最強の王様、二度目の人生は何をする？ネタバレ57話【ピッコマ韓国漫画】二年後のアーサー！

旅立ちから二年の月日が経過

アーサーが剣術を二年で習得するとジャスミンに宣言してから二年の月日が流れました。

ジャスミンと行動をともにする仮面の剣士はあちこちで噂になっているようです。

アーサーはいったいどんな成長を遂げたのでしょうか？

最強の王様、二度目の人生は何をする？57話のあらすじ込みネタバレ

酒場の冒険者の間ではある噂で持ちきりに

冒険者達が集う酒場は今日も賑わっていました。

一人の男が連れの男に向かって、あの噂を聞いたかと尋ねます。

体格のいい上裸の男が、カグルと彼の名を呼び、例の仮面の剣士のことなら全部嘘っぱちだと叫びました。

二人ともすでにだいぶ酒を飲んだようで、顔が赤くなっています。

その二人の会話に、隣のテーブルに座っていた男が混ざってきました。

そうでもなさそうだと噂を肯定します。

その男の知人が仮面の剣士と同じチームにいたことがあるのだと二人に話しました。

ジャスミン・フレームスワースと一緒に旅をしていて、背が低いからすぐに分かるとその知人から聞いたと続けます。

その知人は例の剣士のことをなんと言っていたのかと上裸の男は、口を曲げて尋ねました。

男は自信満々に、噂は本当だと思うと断言しました。

おそらく奴は魔術師じゃないと得意げに話す男の顔に、上裸の男は唾を吐きかけます。

嘘をつくなという言葉とともに。

仮面の剣士はオーグメンターだろうという上裸の男に、唾を吐きかけられた男は顔を拭きながら仮面の剣士にまつわる他の噂を知っているかと続けました。

ダンジョンをたった一人で制覇したという噂もあるのです。

いくらレベルの低いダンジョンでも、Bクラスのオーグメンターが一人で制覇できるはずがありません。

そんな眉唾ものの噂を信じるのかという男に、カグルは鵜呑みにはしないと笑いました。

しかしジャスミン・フレームスワースが一緒なら彼女が助けているのではないかとカグルは推測します。

上裸の男は納得しました。

仮面の剣士はそんなに強くないはずだと呟きます。

噂の半分はフレームスワースがやったことで、バカな兵士が剣士と名乗っているだけだと笑いました。

自分がいつでも相手になってやるから奴をここへ連れてこいと豪語します。

信じがたい噂の本人が目の前に…！？

カグルは黙ってジョッキを傾けていましたが、皆が噂を信じるのが理解できませんでした。

仮面の剣士はジャスミン・フレームスワースの徒弟だという噂です。

それでさえ信じがたいのに、仮面の剣士はランク審査ですぐにBランクに入っただけではなく、最近Aランクに昇格したといわれているのです。

もしそれが本当なら、アドベンチャラーになってわずか2年でAクラスになったということになります。

カグルは酒でぼんやりした頭で考えました。

自分なんか3年間昇格試験に落ち続けているギリギリCクラスのアドベンチャラーなのです。

カグルは上裸の男、ターマンを見つめました。

ターマンが腹を立てるのも無理はないと思ったのです。

彼自身、経験豊富なBランクのアドベンチャラーでした。

人一倍大きなプライドを傷つけられたに違いありません。

そんなことを考えていると、酒場のドアがゆっくりと開きました。

酒場の人たちの視線が入り口に集中します。

カグルも視線を上げました。

そして硬直します。

おもむろに扉を押して入ってきたのは、背が低く小柄な男で、両脇に剣を差していました。

何より、その顔には音符のような仮面をつけています。

噂の張本人が現れたのだと察するのに時間は掛かりませんでした。

すぐさまターマンが絡みに行きます。

カグルは信じられない思いで仮面の男を見ていました。

信じがたい噂の本人が今、目の前にいるのです。

ターマンが仮面の剣士に近付いていくのを、カグルは慌てて止めようとしますが…！？

続きはピッコマで！