お嬢さんの執事 ネタバレ39話【ピッコマ漫画】メフィストの巧みな言葉に夢莉はどうする！？

メフィストの交渉に夢莉は受け入れてしまうの⁉

38話ではメフィストにこの世界の者ではないとバレた西條夢莉でした。

メフィストに元の世界に戻りたくないか？と交渉を持ち掛けられた西條夢莉はどう答えるのか、またメフィストに会いに来る前にランスロットと「待っているから、必ず迎えに来てね」と約束したのに行ってしまうのかとても気になる展開です！

お嬢さんの執事39話のあらすじ込みネタバレ

自分がいなくなってからの世界を知る

夢莉はメフィストの魔法で自分がいなくなってからの世界を見せられました。

そこでは自分の葬儀が開かれるも父母は来ず、兄だけで葬儀をやりくりしていました。

（そこまで仲が良かったわけでもないのにこうやって見ると妙な気分だな）と夢莉は思います。

メフィストのささやきに飲み込まれてしまう⁉

そんな夢莉にメフィストは「俺は夢莉が生まれたところに戻してやれる。方法を探すのに苦労したんだぜ？こんなチャンス二度とないけどどうする？よ～く考えてみろ。ここで過ごした時間は短いし懐かしい世界とは比べ物にならないだろ。」と詰め寄ります。

夢莉はでも…と目をそらすと更にメフィストは「あんたが見つめている奴、たった一人の家族だろ？本当に戻らなくていいのか？」と問いかけました。

夢莉は「もしも戻りたいと言ったら…？」と聞くと「それなら俺と契約すればいいさ。」とニヤリとしながら言います。

魂を盗られるのは嫌と夢莉は言うと「それよりいいものがあるだろ？カンデンティアさ（笑）」と指をさしながら言いました。

「それはわたしが勝手にあげれるものではないし第一使い方すら知らないんだけど…。」と言うと「心配するな、俺にくれると決心したら何の問題もない。」とメフィストは誘ってきます。

夢莉はう～ん…と悩んでいるとメフィストは夢莉に顎クイして「元の世界に戻ったらそんなの必要ないだろ。実際にあんたには荷が重い力じゃん（笑）さっさと手放して戻っちゃえよ。」と夢莉に言いました。

夢莉はふとランスロットの弟子がその力を持っていたほとんどの人が若くになくなっているらしいという言葉を思い出しました。

メフィストは契約書を取り出し「決心したらここにサインするんだな。」とせかします。

夢莉はもじもじしながら「心の準備ができてないのに…」と言うと「夢莉が損することは何もないしもともと夢莉の物でもないだろ？」と夢莉の手にペンを握らせました。

そして夢莉は考えます。

（そうじゃん。この体も能力もすべてわたしのものではないじゃん。たまたま運良く違う世界にきて楽しい時間を過ごしただけで物語のように終わって元の世界に戻るだけ…だってわたしはシャルロッテじゃなくて西條夢莉だから…）と。

もしかして本当にサインしてしまうの⁉

紙にサインしようとしたとき、『お嬢さん』と呼ぶランスロットを思い出しました。

その時、突然紙から眩しい光が放たれました。

それによりメフィストは「これはどういうことだ！？」と驚きます。

そして夢莉は元気を取り戻したかのようにメフィストに言います。

「メフィスト、あんたはこの世界に何もないみたいに言うけどそんなことないわ。1つだけ自分のものがあるの。それはね、すべてを引き換えにしても惜しくないほどの価値があるの。優しい手やわたしに向けた温かい笑み、心を満たしてくれる愛の言葉、それらはわたしのものだわ。

わたしが受け取った愛や約束した未来、それらはランスロットとわたしが一緒に重ねてきたものなの。」と。

また、（いつかわたしの口からすべてを話すためにも今は絶対に戻れない…！）と決心しました。

メフィストは「最初から契約する気なかったのか」と言って立ち上がると夢莉は「当り前よ！都合のいいことしか書いてない契約書にサインするなんてできるわけないでしょ？ブラック企業かもじゃん！」と元会社員のクセが出てしまいます。

「とにかく、あんたがカンデンティアを欲しがっているのもわたしが手放さない限りあんたに渡らないこともよ～くわかった。今日はよくもランスロットとの婚約式をめちゃくちゃにしたわね。絶対に力を渡さないしこれはわたしの復讐だから！」と言うとメフィストは契約しないならカンデンティアの適合者を消すまで！と襲い掛かろうとしました。

夢莉は（メフィストはカンデンティアが欲しいんじゃなくて怖いのね。）と考え、静かにメフィストの力をスパッと切り「やれるならやってみなさい。でも今日はダメ。フィアンセが迎えに来たからね。」と言い背後に体力が回復したランスロットが登場して39話は終了します。