復讐の皇后 ネタバレ66話【コミコ漫画】怪しい香水の登場とペトロニラの淡い恋

漫画『復讐の皇后』66話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回『復讐の皇后』65話はこちら

パトリツィアがローズモンドに公女になったお祝いで、香水をプレゼントします。

 

この描写が非常に意味深なので、注目して読むべきです！

 

そしてローズモンドが皇后になる計画の一端が明らかになります。

 

再びロスシーに出会い、淡く芽生え始めたペトロニラの恋にもぜひ注目してみて下さい。

復讐の皇后　66話のあらすじ込みネタバレ

皇后からのプレゼントとローズモンドの手段

パトリツィアは自室に呼び出した侍女におもむろにステリンという香の話を始めます。

 

侯爵位まで授かったような公女を祝うのを忘れていたから、香炉の代わりに香水にしたステリンをローズモンドに届けてほしいというのでした。

 

それを受け取ったローズモンドは珍しいと驚きます。

 

そして香水だけだということに疑問を抱きましたが、侍女がうまく説明し、試しに嗅いでみたところ匂いも気に入ったため、事なきを得ました。

 

侍女がペイン宮を立ち去ったあとも、パトリツィアのプレゼントを気に入ったローズモンドはさらに香水をふりかけています。

 

ローズモンドの侍女は皇后からの突然のプレゼントに警戒し、怪しんでいました。

 

しかし、ローズモンドは不妊の皇后が廃位されないのは奇跡のようなもので、皇子を産める唯一の存在のローズモンドを気にかけ用心深くなるはずだから、当たり前の行動だと諭します。

 

側室になったローズモンドのすることはもはや皇子を産み育てることだけです。

 

皇帝より先にパトリツィアを亡き者にすれば皇后の地位を得ることが出来るのです。

 

しかし、問題は皇帝がローズモンドに会いに来ないことではないか？　と侍女は疑問に思います。

それに対し、ローズモンドはまだ29歳で時間はあるし懐妊さえできればいいのだから、媚薬でもなんでもやりようはあるのだと言いました。

 

そして同時刻、パトリツィアは意味ありげに微笑むのでした。

 

ペトロニラがロスシーに微笑む

所変わってロスシーのもとにやってきたペトロニラ。

 

彼女は紅茶の香りを楽しみながら、皇宮が忙しく、連絡できなかったことを謝りました。

 

ペトロニラは気丈にふるまうパトリツィアのそのうちの心の傷を心配しています。

 

その心情、パトリツィアでなく自分が皇后になるべきだった、という言葉を漏らしてしまいます。

 

それを聞いたロスシーは驚きますが、ペトロニラはそっとごまかし、彼も優しくそのごまかしを受け入れました。

 

そしてロスシーは忙しいであろうペトロニラをねぎらい、デートの日付を先伸ばしにすることを提案しました。

 

固辞するペトロニラでしたが、ロスシーはペトロニラといられるならいつでも構わないのだと言います。

 

だから落ち着いてからにしようと、さりげなくペトロニラの名前を呼んで言いました。

 

名前で呼ばれたことに戸惑うペトロニラ、そしてそれは、もう少し後にしてほしいと頼んだのです。

ロスシーは微笑んで、許可されたことがむしろ光栄だと言うのでした。

 

そしてパトリツィア、一言ずつに微笑むロスシーをみて、思わず笑みをこぼしてしまったのでした。

 

しかし、細心の注意を払わなくてはいけないと自分を戒めました。

 

さり際の雑談で、紅茶はロスシーが淹れたものだと判明しました。

 

何度も褒められたけど、ペトロニラからの言葉が一番嬉しいとロスシーは微笑みます。

 

それを受けてペトロニラは、警戒して疑わなくてはいけない、心を開いて、捧げてはいけないのだと、反芻しています。

 

しかし、本心には逆らえません。

顔を真っ赤にして、明日侯爵邸に来てほしいと伝えたのでした。

 

それを受けてロスシーは今日一番の微笑みを見せました。

 

復讐の皇后　66話の感想

パトリツィアがローズモンドに挙げた香水は一体なんなんでしょうか？

意味深な描写が多く、ただの香水とは思えません。

 

まずもって、パトリツィアがローズモンドにプレゼントすること自体に違和感がありますし、何か仕込んでいるのだと思います。

 

また、ローズモンドの計画が分かりましたね。

しかしこれもひねりのない計画であり、前回のラストで判明した、親戚に手を下していることとも辻褄が合いません。

 

これでは壮大な計画というには、無理がある、大変地味な計画だと思います。

 

だから、また何かしらの問題を起こすのではないでしょうか？

 

そして、ペトロニラはどうしてこんなにも男性を信じてはいけないと思うのでしょうね？

 

確かに両親を除いて一番近くにいる男性である皇帝が、あんな状況なので不審感がわくのかもしれませんが、やはり異常です。

 

私が皇后になるべきという発言も合わせ、やはり彼女も前回の記憶を取り戻していたりするのでしょうか？

 

パトリツィアはローズモンドに、何やら怪しげな香水をプレゼントしました。

 

ローズモンドは皇子を産み育て、パトリツィアを皇后から降ろすことが出来れば、自分が皇后になれると計画しています。

 

そして、ペトロニラには男性や恋への不信感の中で、徐々にロスシーへの恋心が芽生えはじめたした。