悪役に正体がバレてしまった ネタバレ4話【ピッコマ漫画】セレスティンに近寄る青年の正体とは…？

漫画『悪役に正体がバレてしまった』4話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」0話～3話はこちら

孤児であった歩美がセレナとして生きていく決心をしたのは、単に家族ができて嬉しかったからだけではありませんでした。

そこには直接言えなかったであろう父の本音がありました。

 

父の言葉から生まれた決意を胸に、家族のため力を尽くすセレナですが、理想と現実の違いに思い悩みます。

 

そんなセレナに近寄る一人の訓練兵。

優し気な青年と出会い、彼をきっかけにこの先の物語が動いていく予感…！

 

そして彼の正体とは…？

悪役に正体がバレてしまった4話のあらすじ込みネタバレ

セレナの決意の日

 

セレナがもう少し小さかった頃、父が誰かと揉めていたことがありました。

セレナはドアの隙間から聞き耳を立てます。

 

会話の内容は、父が騎士団長を突然辞めてしまった事を咎めるものでした。

声を荒げ問い詰める相手に対し父は穏やかな声で返します。

 

「母親がいない分子供達には寂しい思いをさせているんだ。出来るだけ側にいてやりたい」

 

その言葉は孤児だった歩美にとって初めて人に愛されていると実感するものでした。

 

家族ができて嬉しい。

今まではそれだけだったかもしれない。

 

けれど父の言葉で自分も家族を愛し、大事にしたいと強く思ったのです。

そしてセレナとして、この世界で生きていくことを決意するのでした。

 

理想と現実の差

 

初日の訓練から帰って来たセレナは父の部屋にいました。

関わってはいけないと思っていたイグネスに会ってしまい、既に目を付けられてしまった事を後悔します。

 

このままではいけない…

考え事をしながら父の部屋から出ると、認知症の父のお世話をしてくれているマダムに遭遇しました。

 

「帰ってきていたなら声をかけてください！どうしてこんなに帰りが遅いんですか!?」

「あなた達の事を思ってサイモン様を見てきましたけど、騒ぐわ物を投げるわでもう手が付けられません！」

 

感情を抑えられず怒鳴るマダムの気持ちはもっともでしょう。

 

しかし今マダムに辞められてしまってはセレナとしても困ってしまいます。

申し訳ないと謝り引き留めようとしましたが、マダムはもう限界のようでした。

 

マダムは最後に「お金はちゃんと払ってくださいね！」と言い残し去って行きました。

 

やりきれない思いをぐっと堪えるセレナ…。

本当は入院させるのが最善なのかもしれない。

 

けれど家族と一緒に居たい…そんな思いがあったのかもしれません。

新たな出会い

 

昨夜のマダムとの攻防のせいか翌日の訓練に遅刻してしまったセレナ。

罰として外を何十周も走らされることに…。

 

走ることはそれほど苦ではないが、いつまでこんな生活が続くのかと少し嫌気がさします。

 

服務期間の一年間の我慢…。

そんな事を考えながら走っていると、どこからかイグネスのような鋭い視線を感じました。

 

悪寒を感じ、まさか…!?と振り返ると、そこには知らない青年が…。

こげ茶色の髪に赤い瞳のその青年は、ずっと後ろから付いてきていたようです。

 

いつから一緒に走っていたのかと、突然現れた人物にセレナは少し身構えます。

罰として走っていた自分とわざわざ一緒に走りたいなんて怪しすぎです。

 

しかし青年はセレナを気にかけてお水を差しだしてくれました。

どうやら悪意は無さそうです。

 

どうにかしてセレナの側にいたそうな彼に、何故自分にそんなに関心を寄せるのか不思議でした。

話によると彼もまた父のファンだったため、息子のセレスティンと仲良くなりたい一人だったようです。

 

あまり目立ちたくないセレナは出来るだけ一人でいたいと突っぱねます。

すると可哀相になるくらいの落ち込みを見せる青年。

 

水を受け取った時の、ぱぁっ！と心の底からの喜びと言い、セレナの反応に一喜一憂する姿はまるで子犬のよう。

こんなピュアな人を無下にすることもできず、「挨拶だけなら…」と関りを承諾してあげました。

 

改めて自己紹介をする二人。

 

彼の名前はレティオ・フォン・パトス。

その名を聞いてセレナは驚きます。

 

だって彼こそが『月の歌』の主人公なのですから！

 

悪役に正体がバレてしまった4話の感想

皇子と訓練兵士の2人はどんな関係があるのか…？

今後の展開が気になりますね。