私が愛した人は優しい悪魔でした ネタバレ20話【ピッコマ漫画】彼が悪魔だと知るクロエ

漫画『私が愛した人は優しい悪魔でした』20話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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クロエがカイロスの認識を改める！

とうとうクロエがカイロスを悪魔だと認識する回です！

薄々気が付いていながらも、彼を愛するがゆえに目を背けてきたクロエ。

しかし彼は天使の微笑みの皮をかぶった悪魔でしかありません。

カイロスを見るクロエの目がついに変わります…！

私が愛した人は優しい悪魔でした20話のあらすじ込みネタバレ

クロエの涙は止まらず…

カイロスの姿を見ていると、とめどなく虚しさが押し寄せてきました。

クロエは頭を抱え、ぽたぽたと涙を零します。

どうしてクロエが泣いているのか分からず、カイロスはオロオロするばかりでした。

 

どうして泣くんだと尋ねるカイロスでしたが、クロエは歯を食いしばって泣き続けます。

どうしてやたらとそんなことを聞くのか、逆にクロエのほうが聞きたい気分でした。

出て行ってと確かに伝えたはずです。

 

クロエは涙を拭って謝罪し、少しだけ一人にしてほしいともう一度訴えました。

カイロスは逡巡した後頷いて部屋を出ていきます。

ドアを閉める前に、少ししてまた来ると言い残して行き、クロエは笑顔を浮かべて頷きました。

 

そうしてクロエはベッドの中で一日を過ごします。

丸一日が過ぎた頃には、今の状況を冷静に眺めることができました。

初めは皇后の毒を飲んで死ななければならなかった自分を、カイロスが助けてくれたのかと思っていたのです。

 

クロエの最後の記憶は、彼がクロエを寝室に閉じ込めて放置した後、毒薬を持って訪ねてきた皇后の姿だったからでした。

医師がそばにいるのもそのせいだと思ったのです。

走馬灯ではありえない違和感

しかし釈然としない点が多々ありました。

まず、皇宮にいるはずのカイロスが大公城に留まっている点です。

もちろん皇后がクロエを嫌うため、皇后の目を避けてクロエを助けたのならクロエが大公城に留まるのももっともでした。

 

しかし彼は皇帝、しかも即位して間もないはずの最も忙しい時期です。

彼がたかが自分のために皇宮を空けるなんてありえないとクロエは考えました。

もう一つの違和感は、医師がカイロスのことを殿下と呼ぶ点です。

 

かつて大公だった頃のカイロスの呼称で、あれほど皇帝という座に執着した彼をいまだに殿下と呼べば彼の権威に傷をつけることになります。

カイロスは誰よりも名誉と権威に執着する男でした。

それなのに今更寛大になったとでもいうのかとクロエは疑念を抱きます。

 

カイロスは再びクロエのもとを訪れて、薬を飲むよう促しました。

毒を飲んで死ぬ直前に見た、面倒くささと軽蔑を込めた眼差しではなく、以前の優しいカイロスの眼差しです。

再び自分が必要になったのだろうかと訝しみながら、クロエはグラスを受け取りますが…？

続きはピッコマで！

私が愛した人は優しい悪魔でした20話の感想