お兄ちゃんたちに気をつけて！ ネタバレ38話【ピッコマ漫画】ハリの伝えたかったこと、ユージンのいるエルンストに帰ることが願い

漫画『お兄ちゃんたちに気をつけて！』38話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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ぶつかった女性がハリだと気付かなかったユージン。

ルイーゼがハリに声をかけたことで気付きました。

 

ユージンの記憶の中のハリは、まだ幼い少女だったから驚きます。

ユージンとハリは2人で話をすることに。

 

ハリはユージンに会ったら言おうと思っていたことが、突然の再会で感極まって伝えることができませんでした。

 

落ち着いて話をすることになって、ハリはユージンに伝えることができるのでしょうか。

そしてユージンは成長したハリに何て声をかける?

お兄ちゃんたちに気をつけて！38話のあらすじ込みネタバレ

ユージンはまだ信じられません。

あなたが…と口をついてしまいます。

 

お前と言い直して、ハリだと?とまだ確かめるように声をかけました。

 

合流したルイーゼが、あれ?もしかしてと口にします。

ユージン兄さんだとハリが言いました。

 

ユージンと同行していたスウォルツが、場所を移して話をするように勧めてくれたので移動することにします。

手を伸ばしたユージンに、スウォルツがエスコートしてあげてくださいと呆れたように言いました。

 

ハリは笑って、普通に手をつないでと伝えます。

子供の頃してくれたみたいに、と…。

待っていたとちゃんと言いたい

喫茶室で話し始めたハリとユージン。

ハリが元気だった?と訊ねました。

 

手紙で何度もやり取りをしていても、顔を見ながら話を聞きたいと思うハリ。

ユージンは返事もしないで黙っています。

 

兄さん?とハリが声をかけると、慣れなくて…とユージンが言いました。

元気にしてたと答えると、ハリは?と訊ねます。

 

バスティーエ邸での生活について訊いてきました。

皆に親切にしてもらって楽しく過ごせたとハリは答えます。

 

ユージンが気をもむようなことは何もなかったと伝えると、私達を家族のように接してくれたと言いました。

 

するとユージンは少し寂しそうな顔をして、バスティーエ夫妻からも同じように聞いてきたから安心していたしありがたいと言いますが…。

 

これからも一緒に過ごしたいとも冗談みたいに言っていたとも言うと、あれは冗談ではないと思うと漏らしました。

 

だから、もし今の生活が気に入ったのであれば…と続けるユージンの言葉を遮るように、ハリが話し出します。

兄さんは絶対に迎えていくって言ってくれたと。

 

あの日、ユージンがそういった日のことを、ハリは遠い昔のようにも思えるし、まるで昨日のことのようにも感じます。

でも、あの約束を1日も忘れたことはありませんでした。

 

だから毎日兄さんを待っていたと伝えるハリ。

 

すると遅くなったことをユージンが謝ってきます。

もちろんハリは責めたわけではありません。

 

ユージンが昔のようにエルンストで皆で一緒にいたいと切実に願っていたことを、ハリはよく知っているのです。

ユージンに伝えたかった言葉

以前、ユージンは手紙で、ハリたちを見ていると自分が弱くなっていっている気がすると書いてきたことがありました。

 

ユージンがハリたちと会うのは4年ぶりです。

4年もの間、一人で孤独に耐えてきたのだろうと思うと、ハリは胸が痛みました。

 

どれだけの苦労をしたのかと…。

ハリは心から、会いたかったと伝えました。

 

ずっとユージンのいるエルンストに帰りたかった、今もその思いは変わっていないと言うと、約束を守ってくれてありがとうと伝えるハリ。

 

エルンストに帰れることがハリにとってこの上なく幸せなことなのです。

ユージンもハリに待っててくれてありがとうと言いました。

ユージンの変わらない笑顔

店を出ると、ユージンは同行していたスウォルツをハリに紹介しました。

スウォルツにも、ハリを紹介しますが、その時「もう知っていると思うが」と言ったので、ハリはちょっと不思議な顔をします。

 

別れ際、ハリはユージンをじーっと見つめると、手に持っていた花束を渡しました。

兄さんに似合うからプレゼントだと言うハリ。

 

ユージンは花束を貰うのは初めてだと言うと、俺よりお前のほうが似合いそうだと笑顔を見せました。

子供の頃のユージンを見ているみたいだと、ハリは胸が熱くなります。

 

ユージンにハグをして、またすぐ会おうねと声をかけるハリ。

ユージンも、迎えに行くと約束しました。

お兄ちゃんたちに気をつけて！38話の感想

 

やっぱりユージンは、ハリたちがこのままバスティーエ邸に留まりたいと思っているのでは…と不安を感じていたみたいですね。

ハリの言葉で、その不安が完全に消えればいいと思いました。

 

ハリとユージンは、理性の面では兄妹です。

でも、スウォルツの目にはそうは映らなかったかも?

 

いずれそうなるような予感がします。

ユージンは結婚は政治的なもので、愛情は求めないと割り切っていますが、心からの笑顔を見せることができない相手との結婚は、ハリから見たら不幸です。

 

きっとハリはユージンがそんな選択をすることを望まないし、傷つくと思います。

でも、まずはエルンストで全員が揃うのが待ち遠しいですね。

 

ハリとユージンは、2人きりでゆっくり話をすることができました。

バスティーエ邸に残ったほうがハリたちのためではと危惧していたユージンに、ハリは迎えに来てくれるのをずっと待っていたと伝えます。

別れ際、笑顔を見せるユージンに、ハリは胸が熱くなるのでした。