お兄ちゃんたちに気をつけて！ ネタバレ36話【ピッコマ漫画】エルンストに帰る日を心待ちにするハリ/ヨハンのことを好き?

アカデミーが休暇に入り、キャベルたちがバスティーユ邸に戻ってきました。

久しぶりに賑やかな日を送ります。

 

ある日ユージンからプレゼントが届きました。

こんなときは通信機で会話をしたくなるとハリは思います。

 

ハリはユージンに頻繁に手紙を送っているようですが、それにはちょっとした理由がありました。

ユージンの負担にならないように、との気遣いですがそうなったきっかけが描かれています。

 

そして、エルンストに帰る日も近づいてきたようです!

お兄ちゃんたちに気をつけて！36話のあらすじ込みネタバレ

アカデミーが休暇期間になり、キャベルたちがバスティーユ邸へ帰ってきました。

 

ある日、ハリはピアノが弾きたくなってルイーゼに借りていいかと声をかけに。

ルイーゼはエーリッヒと一緒にいました。

 

エーリッヒにペニのお腹触ってもいいかと訊ねるルイーゼ。

エーリッヒはにべもなく断ります。

 

ルイーゼは、エーリッヒがいない間は自分がペニの面倒を見ていたと文句を言いました。

そんな二人を見て、ハリは以前に比べたらずいぶん仲が良くなっていると感じます。

 

そして、エルンストを離れてもう6年が経ったんだとしみじみ思うのでした。

ユージンからの贈り物

ハリはバスティーユ邸に来てから、ルイーゼと一緒に教養を学び始めました。

それによっていろいろなことに気付くようになります。

 

ピアノが思いのほか楽しかったり…。

そして、レノルド夫人にされていたことについても。

 

完全に騙されていたと気づきました。

彼女は体罰を受けていると知られると、あなたの信用が地に落ちるから誰にも言うなと口止めしていたのです。

 

バスティーユ邸の侍女がハリの傷跡に気づいたことで発覚しました。

このとき、バスティーユ夫人は烈火のごとく怒り、ハリたちがエルンストを去った事情を察してくれたのです。

 

ハリがピアノを弾いていると、難易度が高い曲なのに上手だねとヨハンが声をかけました。

気配に気づかなかったハリが、来たなら声をかけてと言うと、演奏の邪魔をしたくなかったと謝るヨハン。

 

ヨハンもこの曲を習ったことがあると言いました。

少しだけ弾けると言って横に座りメロディを奏で始めます。

 

ヨハンの演奏は繊細で聴いていると温かい気持ちになりました。

演奏にはその人の性格が現れるというのは本当だろうと思うハリ。

 

そのときキャベルが何をしてるんだと怒鳴ってドアを思い切り開けました。

ハリを呼びに行ったヨハンがなかなか戻ってこないから見に来たのです。

 

連弾なら俺とすればいいとキャベルは言いますが…。

弾けないじゃないとハリが言うと、今日から習うと言い出します。

 

以前、つまらないと言って放りだしたのですが…。

 

ハリが何の用かと訊くと、ユージンから贈り物が届いたと言います。

ハリは素早く立ち上がりました。

 

ユージンから送られてきたのはワンピース。

でも小さくてサイズが合いません。

 

ユージンの中ではハリはまた小さな女の子のよう。

裾を直そうという夫人に、ハリはこのまま持っておくと言いました。

ハリがユージンに手紙を書く理由

ハリはこんな日は通信機を使ってユージンと話したいと思います。

 

ユージンと最後に通信機で会話したのはもう3年も前。

この時ユージンは帰宅する途中に奇襲を受けて傷を負っていました。

 

その二日後に会話をしたのですが、ケガが治っていない状態だったのです。

ハリたちが知ったのはその後でした。

 

ユージンがハリたちのためにかなり無理をしていることを、このとき初めて知ったハリ。

それからは負担にならないように手紙を書くことにしたのです。

 

通信機は回数が限られているけど手紙は好きなだけ送れるし、内容も負担のない話題だけ選んで書けます。

 

ユージンにとってもその方がいいと思いました。

そして、いつの間にか通信機は全く使わなくなってしまったのです。

エルンストに帰れる!?

みんなが揃う久しぶりの食卓。

夫人はハリたちがいてくれるから食事も美味しく食べられると言ってくれました。

 

でも、必ずエルンストに帰れるから、とも。

 

ハリもキャベルもエーリッヒも帰るのを楽しみにしていました。

やっと帰れると思うと胸が高鳴ります。

 

その夜、ルイーゼがハリの部屋にやってきて一緒に寝ようと言いました。

 

ハリが来てくれて嬉しかったと言うルイーゼ。

ハリも楽しかったと応えました。

 

エルンストに帰っても遊びに来てと淋しそうな顔のルイーザに、まだ帰らないとハリが言います。

それでも!と今言いたいとばかりに、ハリの部屋はそのままにしておくと言うのでした。

 

ハリは寝付けずにいました。

紅茶でも飲もうと部屋を出ると、エーリッヒに出くわします。

 

エーリッヒも眠れないと言いました。

キャベルは熟睡…。

 

早く寝なさいと言って立ち去ろうとするハリに、エーリッヒが突然ヨハネスが好きか?と訊いてきました。

もちろん紳士だし、とハリが答えると、異性として好きかと訊き直されます。

 

エーリッヒは手をつなぎたいとか、ちゅーしたいとか思うかと続けました。

真っ赤な顔でそういう話はまだ早すぎると止めるハリ。

 

そういう感情はないってことかと問うので、ハリは当然だと答えました。

エーリッヒは、ならいいと言って踵を返します。

 

早く寝たいと大きくならないぞと憎まれ口をきくエーリッヒ。

ハリはもう十分大きいと答えるのでした。