後宮契約 ネタバレ49話【漫画】瑞希について話をきくため、紅覇に会いに行く禮華

瑞希という人物とは？

瑞希についていろんな人に聞いてみましたが、皆美しい人だとしか答えません。

性格のことは誰一人言わないのです。

禮華は困りました。

明は紅覇に直接聞いてみればいいのではないかと提案します。

また文句を言われたくないと思った禮華でしたが、仕事の話なのだから気にするなという明のアドバイスに素直に従い、紅覇を訪ねることにしました。

後宮契約49話のあらすじ込みネタバレ

紅覇のもとへ向かう禮華

禮華は紅覇の部屋へ向かっていました。

側室・禮華としての訪問なので、もちろん後ろには大勢の侍女を引き連れています。

歩みを進めながら、禮華は悶々と考えていました。

公的な態度を取ると宣言してからと紅覇のところへ行きすぎではないかと思っていたのです。

いっそのこと白衛や幽綺に聞いたほうがマシではないかと考え込んでいる禮華を、舞陽が微笑ましく見守っていました。

禮華が珍しく何かを考え込んでいると思っていたのです。

後ろから近づいてくる人の気配を感じ、禮華はパッと振り向きました。

途端に人差し指がプニッと頬に刺さります。

予想もしなかったイタズラに禮華は青ざめました。

こんなに幼稚なことをするのは誰だと振り向くと、満足そうな紅覇と二人の仲の良さにはしゃいでいる侍女たちが視界に入ります。

紅覇かよ！と思う禮華でした。

今日も肉まんのように頬が柔らかいなどと、紅覇は訳のわからないことを抜かしています。

どうしてこんな道端に紅覇がいるのかと驚く禮華でしたが、同時に侍女たちが小声で囁き合っているのが気になりました。

仲が悪いなんて真っ赤な嘘だとか、きっと皇帝は禮華に会いに行こうとしていたのだとか、勝手なことを想像してはしゃいでいます。

禮華は内心舌打ちしました。

すぐに紅覇の元へ首に手を伸ばして抱きつき、満面の笑みを浮かべました。

大好きな皇帝に会えて無邪気に喜ぶアホな側室を演じているのです。 

紅覇は禮華の態度に胸が高鳴りました。

その後小さな船で二人だけの時間を過ごすことになります。

船に乗った紅覇は溜め息をつきました。

二人きりでも堅い態度の禮華に紅覇は…

もっと楽に座ったらどうだと呆れたように禮華に声をかけます。

禮華はピシッと正座していました。

楽にしろという勧めを丁寧に断ります。

禮華としては書紋に言われたことを気にしていたのです。

どこに向かっていたのかと訪ねる紅覇に、陛下にお会いしに行くところだったといつもとはまるで違う口調で答える禮華。

ずいぶん丁寧な言葉遣いだと紅覇が指摘すると、禮華は公的に接するならこれくらい普通だと答えました。

紅覇はさっきの禮華を思い出しました。

無防備な笑顔で紅覇に抱きついてきた姿です。

さっきは可愛かったのにとこぼしますが、禮華には聞き返されてしまいます。

紅覇は話を変えることにしました。

何か話があったのかと聞くと、禮華は銀使者が訪ねてきたと報告します。

何時間も一人でべらべら喋って帰っていったとありのまま告げました。

どうせ瑞希のことだから最近の流行や美容の話でもしたんだろうと紅覇は答えます。

禮華は驚きました。

どうして分かったのか、元々ああいう人間なのかと、丁寧な口調と素の口調がごちゃまぜになりながら尋ねます。

紅覇は残念そうな顔で口調を統一したらどうだと溜め息をつきました。

瑞希がもともとああいう人間かという質問に紅覇は考え込んだようです。

難しい質問だと呟いて、紅覇が知っている瑞希について説明してくれました。

紅覇から見た瑞希とは？

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