後宮契約 ネタバレ44話【漫画】スパイは女中！？

漫画『後宮契約』44話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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ついにスパイを突き止めた禮華

紅覇の言いつけを破ってスパイを追った結果、禮華は大きな収穫を得ることができました。

なんとスパイが女中だと分かったのです！

名前も所属も判明しました。

 

紅覇が喜ぶだろうと思って部屋に戻った禮華でしたが、紅覇が浮かない顔をしています。

紅覇はいったいどうしたのでしょうか？

後宮契約44話のあらすじ込みネタバレ

禮華がスパイを発見！

禮華はスパイを追い、白楊の寝殿にやってきていました。

スパイの名は柚子です。

禮華とは付き合いのない側室、白楊の元で働いている女中でした。

 

白楊は妃の国出身なので、妃の国の人間か、それとも他国の人間だろうかと禮華は頭を回転させます。

所属や雇い主が誰であっても、柚子がスパイだということは確定です。

禮華はささやかな達成感に浸りました。

 

ついにスパイを突き止めたのです。

紅覇が聞いたら喜ぶでしょう。

自分がこんなに頑張っていることを紅覇は知らないだろうなと禮華は思いました。

 

足取りも軽く、禮華の寝殿へと戻ります。

いつもの抜け穴から室内に戻ると、人影を見つけて禮華はギクリと足を止めました。

思わず名前で呼びそうになり、禮華は慌てて自分の口を塞ぎます。

 

時間がほしいという話だったからまだしばらく来ないと思っていたのに、部屋の中にはすでに紅覇の姿がありました。

紅覇を待たせてしまったことに禮華は焦りました。

部屋で待てと言われたにもかかわらず、無視して抜け出しているのがバレたということもあるから尚更です。

 

禮華は極めて明るく紅覇に声を掛けました。

紅覇は何も言いません。

妙に雰囲気が重いことを察して禮華は気が重くなりました。

 

部屋でおとなしく待っていなかったから拗ねているのかもしれません。

禮華はとにかく何か喋らなければと焦り、月が綺麗だと紅覇に話しかけてみました。

それでも紅覇は無反応です。

紅覇の様子がおかしい！？

いたたまれなくなり、禮華は紅覇に分かった、謝ると告げました。

紅覇が拗ねているのか怒っているのかと思ったからです。

待たせたのは悪いと思っているしわざとではない、事情があったのだと禮華は説明しました。

 

しかし説明の途中で禮華は言葉を切ります。

紅覇がぼーっとしていて、話を聞いているように見えなかったのです。

聞いているのかと尋ねると、紅覇は禮華を呼び寄せました。

 

目を合わそうともせず、元気のない紅覇の様子を禮華は訝しく思いながら近付きます。

紅覇は禮華に手を握っても良いかと尋ねました。

禮華はどうぞと手を差し出します。

 

紅覇はそっとその手を握りました。

一体何なのかと思いながら禮華は紅覇の様子を見守ります。

続けて紅覇は禮華に、抱きしめても良いかと尋ねます。

 

側室の演技中何度も抱き合っているのに、何を今さら改まってと思いながら禮華は頷きました。

紅覇は立ち上がって禮華の頬に手を触れると、全身を包み込むようにふわりと抱き締めます。

紅覇は禮華を抱き締めながら自分の鼓動を感じていました。

 

自分は禮華のことが好きなのだと、ストンと腑に落ちたのです。

しかし禮華には紅覇の考えていることがさっぱり分かりません。

急にどうしたのかと不審に思います。

 

今日は一段と紅覇の様子がおかしいように見えました。

その時、禮華の脳裏を過ぎったのは、紅覇が変わった方法で罪人たちを尋問するという言葉でした。

まさかこれがその尋問の初手かと禮華は疑います。

 

警戒した禮華は紅覇から一歩下がり、正面から紅覇の顔を見つめます。

紅覇は禮華の頬に触れました。

禮華が外に出たのは何か事情があったんだろうと、禮華をまっすぐに見つめ返します。

 

さらに、昼間はすまなかったと謝罪をしました。

これには禮華が雷に打たれたような衝撃を受けます。

あの紅覇が謝罪をするなんて一体何事だと思ったのです。

 

自分の感情に名前がついたことで納得する紅覇と、そんな紅覇に何があったのか分からず混乱する禮華でした。

後宮契約44話の感想