最強の王様、二度目の人生は何をする？ネタバレ77話【ピッコマ韓国漫画】アーサーの提案

白衣の男？

いよいよダウンダウンへと到着したアーサー達は、王族が声明発表をする前にギデオンの元へと向かいます。

彼の屋敷に案内されると中は衣服やごみで荒れ放題です。

そんな中、汚れた白衣の男が飛び出してくるのでした。

そしてアーサーはギデオンに一体何をお願いするのでしょうか！？

最強の王様、二度目の人生は何をする？77話のあらすじ込みネタバレ

ビーストの意思を取り込む

アーサーはエルダー・ウッドの意思を持ったビースト・コアを手に持ちなぜ、ビーストの意思が残っているのか考えていました。

ビーストの意思とは、自分にはない強力な魔力のことで、誰もがこの力を欲しています。

この力を手に入れるには、ビーストから直接貰うかビースト・コアから取り出すかの2通りの方法があり、アーサーは前者の方法で手に入れました。

アーサーは2つの力を手に入れることは可能なのか！？と目を輝かせています。

そして、確かめる方法は一つだけだ。と考え、ビーストの意思を取り出そうとしました。

風が吹き荒れる真っ暗な空間にやってきたアーサーはエルダー・ウッドの意思と対峙します。

エルダー・ウッドの意思を取り込もうとするアーサーの体からは、既にアーサーが持っているドラゴンの意思が形となって現れました。

次の瞬間、その意思がエルダー・ウッドに向かっていき噛みつこうとしたのです。

アーサーは慌ててビースト・コアをその場に落としエルダー・ウッドの意思が壊されることを回避することに成功しました。

なぜ父親はエルダー・ウッドの意思を取り込むことができなかったのかと考えています。

ビーストの意思が持つ魔力の属性と自分の扱う魔力の属性の相性が良くないとビーストの意思を取り込むことができないのです。

アーサーは過去に言われたことを思い出し、苦笑いをしています。

それなら、このビースト・コアがぴったりな人物を知っている。と考え、頭には銀髪の女性の姿が浮かびます。

元気にしているかな？とアーサーは懐かしむように微笑みました。

家族との日常

それからアーサーは数日の間は修練を続け、できる限り家族との時間を大切にしてきました。

イライジャと共に魔術の訓練をし、エレナーや母親と買い物にでかけ、家族みんなで食事を楽しんだようです。

ある日の朝、エレナーがアーサーを起こしに来ましたが、アーサーは寝言を言うだけで起きる気配がありません。

エレナーは今日は重大発表の日だから急いで準備するように口にし、アーサーに歩み寄りました。

そして勢いよくジャンプし、アーサーの腹部にエルボーを叩き込んだのです。

叫びながら飛び起きるアーサーはエレナーに対して抗議しますが、エレナーは意に介していません。

エレナーは逆にふざけて見せ、改めて早く準備するように伝えました。

ダウンタウンへ向かうアーサー達

ダウンタウンへ到着したアーサー、イライジャ、ヴィンセントが馬車から降りてきました。

3人とも普段とは違うおしゃれな服に身を包んでいます。

早速アーサーはヴィンセントと共に約束していたとおり、ギデオンの元へ向かうことにしました。

アーサーはイライジャへ付いていくようにシルビーへ伝えると、イライジャ達と別れて目的地へと向かいます。

発明家ギデオン

場面は変わり、ギデオンの屋敷へとやってきたアーサーとヴィンセントは屋敷の扉をノックしました。

アーサー達は扉が開き現れた、恐ろしい顔をした執事に驚きつつも屋敷内へと案内されます。

ギデオンの部屋に入った瞬間アーサーはあまりの匂いに顔をしかめてしまいました。

部屋の中には脱ぎ散らかされて山となった衣服や吐しゃ物、殴り書きをした紙などが散乱しています。

さらには何かがカサカサと音を立て、蠢いているようです。

そうしていると、突然男が飛び出してきて執事へ怒鳴りつけたのです。

しかし、ヴィンセントを見るや否や突然態度を変え、何だキミか。と穏やかになります。

男の髪の毛はぼさぼさで目の周りにはクマがあり、身に付けている白衣のようなものも汚れが付いていました。

そして、男は続けてヴィンセントへ愚痴をこぼします。

どうやら、王族から使者が頻繁に尋ねて来ては、海の長旅を可能にするものを作るようにとせがんでくるようです。

アーサーは匂いに鼻を押さえながら、男に詳しく尋ねましたが、お前には関係ない！と突っぱねられてしまいます。

アーサーは男にお辞儀をして挨拶をし、続けて自己紹介をします。

なんと、この清潔感のない男がサピンで有名な発明家ギデオンだったのです！

ギデオンはアーサーの自己紹介を聞き、弟子は取るつもりはないとヴィンセントへ不服そうな顔を向けます。

ヴィンセント自身もアーサーの目的を知らないと伝え、アーサーへ目を向けました。

アーサーは自信満々な表情である提案をします。

アーサーの提案

アーサーは海の長旅を可能にする手段が必要なのでしょう？と問いかけ、近くにあった紙を持ち出しました。

口で説明するより、見たほうが早い！と、何かを書き込み始めるのでした。

ギデオンとヴィンセントは訳が分からない様子でアーサーを眺めています。

ギデオンはお絵かきでもしているのか？とからかいながら歩み寄り、アーサーの手元を覗きこみますが、すぐさま目を見開き驚愕するのでした。