてきたとユージンが答えて、ハリにも訊いてきました。

ハリが食べたと言うと、ならもう休めと言って立ち去ります。

ハリはユージンが疲れているように感じました。

そして、うさぎのぬいぐるみをそっとエーリッヒの部屋の前に置いて部屋に戻るのでした。