リベンジウェディング ネタバレ53話【漫画】今後の対策を練るデメトリオ

漫画『リベンジウェディング』53話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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給仕が暗殺者

デメトリオが指を切り落とした暗殺者は新しく入った給仕でした。

身の回りの人員がスパイであれば、すぐに情報が伝わることもあるのです。

身を隠すためのホテルですが、ここも危険だということが分かってしまいました。

リベンジウェディング53話のあらすじ込みネタバレ

メルケディアの身を守るには…

デメトリオは机の前で悩んでいました。

給仕がスパイだったとは予想外だったのです。

つまり自分たちの居場所はすでに筒抜けだということになります。

 

あの給仕が入って一週間以上経っています。

情報はほぼ入手していることでしょう。

内心舌打ちをするデメトリオでした。

 

警備員や精鋭たちの身元をきちんと確認するべきだったと今さらながら後悔していたのです。

今後はより一層警戒心を持って、外部との関わりも最小限に抑えたほうが良さそうだとデメトリオは考えました。

どこから漏れるか分からないからです。

 

まずは急いで場所を移動しようかと考えましたが、この場所を離れたとしても首都にいれば意味がありません。

それでもメルケディアがいる以上、彼女の身に万が一のことがあってはいけないのです。

やっぱり離婚して互いに元の生活に戻るのが一番なのだろうかとデメトリオは考えました。

 

しかし、そこらの兵士よりも頼りがいがあるとデメトリオを褒めたメルケディアの言葉を思い出します。

万が一何かあってもデメトリオなら自分を守ってくれると全幅の信頼を置いている様子でした。

ふとハイムの言葉が頭をよぎります。

 

あの女のことが好きなんだろうという確信めいた言葉でした。

なぜこんなことを思い出したのかとデメトリオは頭を抱えます。

いつの間にか自分がメルケディアの安全を第一に考えていることに、デメトリオは気付きませんでした。

任務に失敗した殺し屋の末路

一方、監獄のようなところで第一皇子は暗殺者から報告を受けていました。

暗殺失敗の報告です。

両膝をついた暗殺者は、皇子が殺してくださいと懇願しました。

 

それを聞いた第一皇子は笑い飛ばします。

座っていた椅子から立ち上がって、床に跪いている暗殺者に近付きました。

その後頭部を躊躇なく上から踏みつけ、顔面を床に叩きつけます。

 

お前のようなプロの殺し屋でも殺せないような奴を僕にどう殺せと言うんだと尋ねながら、何度も何度もその後頭部を蹴りつけました。

その背中に、メルケディアをナメてはいけないと忠告する声が掛かります。

第一皇子は蹴り続けていた足をピタリと止めました。

 

後ろを振り向くと、そこには白いフードを被った人物が立っています。

自分に相談してくれればよかったのにとその人物は口元に笑みを浮かべました。

慣れ親しんだ人物のようで、第一皇子は慣れた素振りで応じます。

 

最近見ないと思っていたようですが、その人物の研究が上手くいっていないからということでした。

第一皇子の研究の進捗について尋ね、フードの人物は人体実験の許可が下りれば良いのだがと答えます。

人体実験ならこれを使えばどうだと尋ね、第一皇子は先程まで足蹴にしていた男の顔を掴んで持ち上げてみせました。

 

男は愕然とした表情を浮かべて第一皇子を見上げます。

フードの人物は動じずに、第一皇子の提案を断りました。

さすがに生きている人間は使えないからです。

 

その理由を聞いた第一皇子は不敵な笑みを浮かべました。

生きている人間が使えないということであれば、生きていなければいいということで…！？

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リベンジウェディング53話の感想