悪役に正体がバレてしまった ネタバレ31話【ピッコマ漫画】レティオの核心をついた問いにセレナとセレスティンは何を思うのか…!?

漫画『悪役に正体がバレてしまった』31話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」30話はこちら

 

イグネスに捕まったセレスティンはレティオの助けを借りて無事脱出することが出来ました！

けれどそんな情けない姿にレティオは怒りを感じます。

 

セレスティンの本心を引き出したレティオの質問とは…？

そしてセレスティンが抱き続けていたセレナへの思いとは…？

 

セレスティンと服を交換し戻ってきたセレナは、レティオに弟のお礼を言います。

しかしここでもレティオは核心を突いた質問を投げかけるのです…。

悪役に正体がバレてしまった31話のあらすじ込みネタバレ

脱出成功…？

 

採寸を終えてセレナの元へ行こうとしたセレスティンはイグネスと遭遇し捕まってしまいます。

そこにレティオが現れ助け舟を出してくれたものの、そう簡単に放してくれそうにありません。

 

「僕の護衛に教官が何の用なんだい？」

レティオにも疑いの目が向けられます。

 

セレスティンは涙を浮かべながら気絶しそうになるのを必死にこらえています。

 

「詳しくは知りません。何か頼みたいことがあるそうで…」

レティオがそう告げると、イグネスは少し考えたのちセレスティンを解放しました。

 

走り去るセレスティンの後をレティオはついて行きます。

2人を見送るイグネスの目は何かを察しているような…？

 

セレスティンの本音

 

イグネスから離れたところまで来た2人。

するとレティオはセレスティンの胸倉を掴み地面に叩きつけました…！

 

「それでセレナさんのふりをしてるつもりですか!?」

助けてくれた恩人と思っていたのにすごく怒っている様子…。

 

「こ、これでも頑張ったんですよ!?」

 

突然セレナに皇宮に行けと言われ、なんの準備もないまま来たセレスティンにはこれが精一杯。

気絶しなかっただけでも褒めてもらいたいくらいです。

 

それにイグネスはセレナが双子だと言うことを知りません。

だから大丈夫…そう思っていました。

 

「そんな事調べればすぐにバレてしまいますよ！」

 

レティオに対する印象が二転三転する中、正論を言われてしまい返す言葉もないセレスティン。

もう今にも泣きだしそうです。

 

情けないセレスティンの姿にレティオ呆れた様子。

 

「セレナさんの足を引っ張らないでください」

こうして怒っているのも、セレスティンを助けたのも全ては彼女のため…。

 

レティオの言葉はセレスティンに深く刺さりました。

 

セレナを辛い目に遭わせているのは自分が原因だと言うこと。

それなのになんの役にも立てない不甲斐なさも、セレスティンは重々理解しています。

 

幼い頃から完璧な双子の姉。

それに比べて出来損ないの自分。

 

お父様が認めるのはいつだってセレナばかりでセレスティンは…。

（どうせ僕なんか…）

 

「悔しくないんですか？」

セレスティンの心を読んだのか、レティオは問いかけました。

 

「この先も姉の後ろに隠れて生きていくつもりなんですか？」

 

そんなの嫌に決まっている。

けれどセレスティンには変われる自信がありません。

 

レティオはセレスティンの肩を掴み問い続けます。

「君自身はどうなりたいんですか？」

 

その瞬間セレスティンが思い描いたのはセレナの強さでした。

本当は守られるばかりじゃなく、守れるくらいの強さがほしい…！

 

「お姉様と肩を並べられるくらい強くなりたい…です」

涙目で本心を漏らしたセレスティン。

 

「命を張って彼女を守りたいと？」

「もちろんです…！」

 

その言葉を聞いてレティオは気を良くしたのか、今後セレスティンが強くなれるようサポートをしてくれると言います。

しかしその笑みは何だか怪し気です…。

 

 

物陰で身を潜めセレスティンの帰りを待っていたセレナ。

すると町の方から大きな声が聞こえてきます。

 

「号外～！昨夜の魔物討伐で皇子殿下率いる騎士たちが25頭の魔物を退治!!」

イグネスの功績が国民に伝わる瞬間でした。

 

功績を称賛する者もいる中、イグネスが魔物の血族だと言う話をする者もいます。

あまり大きな声で話せないけれど、イグネスの血筋は国民も周知の事実のようです。

 

そんな声に気を取られていると、背中をつんつんと突かれました。

振り返るとセレスティンが…！

 

無事を喜ぶ間もなくセレナは「遅い！」と言いながらセレスティンの制服をひん剥き始めました。

服を交換しながらどうだったのか様子を訊かれます。

 

採寸は無事に終え、イグネスに遭遇し、レティオが助けてくれたことを伝えると案の定怒られました。

「気をつけてって言ったのに!!」

 

セレナは怒りながらも着替えを済まし、「また後で話そう」と言い皇宮へと急ぎます。

残されたセレスティンは、申し訳なさで改めて凹んでしまいます。

 

去る姉の背中に向かって「ごめんなさい」と呟くのでした…。

 

セレナの今後…

 

皇宮に向かいながらセレナは、イグネスにバレていないかを心配していました。

（勘の良いイグネスなら何か感づいているはず…！）

 

そこへレティオが声をかけてきました。

セレナは先程弟を助けてくれたお礼を言います。

 

セレナと話すレティオはとても嬉しそうで、セレスティンの時とは態度が全く違います。

可愛い犬モードはセレナ専用のようです。

 

「セレスティン君はこの先ずっと護衛を続けるんですか？」

突然の質問にセレナはきょとんとします。

 

もう訓練兵ではないので兵役期間終了で終わりではなくなる…この先どうするのかとレティオは気になっていたのです。

 

イグネスが皇位につくまでの契約。

だからそうなればきっと辞められるだろう…セレナはそう思っていました。

 

まぁなんとかなる…そんな適当な返答にレティオは問い続けます。

 

「もし殿下が皇位継承できなかったら…『セレスティン君』はどうなるんですか？」

 

セレスティンだけでなくセレナにまで核心をついた質問をしてくるレティオ…！

セレナはどう返すのでしょうか…？

悪役に正体がバレてしまった31話の感想

優秀な姉の隣で育った彼はあまり自尊心が育たなかったのかな？と思えました。

 

伝説の父と優秀な姉に比べながら育つのは辛いでしょうね。

彼は彼なりに苦しんでいたのかもしれません。

 

そんな心の隙間に入り込んできたレティオ。

 

今後強くなるためサポートしてくれると言いますが、彼はセレナのためにしか動かないはず…。

そう思うとまた嫌な予感がしてきて怖いです…。

 

セレナにも核心をついた質問してきてたので、レティオは常識がないものの頭の回転は良さそうですね。

確かにイグネスが皇帝になる保証はないのですから、その場合の対策も考えないといけません。

 

物語通りに進まない今、セレナはどう考え進んでいくのでしょうか？

次回レティオになんて返すのか気になります…！