フレンシアの華 ネタバレ34話【ピッコマ漫画】苦痛を乗り越えたヤン･･･その先に待っていた真実に言葉を失う依織。

漫画『フレンシアの華』34話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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依織は、実体化でヤンが感じる想像を絶する苦痛を知ると、言葉を失ってしまいます。

また実体化が起こったら依織の元へ来てもいいかと聞かれても、すぐに返事ができません。

依織は、ヤンにどうしても確かめなければならないことがあったのです。

 

おそるおそる確かめた依織に返ってきたヤンの答えとは、いったい何だったのでしょう。

フレンシアの華34話のあらすじ込みネタバレ

確かめられない真実

実体化が始まったヤンは、まるで野犬のようなうなり声をあげ依織の手を強くつかみます。

様子がいつもと違うヤンに戸惑ってしまう依織。怖くてどうしていいかわかりません。

 

逃げ出したいのにそれもできなく、誰も助けてくれる人もいない状況です。

強く腕を引かれた依織は覚悟を決め、ギュッと目をつむりますが何も起こりません。

 

ゆっくりと目を開けるとヤンの表情は、苦しそうで不安に満ちていました。

 

「変人くんが亡くなったあの日、ヤンがあの場所にいた理由は･･･」頭から離れない疑問を聞かなければいけない。

そう思っていても、今の依織は確かめたくてもそんな顔をしているヤンへ聞くことなんてできなかったのです。

 

涙を流して「大丈夫･･･ここにいるよ」とヤンを抱きしめました。

 

ヤンの抱えている苦しみが伝わってくるようで、依織はずっとこのまま抱きしめていたのでした。

ヤンの繰り返される苦痛

時間を止められてしまった大魔法使いたちを何とか誤魔化してヤンの部屋へ戻った二人は、ぐったりとしていました。

ヤンは実体化が止まり、疲れたのか眠ってしまっているようです。

 

置いて帰ろうか･･･と思うと、寝ていたはずのヤンが依織をじっと見ていました。

 

落ち着きを取り戻し普段の様子に戻ったヤンへ依織は実体化について尋ねます。

 

新しく生えてきた骨が今ある骨を突き破り、新しく成長した肉の塊が埋め尽くす一生繰り返される苦痛こそ実体化だというのです。

想像もできない苦痛に依織は言葉を失ってしまいました。

 

ヤンは不安なのか、また実体化が起こったら依織の元へ訪ねてもいいかと聞きました。

頭から離れない過去

「ですが、その前に聞きたいことが･･･」というと心に何かを決めたのか、依織は唇を強く噛み体を硬直させます。

ヤンは優しく依織の唇に触れ、緊張を解きほぐしました。

 

勇気を出して依織は真実を確かめることを決め、過去に戻ってヤンの姿を見たことを話します。

 

何かの間違えであってほしいという気持ちが依織の中にありました。

友達が亡くなった現場にいたなんて真実のはずがない。

 

ヤンの顔を見上げた依織は、「すべて思い出したようだな」というヤンの声を聞き、自分の小さな希望があっさりと砕けたことを知りました。

 

目の前にいるヤンは冷血な目をしてすべてを思い出した依織を、ただじっと見ているだけだったのです。

 

フレンシアの華34話の感想

 

実体化が起こったヤンは、依織が知っているいつものヤンとは別人でした。

うなり声をあげ依織の腕を強くつかんできます。

怖くなった依織は声をあげますが、ますます強い力で引っ張られてしまいました。

 

目を固く閉じた依織が、これ以上何もしてこないことを不思議に感じて、そっと目を開けてみると･･･

そこには、不安そうな顔をしてとても苦しそうにしているヤンの姿があったのです。

依織は安心させるようにヤンをそっと抱きしめ「大丈夫･･･」とつぶやきます。

 

だんだんと落ち着きを取り戻してきたヤン。まるで依織がヤンの苦しみを分かち合っているかのようでした。

 

部屋に戻った二人。眠ってしまったヤンを置いて部屋を出ようとする依織でしたが、ヤンが目を覚まします。

まだ不安な気持ちがあるのか、依織に離れてはほしくない様子です。

依織は実体化の苦痛をヤンから聞きます。

 

また実体化が起こったとき、そばにいてほしいと願うヤンでしたが、依織はすぐに返事ができません。

その前に確かめなければならないことがあったからです。

 

友達が亡くなったときにヤンを見かけた話をすると、「思い出したようだな」とヤンの口から信じられない言葉が飛び出しました。