マイフェアフットマン ネタバレ50話｜漫画｜イライザがアルバートについた嘘

イライザの嘘

とうとうアルバートはイライザを訪ねて来ました。

クリスチャンを追い出し、二人きりになったイライザとアルバート。

二人の間で交わされた会話は…。

マイフェアフットマン50話のあらすじ込みネタバレ

プロポーズを受けて以来、久しぶりの再会

いきなり部屋に入ってきたアルバートに、クリスチャンは盛大にため息をつきました。

しかしアルバートは、イライザは自分の客人なのだからとクリスチャンに席を外すよう促します。

クリスチャンは二人の会話に興味があり、この場に残りたそうでしたが、アルバートを怒らせるのは嫌なのでしぶしぶ出ていきました。

しかし部屋を出る直前、イライザの手を取り、キスをするのを忘れません。

イライザは驚き、そしてその有無を言わせない雰囲気がバイオレットにそっくりだと思うのでした。

二人きりになると、アルバートはハンカチを差し出してクリスチャンがキスしたところを拭かせようとします。

イライザは気にしていませんでしたが、アルバートは気になっていたのでした。

ソファに座り、あらためてアルバートの顔を見ると、アザが少し薄くなっているのにイライザは気づき、アルバートと会うのが本当に久しぶりだということをイライザは実感しました。

するとアルバートは、せっかく会いに来たのにイライザが嬉しそうじゃないと拗ねています。

アルバートは好きだけど…

この別荘での生活はそんなに楽しいのかと拗ねるアルバートに、イライザはご飯は美味しいと笑いました。

すると、アルバートはご飯と自分、どちらが好きなのかと子どものようなことを訊いたのです。

これにはイライザはキョトンとし、アルバートもしまったという表情を浮かべました。

慌てて取り消すアルバートに、イライザが伝えたのは意外な言葉でした。

それはご飯よりもお金よりも、アルバートが好きだということです。

しかし、それなら、と一瞬期待したアルバートに衝撃を与えたのは、イライザの次の言葉でした。

イライザはアルバートのプロポーズを断ったのです。

実はバイオレットから、アルバートはイライザと結婚することで失うものがあると言われたとき、イライザは自分にはそこまでの価値はないので、アルバートと結婚はしないと決めていたのでした。

しかしアルバートは簡単には引き下がれません。

自分のことが好きなんじゃないのかと迫るアルバートの顔を、イライザはまっすぐ見ることができませんでした。

でもイライザはもう心を決めていました。

そのため、イライザはアルバートを男性として見られないから結婚はできないと嘘をついたのです。

本当は動揺しているのを悟られないように、イライザは必死でした。

チラッと様子を見ると、アルバートはショックを受けているようです。

イライザは平然としたふりをして、誕生日を待たずに仕事を辞めて屋敷を去るとアルバートに伝えると、これまで良くしてくれたことに感謝するために深々と頭を下げました。

そしてアルバートを置いて部屋を出たイライザでしたが、心臓はドクドクと音を立てています…。