悪役に正体がバレてしまった ネタバレ5話【ピッコマ漫画】レティオとイグネスの関係と、変化していく『月の歌』の物語

漫画『悪役に正体がバレてしまった』5話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」4話はこちら

セレスティンと仲良くなりたいレティオと、セレスティンを自分のものにしようと企むイグネス。

セレナが思い返すことにより明らかになるレティオの正体とイグネスとの関係。

 

主要キャラ2人の板挟みに遭いセレナは翻弄されていきます。

 

そして昔読んだ『月の歌』の物語の筋書きとズレてきていることにも気づきました。

私はただ静かに暮らしたいだけなのに…！

 

セレナは実力を隠し通し無事服務期間を終えることが出来るのでしょうか…？

悪役に正体がバレてしまった5話のあらすじ込みネタバレ

皇子イグネスと言う男

『月の歌』の主人公レティオと知り合ってしまったセレナ。

静かに服務期間を終えようと計画していたのに、こんな所で主人公と出会うなんて…！

 

少し気持ちを落ち着かせるべく、顔を洗いに行くと口実をつけて一旦レティオから離れます。

洗面台を前に「あの人がレティオなのか…」と考えていると後ろから声をかけてくる人物が。

 

嫌な予感を感じながら振り返ると、そこにはイグネスが立っていました。

 

一応挨拶はするものの、あまり話したくなさそうなセレナ。

レティオの事も考えなければならないのに、イグネスまで構っている余裕はありません。

 

放っておいてほしいセレナに対し、イグネスは興味津々の様子。

「君に会いに来たんだ」と言う彼を見ていてまた小説の一文を思い出す。

 

【イグネスは花のように美しかった】

 

その一文は、今目の前にいる人物に相応しいと思えました。

 

白く美しい髪に赤く鋭い瞳。

昨日感じた蛇のような視線も合わされば、それは棘のあるバラのようでした。

 

イグネスがわざわざ会いに来たのは昨日の返事をもらう為。

セレナの…セレスティンの実力を見せてほしいという件です。

 

無事服務期間を終えるため実力を隠したいセレナは、「実力なんてありません。父も僕の才能の無さに諦めました」と嘘をつきます。

 

そんなはずは…とイグネスが詰め寄ろうとしたその時、ドアの向こうから声がかかります。

 

「セレスティン君ここにいるの？なかなか戻ってこないから迎えに来たよ!」

置いてきたレティオでした。

 

その声に少々不機嫌になるイグネス。

先程までの雰囲気とはガラリと変わる様子に、物語の内容を思い出します。

主人公レティオと皇子イグネス

『月の歌』でイグネスは訓練兵のレティオを気に入っていて、セレスティンと同様に部下にしていました。

しかしレティオが除隊するタイミングで衝撃の事実を知ることに…。

 

彼も皇帝の息子だったのです！

 

つまりレティオは皇帝の隠し子で腹違いの兄弟と言うことになります。

 

そんな事実を知り焦燥感に襲われたイグネスはとある女性と婚約をします。

共に帝国建国をしたエノク大公の娘イレア・エノクでした。

 

しかしイレアはレティオに恋をしてしまい三角関係となってしまうのです。

物語通りに進んでいない…!?

そんな主人公たちのゴタゴタに巻き込まれるなんてまっぴらごめん。

セレナはイグネスの手を引き一緒に窓から逃げ出します。

 

手を引かれ走らされるイグネスには訳が分かりません。

セレナも走りながら、自分の知っている物語ではなくなってきていることに戸惑います。

 

いつから内容が変わってしまったんだろうか？

事態がどんどんややこしい方へ向かいます…。

 

レティオから遠ざかり手を離したころには、イグネスの息はゼェハァと上がっていました。

一方セレナはあれだけ走ったにも関わらず全く息を乱していません。

 

その様子にまた実力を疑われますが「走るのだけは得意」と誤魔化します。

 

しかしあの状況で自分だけでなくイグネスまで連れて逃げ出したのはとても不自然。

その理由について問い詰められてしまいます。

 

セレナはその問いにどう答えるのでしょうか…？

悪役に正体がバレてしまった5話の感想