皇帝の一人娘 ネタバレ15話【ピッコマ漫画】アリアドネを取り合い、争う二人。変態ストーカーVSジェノサイドパパ

アリアドネを間に争うドランステとカイテル。

その残念具合に、ガックリするアリアドネでしたが、戦争の予兆にため息をつきます。

皇帝の一人娘15話のあらすじ込みネタバレ

アリアドネをなでるドランステと、それを止めるカイテル。

二人の間に張りつめた空気が漂っています。

「えっ？これ、もしかして昔ドラマで見た、イケメン男二人が女性を取り合って『私のために争わないで！』ってやつ～？まあ、二人ともイケメンだけど、一人は姿を隠してパパを盗み見るストーカーで、もう一人はジェノサイドも辞さないクレイジーなパパなんだけどね！・・・どちらもお断りよ！！」そうアリアドネが心の中で突っ込みます。

すると突然、カイテルが黒い刀身の剣を、ドランステに突きつけました。

「ちょっと娘の頭をなでたくらいで、普通そこまでする？そんな調子じゃ、誰も彼も死んじゃって、きりがないわよ」と、アリアドネは呆れかえります。

「しょうがないな、分かったよ。さわらなきゃいいんだろ。そのかわりこの子が大人になったら俺の嫁にくれ」とドランステが言うと、カイテルは「死ね」と殺気をまき散らします。

ドランステが「怖いやつだなあ。ちなみにその剣は元々俺のモノだから、俺を切ることはできないぞ、知らなかったか？」そう続けると、「黙れ！」とカイテルが切れました。

アリアドネは二人の争いを見ながら、「どっこいどっこいだわ」とドン引きです。

落ち着いて、仕事に戻ったカイテルに、ドランステは仕事の調子を尋ねます。

「間もなくラングルを攻略する予定だ」そうカイテルが答えました。

ドランステが攻略する理由を尋ねると、カイテルは「気に入らないからだ」と答えます。

「そんな理由で国を制圧するなんて、ありえない」とアリアドネはため息をつきます。

「今回もお前が行くのか？」とドランステが聞くと、カイテルはアリアドネを見ながら「まだ決めていない。俺かアシシが行くだろう」と言いました。

「アシシは今北部で遠征中だろう。今度は西の端だなんて遠すぎる」とドランステは呆れます。

「うるさい、もう帰れ」と邪険に追い払おうとするカイテルに、ドランステは「そんなに嫌わなくてもいいんじゃないか？」とため息をつきました。

冷たくされるドランステが少し気の毒になり、アリアドネは「ちょっとだけなら、相手にしてあげても良いわよ」と手を上げます。

喜んで抱き着こうとするドランステは、カイテルに再び雷を落とされたのでした。

カイテルの誕生日パーティー

カイテルの、誕生日パーティーのために着飾られたアリアドネは、鏡で自分の姿を眺め、あまりの可愛らしさにみとれます。

「こんなに可愛い娘に、パパはよくあんなひどいことを言えたわよね！」と、昨日カイテルに言われたことを思い出しました。

カイテルはドランステに、アリアドネのことを「俺に懐いて、尾を振って、愛嬌を振りまく犬のようだ」と話していたのです。

「虫の次は犬だなんて、バカにしてる！！この超絶可愛い私を見て、同じことは言えないはずよ！待ってなさい、パパ！」そうアリアドネは憤慨しました。

悪夢にうなされるカイテル

カイテルは血塗られた夢を見て、夜中に目を覚まします。

横に目をやれば、穏やかに眠るアリアドネの姿が・・・。

カイテルはアリアドネを見るたびに、自分の中の闇が深くなっていくのを感じます。

そして、これまで流れた血の記憶が、更に鮮やかに蘇るのです。

自分のこれまでの行いを後悔したことはありません。

全部覚悟のうえで行ったことだからです。

しかし、時折悪寒がカイテルを襲ってきます。

自分を恨む亡霊の視線を感じる気さえするのです。

「まあ、自業自得だがな」そうカイテルは冷たい笑みを浮かべました。

そんなカイテルの後ろで、そっと見守るドランステの姿が・・・。