悪役に正体がバレてしまった ネタバレ14話【ピッコマ漫画】親友だから何ができるのか…？イグネスとレティオの差

漫画『悪役に正体がバレてしまった』14話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」13話はこちら

皆の前で告げられたセレナの皇宮直属の護衛騎士への配属。

劣等生の昇格に誰もが疑問に思いましたが、その中でもレティオは納得できませんでした。

 

皇子であるイグネスに食って掛かり、セレナの取り合い状態に…!?

セレナは突然の任命にも周りの視線や言葉もどうすることもできず、二人のやり取りを見守るしかありません。

 

イグネス対レティオの結末は…？

悪役に正体がバレてしまった14話のあらすじ込みネタバレ

話を聞いてくれ…！

 

他の兵士もいる中で告げられたセレスティンの皇宮直属の護衛騎士配属の命。

皆がざわついている中セレナは我が耳を疑いイグネスに聞き返します。

 

「今日から君には僕の護衛についてもらうからね」

改めて聞いた言葉に驚き反論するセレナ。

 

そういう流れになる予感はしていましたが、こんな強引な手に出てくるのは予想外です。

慌てるセレナを見てもイグネスはにこやかに話しかけます。

 

「護衛騎士に選ばれて照れているのか？素直に喜んで良いんだぞ？」

そして追い打ちに「遠慮し過ぎるのもよくない」と言われました。

 

人の意見を全く聞いてくれないイグネスに苛立つセレナ。

 

「何の騒ぎ？」

「あいつが護衛騎士に選ばれたって」

 

ざわつく兵士たちの言葉がセレナにも聞こえてきました。

今まで懸命に目立たないよう過ごしてきたのに、これで関りの無かった兵士たちにまで自分の存在を知られてしまった…！

 

とにかく今はこの場から離れなければ…！

 

「殿下…この話はまた改めて…」

「ああ、給料の話もしないとな」

 

そうじゃない…!!

 

未だにセレナの話を聞かないイグネスに、物語のイグネスはこんなキャラだったか!?と疑います。

物語に変化があるようにキャラクターの性格も変化しているのかもしれません。

 

君に何ができる？

 

「受け入れられません」

ざわつく中声を上げたのはレティオでした。

 

レティオの目はイグネスを見据え、また不穏な空気が漂います。

セレナには終始笑顔だったイグネスも表情を変えました。

 

「レティオ君か…君の事は知っているよ」

「わ～殿下に知ってもらえてるなんて光栄です～」

 

社交辞令を交わすがレティオは心にも思っていないのか棒読みです。

それにいつもの子犬のようなピュアさは無く不機嫌そうに見えました。

 

セレナもそんなレティオに違和感を感じつつ、皇子相手に怯まないなんてすごいと感心します。

 

ただの訓練兵が皇子とにらみ合いを続けられるのは、物語の主人公だからかもしれません。

 

「セレスティン君を選んだ理由を教えてください」

「君に話す理由はないだろ」

 

尚もバチバチの二人。

「僕はセレスティン君の親友です！だから聞く権利があります！」

 

突然のレティオからの親友宣言に、仲良くしておこうと思っていたセレナも（いつの間に？）と思わずにいられませんでした。

けれどこの状況で自分が何を言っても無駄なような気がして口を噤みます。

 

「親友だ」と言われてもイグネスは引きません。

「親友だからとい言って君に何ができるんだ？僕はエヴァン君に手を差し伸べられるが、君はどうだ…？」

 

自分よりセレナを知っているようなその発言に、レティオは反論できず黙ってしまいました。

拳を握り震えるレティオ…。

 

セレナはその様子を察してイグネスに声をかけます。

イグネスはクスっと笑うとセレナに今後の予定を告げ去って行きました。

 

「皇子といつ知り合ったんだ!?」

「なんでお前みたいなやつが選ばれたんだ!?」

 

残された二人の周りにあっという間に他の訓練兵が群がります。

質問攻めに遭いもみくちゃにされるセレナと、その場に立ち尽くしたままのレティオ。

 

「僕も役に立てるように頑張るよ…」

雑音の中発したその声はセレナに届いていました。

 

このままではすべてが無駄になっていしまう…！

護衛についてしまったら物語通りに進むのは間違いない！

 

どんな手を使っても断らなければ…！

セレナはイグネスに立ち向かうため皇宮へと向かうのでした。

 

悪役に正体がバレてしまった14話の感想