私が愛した人は優しい悪魔でした ネタバレ22話【ピッコマ漫画】クロエは状況を受け入れる

漫画『私が愛した人は優しい悪魔でした』22話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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改めてカイロスを見つめるクロエ

クロエは自分が一度死んで、過去に戻ってきたことを実感しました。

信じがたい思いですが、そう考えればすべての不思議な事象に説明がつくのです。

これまでの経験をふまえた上で改めて目の前の男を見つめ返すクロエ。

優しい態度は相変わらずなのに、もはや別人のように見えてしまいます。

私が愛した人は優しい悪魔でした22話のあらすじ込みネタバレ

静かに観察するクロエ

過去へ戻ったことを悟り、クロエの頭の中は一気に冷えました。

一度死んで、そして戻ってきたという信じがたい事実は、前後の状況が後からぴたりと一致したのです。

毒を飲んで死んだクロエは、皇帝レイモンドと新年祭で一夜を過ごした後のある日に戻ってきていました。

 

依然としてクロエは混乱していましたが、少しずつ状況を理性的に受け入れ始めます。

幸い時間が巻き戻されたというとんでもない話を、あえて口に出すほど愚かではありませんでした。

その代わり、時間を置いて周囲を観察することにしたのです。

 

過去の自分の行動も思い出す必要がありました。

後ろから自分を抱きしめて顔を伏せるカイロスを、クロエは鏡越しに冷めた目で見つめます。

ロザライン侯爵令嬢のところへ行ったほうが良いのではないかとクロエは尋ねました。

 

クロエの具合が悪いことを心配しているようにカイロスは反対しますが、自分と一緒にいることを知れば彼女の機嫌を損ねると伝えて、クロエは彼の手を振りほどきます。

カイロスは、クロエが本当に死ぬほど具合が悪かったのだと顔を顰めました。

今の状態もとても良いとは思えないので、彼女を放ってはいけないという主張のようです。

カイロスの首にキスマークが…

クロエは彼の顔をじっと眺めました。

今のクロエの状況は、クロエの記憶とは少し違っています。

カイロスはクロエだけを見つめ、心配しているように見えました。

 

なおもロザライン侯爵令嬢のところへ追いやろうとするクロエの顔を、カイロスの両手が挟み込みます。

身体の回復を優先するよう告げる声はとても優しく、クロエは一瞬自分の経験を疑いました。

クロエの下唇をカイロスがそっと押す仕草…それはキスする前にいつもしていた、二人だけのサインです。

 

カイロスの顔を見つめたクロエは、その少し下の首筋に赤いキスマークが残っていることに気付きます。

それはクロエがレイモンドと一夜を過ごしている間、カイロスがロザライン侯爵令嬢と一緒にいたという何よりの証拠でした。

正直なところ、皇帝と初めて一夜をともにした後のクロエは死にそうなほど苦しんでいたのです。

 

身体も心も苦しかったけれど、何よりも苦しかったのは自分の苦しみも知らず喜んでいるカイロスの姿を見たときでした。

クロエは精一杯両手を伸ばし、カイロスを遠ざけます。

呆然とした様子のカイロスでしたが…！？

続きはピッコマで！

私が愛した人は優しい悪魔でした22話の感想