最強の王様、二度目の人生は何をする？ネタバレ54話【ピッコマ韓国漫画】アーサーの新たな門出

アドベンチャラーの仲間入りを果たした一方で課題も…？

アーサーはその資質をカスピアンに認められたのです。

無事にアドベンチャラー・カードを手に入れることができました！

感慨深く思う反面、アーサーは懸念も抱えています。

最強の王様、二度目の人生は何をする？54話のあらすじ込みネタバレ

ジャスミンにカスピアンとの仲を尋ねると意外な反応が…

アーサーはギルドのフロントでジャスミンと並んで座っていました。

アドベンチャラー・カードを受け取るために自分の名が呼ばれるのを待っているのです。

黙り込んでいるアーサーを、ジャスミンは大丈夫かと気遣いました。

アーサーは平気だと答えます。

カスピアンとの戦いは心躍るものでした。

アーサーは自分の両手を見つめます。

カスピアンが自分の対戦相手に名乗りを上げた理由を思い出し、カスピアンと親しいのかとジャスミンに尋ねました。

ジャスミンの顔が強張ります。

アーサーとは反対の方向に目を泳がせながら、ある意味ではそうだと認めました。

ジャスミンの父親がアドベンチャラー・ギルドと強いコネがあり、カスピアンはその一人なのだそうです。

ジャスミンがイヤそうな顔をしているので、アーサーは焦りました。

肩に乗ったシルビーもマズいんじゃないかと囁いているようです。

ジャスミンの反応に集中していたアーサーは、自分の名前が呼ばれたことに気付きませんでした。

何度か呼ばれたようで、ジャスミンに促されて立ち上がります。

名前を繰り返されたことで、フロントで待っている候補者の視線はアーサーに釘付けになりました。

大トリでカスピアンと良い勝負をしてみせたのですから、皆が注目するのも無理はありません。

本当に子どもなのか、背が低いだけの大人じゃないのかと囁いている男たちもいます。

アドベンチャラー・カードをゲット！

アーサーはヒソヒソ声を聞こえないふりをして受付へ向かいました。

受付のお姉さんがサピン王国中のギルドを代表して自分から祝福と歓迎をするという言葉とともに、笑顔でアドベンチャラー・カードを差し出してくれます。

アーサーはついにアドベンチャラー・カードを手に入れました！

カードを受け取ったアーサーの名前であるノートの名が後ろから呼ばれました。

アーサーは振り向きます。

さっきアーサーのうわさ話をしていた男たちが満面の笑みで親指を突き立てていました。

何なんだと思うアーサーです。

シルビーも同意のようで、下っ端は修行してなとでもいうようにキュウと鳴きました。

ジャスミンがアーサーの肩にそっと手を置きます。

まだ新米かもしれないが、アーサーはれっきとしたアドベンチャラーなのだと伝えてくれました。

自分たちの仲間だと、ジャスミンも自分のアドベンチャラー・カードを掲げてみせます。

その言葉にようやく実感が湧き、アーサーは高揚した気持ちで自分のカードを見つめました。

これでアーサーも晴れてアドベンチャラーとなりました。

「ノート」になったことで、アーサー・レイウィンの人生を妨げていた束縛から解放されたのです。

しかし、その一方でアーサーは新たな課題にぶつかっていました。

カスピアンと対決したことで色々と確信したのです。

どうやら魔術が存在するこの世界に馴染むために時間を割きすぎたようだとアーサーは考えていました。

シルビアの意思との同化、元素の魔術を磨くこと、この世界で得た能力に夢中になるあまり、前世で最も得意だったことの修練をすっかり忘れてしまっていたのです。

この先どうするべきか、アーサーは考え込みました。

魔術を極めるべきか、別の修練を始めるべきか…？

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