お兄ちゃんたちに気をつけて！ ネタバレ35話【ピッコマ漫画】キャベルたちの通うアカデミーを見学するハリ

6年が経ち、ハリとエーリッヒはバスティーエ家で、キャベルはアカデミーの寮で暮らしています。

ユージンとは手紙のやりとりはしているけれど、会ったのはもう3年前でした。

 

その日はエーリッヒもアカデミーの寮に入るので、ハリとルイーゼは見学も兼ねて同行します。

 

久しぶりに会うキャベルは相変わらず…。

ハリの心配は尽きません。

 

ユージンと離れて暮らす兄妹3人とヨハン、ルイーゼの様子が描かれています。

お兄ちゃんたちに気をつけて！35話のあらすじ込みネタバレ

その日もハリはユージンに手紙を書いていました。

 

数日前にユージンがベロンティア嬢との婚約したと聞かされたハリ。

時を遡るときのユージンは、28歳でロザベラ・ベロンティアと結婚しました。

 

でも、その時のユージンの目が一層冷たく見えたハリは、この婚約もなんだか嫌な予感がします。

ペンを走らせながら、考えすぎならいいんだけど、思うハリ。

 

そのとき、時間だと声がかかりました。

キャベルとヨハンの通うアカデミー見学

馬車でアカデミーまで向かう道中、お菓子をたくさん持ってきたルイーゼにエーリッヒはピクニックじゃないと苦言を呈します。

 

同じようなものだと返すルイーゼ。

ハリは、なんだかんだ言ってもこの二人は相性がいいと思います。

 

馬車が着くと、キャベルが出迎えてくれました。

長く座っていたからか、足元がよろけるハリを抱きかかえ、よく来たなとキャベルが言います。

 

ハリは、元気だった?ご飯ちゃんと食べてる?ケンカしてない?と矢継ぎ早に質問しました。

笑顔で答えるキャベル。

 

ハリはキャベルの頭を撫でます。

よしよし、うちの次男坊は良い子ね…とは心の声。

 

その様子をキャベルの級友が見て、マジか!?と驚きます。

するとキャベルが見てんじゃねーぞと怒鳴りつけました。

 

慌てて逃げる級友たち。

キャベルは良い子にしてるだろ?と嘯きます。

 

ハリは、兄さんあとで話がある、と頭を抱えました。

ハリの嘆きも知らずにキャベルはあとで俺の部屋に来るかと訊いてきます。

 

そこへ、寮は異性禁止なの忘れたのか?とヨハンが声をかけました。

相変わらず幼稚なキャベル…?

遅いと文句を言うルイーゼに、急に教授に呼ばれたとヨハンは謝りました。

ハリにも声をかけるヨハン、ハリはキャベルとヨハンに会えて嬉しいと笑顔を向けます。

 

すると、少し離れたところにいたさっきの級友たちがハリを見て可愛いと漏らしました。

今すぐ失せろ!といきり立つキャベル…。

 

ヨハンに案内され構内を見て回るハリたち。

ルイーゼがヨハンが授業を受けている教室を見たいと言い出します。

 

キャベルが、こいつの教室なんか行ってもなんにもないと言い放ち…。

子供のころと変わってないとハリは呆れます。

 

キャベルがそこより俺の教室に行こうと誘いますが、ヨハンがキャベルは演武場にしかいないから泥まみれになると口出ししました。

 

今日は暑いから室内の方がいいと言いうヨハンに、自分の妹と行けとか、子供みたいな返しをするキャベル。

ハリはキャベルにはまだ私の世話が必要だと思うのでした。

ハリはキャベルのお守り役?

ハリはキャベルと演武場に行くことにしました。

二手に分かれて見て回ることに。

 

演武場に行く道で、ハリを見た男子生徒が思わず見とれて持っていた本を落としてしまいます。

それを拾ってハリが手渡しました。

 

お礼を言われたので、どういたしましてと笑顔で返すハリ。

キャベルの代わりにイメージを良くしようと思ったのです。

 

ハリの笑顔に胸を高鳴らせる男子生徒ですが、ハリの背後ではキャベルがものすごい顔で睨んでいました。

 

そそくさと立ち去る男子生徒たち。

キャベルはここは虫が多すぎると嘯くのでした。

 

夕方になり、ハリたちが帰宅する時間に。

 

遅れてしまったハリが謝ると、ルイーゼはキャベルの面倒見てくれたから私たちは快適だったとケロッとしています。

複雑な心境のハリ…。

 

ヨハンと会話をかわしハリは心が温かくなります。

アカデミーに入るエーリッヒを残して、ハリとルイーゼが馬車に乗り込みました。

 

エーリッヒにご飯食べてよく寝るように声をかけるハリに、お前は僕の姉か?と返すエーリッヒ。

俺は?と期待を込めた目を向けるキャベルに、兄さんは…いつも通りで大丈夫と伝えるハリ。

 

面倒だけは起こさないでと願っているのですが…。

 

キャベルは今のままで完璧ってことか?とドヤ顔。

ハリは思い切り馬車のドアを閉じました。