後宮契約 ネタバレ85話【漫画】打ち上げ花火を見ながら禮華は虎蓮の笑顔を思い出す

漫画『後宮契約』85話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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花火に思うこと

不本意ながら紅覇の命令に従ってお祭りに参加していた禮華。

絶好の機会を逃さざるを得なかったことが、禮華は不満でした。

打ち上げられた花火を見つめながら、禮華は虎蓮のことを考えます。

紅覇はそんな禮華の横顔に見入っていました。

後宮契約85話のあらすじ込みネタバレ

禮華の不満の理由

皇宮はお祭りの雰囲気に包まれていました。

無数の提灯がぶら下がり、夜だというのにあたたかな光に照らされて、人で賑わっています。

音楽が流れ、美味しい食事が並べられ、人々はお祭りを楽しんでいました。

 

そんな中、禮華はムスッとしていました。

今日の禮華は前髪をかきあげ、頭の両側に花を飾っています。

禮華はめんどくさいと思い、心の中でため息をつきました。

 

禮華はあたりを見渡しました。

謹慎中の柚子と蘇潤を除いて全員参加しているようです。

自分まで参加させた紅覇の意図を禮華が考えているところに紅覇がやってきました。

 

禮華の口角が下がっていることを指摘し、気分が良くないようだと声をかけます。

薬に酔った人に言われたくないと禮華はそっけなく答えました。

痛いところを突かれた紅覇は言葉に詰まりながらも、禮華の隣に座ります。

 

禮華は小声で紅覇に囁き、正直に話してくれと伝えました。

紅覇は頬を赤くしたまま、不思議そうに聞き返します。

自分のことを疑っているだろうと禮華は紅覇を睨んでいました。

 

紅覇はその言葉に驚き、そのまま繰り返して禮華に聞き返します。

禮華は自分をわざわざお祭りに呼んでここに座らせていることを指摘しました。

宮殿内を歩き回る絶好の機会なのにそうさせないのは、紅覇が自分の何かを疑っているからだろうと考えたのです。

 

特に明が自分の部屋を探るつもりでいるということを知った以上、紅覇が自分を疑っているからだとしか思えません。

しかし紅覇はため息をつきました。

祭りが開かれるめでたい日だからお前と一緒にいたくて呼び出したとは思わなかったのかと尋ねます。

貴重な酒を禮華に与える紅覇

思うわけがないだろうと禮華は呆れたように答えました。

どうせ自分はいつも紅覇のそばにいるしと付け加えると、紅覇は驚いたように目をみはります。

その言葉を気に入ったと呟いて、紅覇は笑顔を浮かべました。

 

自分は面倒だと禮華は紅覇を睨みます。

紅覇はこれも飲んでみろと話しかけ、徳利からお猪口にトクトクと酒を注ぎました。

一年に一度しか飲めない貴重な酒だそうです。

 

ここは皇宮なのにと禮華は驚いて聞き返しました。

紅覇は頷き、皇宮でも一年に一度しか飲めない酒だなんてすごいと思わないかと尋ねます。

その時、空へ花火が打ち上がりました。

 

パーンと弾けたような物音に、爆竹？と呟いて禮華が顔を上げます。

花火の光に照らされた、その美しい横顔を紅覇はじっと見つめました。

禮華は花火を見つめながら人間の祭りも虎族とほとんど変わらないと思い、虎蓮のことを考えます。

 

あなたは今どこで何をしているの？と心の中で虎蓮に問いかけました。

思い描くのは虎蓮の笑顔です。

そしていつ私に返事をくれるのだろうかと思い、ゆっくりと酒を呑みました。

 

お祭りが賑わっている頃、禮華の寝殿に現れて窓から入ってきたのは幽綺でした。

そっと中へ忍び込むと静まり返った部屋の中で、やっぱりいないと独り言を呟きます。

そして幽綺は禮華のベッドへダイブしました。

 

禮華様のベッドだ！とはしゃぎ、ゴロゴロと転げ回ります。

机に提灯が置いてあるのを見つけた幽綺は、禮華が何を願ったのだろうと思い、迷わず提灯に駆け寄って中の割符を取り出しました。

白紙ではなかったのです。

 

そこに書かれていた内容とは…？

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後宮契約85話の感想