復讐の皇后 ネタバレ64話【コミコ漫画】ローズモンドの本心とたくらみが明らかに！

漫画『復讐の皇后』64話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回『復讐の皇后』63話はこちら

ローズモンドが皇帝に今までの心情を明かします。

いままで描かれなかった部分なだけに、注目して読む価値があると思います。

 

また、彼女の言葉を受けた皇帝の対応にも注目です。

そして今にも続く、パトリツィアの問題は何なのでしょうか？

復讐の皇后　64話のあらすじ込みネタバレ

ローズモンドの心情と宣言

時はさかのぼって昨晩のテラスでの、ローズモンドと皇帝の言い争いが繰り広げられています。

 

ローズモンドはもう皇帝に愛されてはいません。

彼女から見ても皇帝の目にすでに熱は無かったのでした。

 

焦ったローズモンドはパトリツィアが娼婦のようにはしたなく皇帝を誘惑したのだろうと侮辱し、皇帝に咎められます。

 

皇帝のその言葉を聞くとさらに激高し、皇帝が変わってしまった原因を問いました。

すっかり冷めてしまった皇帝は、ローズモンドも皇帝をもう愛していない、それどころか今まで愛していたのかも疑問だと返しました。

 

それを受けたローズモンドは、皇帝の方が都合のいい想像をローズモンドに押し付けていたのであって、騙してなどいないと思ったのです。

そうしてローズモンドは、今までの思いの丈を、皇帝が遮ろうとする様子も気にしないで話し出しました。

 

皇帝が、小さいころのトラウマをいつまでも抱えて愛を語る姿にうんざりしていた。

皇帝ではなく、彼の地位と財と権力を愛していた。と、そう思いを打ち明けました。

 

しまいには、母を殺した殺人鬼を誰が愛せるのだとあざけったのです。

それからローズモンドは、自身の力で皇后になり皇帝の隣に立つことを宣言します。

 

自分が立派なティアラをつけている姿を想像しました。

そしてローズモンドは自分の生き様を目に焼き付けてほしい、そのための計画をかつて愛した皇帝に捧げるのだと、心の中で思いました。

 

そして日は進み、改めて皇帝のもとにやって来たローズモンドが口を開いたのです。

マダム・ジャニュアリーの手紙

所変わって、ペトロニラがもってきたマダム・ジャニュアリーの手紙を読む、パトリツィアとペトロニラ。

 

手紙の内容は、エレフニー公爵夫人がペトロニラに家の管理を任せたことをバカにし、ペトロニラを警戒するよう警告するものでした。

政敵の身内に仕事を任せるのは確かに迂闊かもしれませんが、そうなった一因にはローズモンド自身がいるのではないでしょうか？

 

そして、マダム・ジャニュアリーに共犯者であることを強調し、手紙を燃やしてほしいという願いで締めくくられてしました。

 

パトリツィアたちはマダム・ジャニュアリーとローズモンドが共犯であることを知ります。

そして、マダム・ジャニュアリーは手紙を燃やさなかったことで、お互いの信頼関係がまだ薄いと推測しました。

不妊問題

侍女が二人のともにやってきて、皇帝の前に現れたローズモンドの言動を伝えます。

ローズモンドは改めて、パトリツィアを不妊であるとし、側室を作るべきだと提言したのでした。

 

パトリツィアはローズモンドが不妊に執着することに、疑問を持ちます。

そして、自身が本当に不妊だからだろうか？　という結論にたどりつきました。

復讐の皇后　64話の感想

 

しかし、ローズモンドのように私が悪い訳ではないと自己肯定しないと生きていけない、と思ったことがある人は私以外にもいるのではないでしょうか？

そう思うとローズモンドも、私たちと似たところのあるキャラクターなのではないかと思います。

 

また、ローズモンド自身にもかつて皇帝を愛する心があったことにも安心しました。

 

しかし、こんなにも皇帝からの信頼を失うようなことを言ってしまったのに、どうやって彼の妻となろうとするのか検討もつきません。

楽しみですね。

 

そして、またも問題になったパトリツィアの不妊。

私もローズモンドがこの問題ばかりあげつらうのが疑問です。

 

たしか始めの皇后選びの時の、健康診断の結果が今につながっているのでしょうか？

パトリツィアが本当にそうではないことを祈るばかりですね。

 

今回では、ローズモンドが今は皇帝を愛してはおらずとも、かつては愛していなかったことが明らかになりました。

また、愛し愛されてはいなくとも、皇后の座をあきらめないローズモンド。

 

今度は自らの力でそれを手にするつもりらしいのですが、どのようにその地位を手に入れるのでしょうか？

壮大な計画が始まります。

 

また、読者目線では明らかでもパトリツィアたちは知らなかった、マダム・ジャニュアリーとローズモンドの共犯関係も明かされました。

パトリツィアがこれにどう対応していくのか、非常に楽しみですね。

 

最後に再びパトリツィアの不妊が問題になって、64話は終わりました。