悪役に正体がバレてしまった ネタバレ10話【ピッコマ漫画】剣と共に生きて来たセレナの実力!!

漫画『悪役に正体がバレてしまった』10話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」9話はこちら

魔物と対峙するセレナは全く臆することなく切りかかります。

西川歩美として、セレナとして剣の才能に恵まれ腕を磨いてきたからこそ負ける気なんてありませんでした。

 

無事父サイモンを助けらましたが、父を危険な目に遭わせてしまったと自分を責めてしまいます。

物語を知っているのに今の悪い状況を変えられずもがき苦しんでいるようです。

 

そんな状況の中、イグネスに今の魔物との応戦を見られたことに気付きました。

ついにバレてしまったセレナの実力…！

 

イグネスはセレナになんて声をかけるのでしょうか…!?

悪役に正体がバレてしまった10話のあらすじ込みネタバレ

剣と共に歩んできた人生

父サイモンがまだ元気だった頃、セレナはセレスティンに剣術の稽古をつけていました。

セレナの強さに圧倒され尻もちをつくセレスティン。

 

「剣術の基本は防御よ」

まだまだ未熟なセレスティンに静かに教えを説きます。

 

「攻撃も大事だけど自分の命を守ることが最優先。あなたの代わりはいないんだから」

強くて優しい姉…セレスティンは「はい！」と笑顔で返事をしました。

 

 

セレナが西川歩美だった頃初めて木刀を握ったのはまだよちよち歩きの頃。

剣道を習い始めたのも自然な流れだったようです。

 

大学に入る頃には国家代表に選ばれ、世界大会に出場するほどに成長。

その経験が『自分は国家代表に選ばれるほどの力を持っている』と言う自信にもなりました。

 

しかし物語の世界で必要とされるのは剣道ではなく剣術です。

セレナになってからは剣術の練習を積み重ね、どちらも出来るようになりました。

 

歩美の頃剣道に出会い、セレナになって帝国の英雄の娘としてずっと剣と共に生きている。

剣術の才能に恵まれて来たし、その才能の上に練習も重ねてきたセレナは誰にも負けない自信がありました。

 

だから魔物ごときに負けるわけがありません。

 

腕を切られて尚襲い掛かってくる魔物を、タンっと軽くかわすとふわりと宙を舞うセレナ。

その反動を利用し一撃で魔物を仕留めたのです！

 

魔物の生死も確認せず、剣を投げ捨て父サイモンに駆け寄ります。

「お父様！お怪我は…!?あれほど一人で外には出ないでと言ったのにどうして…!!」

 

サイモンの肩をつかみ感情を露わにするセレナ。

どれほど心配したか…無事でよかった…いろんな思いが交差します。

 

そんな迫力に押されサイモンは「魔物の声が…」と消え入りそうな声で答えました。

その言葉で以前お医者様から言われたことを思い出します。

 

『もしお父様がいなくなったら以前よく行かれてた場所を探してください。』

『お父様のご職業に関連する場所も』

 

騎士団を辞めてからも村の安全を守るために見回りをしていたサイモンは、魔物の声を聞き本能的にここへ来たのでしょう。

セレナの読みは当たっていました。

 

「すまない…悪かった」

何度も小さく謝る父に、セレナも平常心を取り戻します。

 

「謝るのは私の方です。お父様は悪くない…」

サイモンの生存を確認するかのように顔に触れ謝るセレナ。

 

もう会えないかもしれない…一人になりたくない…そんな不安だった胸の内を明かします。

 

「新しい看護人を見つけよう。お金はなんとかします」

そう決意するもサイモンには理解できません。

 

涙ぐむセレナはサイモンの胸にもたれかかり、また「ごめんなさい」と呟きました。

 

お金がないのもセレスティンが消えたのもお父様の容体が優れないのも…全部自分のせい。

物語を知っているのに解決策のないこの状況をどうすることも出来ず、セレナは自分を責めるしかありませんでした。

ついにバレた…!?

そんな中後ろから声がかかります。

驚き振り返ると、セレナには予想もつかなかったイグネスの姿が…！

 

（げっ…！なんでここに…!?）

一瞬にして今の出来事を見られたと分かり『このことをバラさない代わりに部下になれ』とか脅迫されるのではと身構えます。

 

しかしイグネスに言われたのは更に予想外の言葉でした。

「急いで戻れ」

 

あまりに意外でセレナも状況が理解できません。

「他の皆がこちらに向かって来るころだ。バレたくなければ早く去れ」

 

物語で悪役だった彼が見せた優しさは一体どういう意図があるのでしょう…？

魔物退治終了

魔物退治は順調に進み、最後の一匹をレティオが倒しました。

他の兵士に「流石レティオだ」と褒め称えられますが、「みんなで力を合わせたからこそだ」ととても謙虚です。

 

レティオがいた一帯の魔物退治は終わり戻る雰囲気…。

しかしまだイグネスの指示が出ていないためしばらくその場に待機となりました。

 

兵士たちが雑談をしている中、レティオはなんだか浮かない顔。

セレナを引き留めた時と言い、彼は今何を思っているのでしょうか…？

悪役に正体がバレてしまった10話の感想

レティオはまだ浮かない顔しているので彼の心情も気になるところです。