弟は今留守番中です ネタバレ9話【ピッコマ漫画】アステアの女装の理由は…

• 漫画『弟は今留守番中です』9話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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今回はアステアの回想シーンからお話が始まります。

アステアは幼い頃から女装しており、「アステル・アイザール」という名の女の子として育てられていました。

そのため幼少期にリタウスに指摘されるまでの間、自分の事は女の子だと思っていました。

 

アステアはリタウスとは結婚できない事を知り、リタウスに執着し始めます。

成長するにつれ、女装して隠れ続けなければならない生活に苦痛を感じ出すアステア。

しかし、アステアが女装してアステルとして生活しなければいけないのには理由があったのです。

弟は今留守番中です9話のあらすじ込みネタバレ

幼いころのアステア

アステアは幼いころから“アステル”という女の子として育てられました。

理由があって家から出させてもらえない“アステル”は、塔に閉じ込められているお姫様と自分の境遇を重ねていました。

昔話のように騎士が助けに来るのを夢見ており、リタウスを自分を助けに来た騎士だと思っていたのです。

 

大人になったらリタウスの花嫁になると“アステル”。

“アステル”は自分の髪色と同じピンクのウエディングドレスと、瞳と同じ色のラベンダーのブーケで結婚式を挙げることを夢見ていました。

しかし、その夢は他ならぬリタウスの言葉によって打ち砕かれてしまいます。

 

リタウスは“アステル”に、男同士では結婚できない事を告げました。

それはアステアにとって大きな衝撃でした。

自分は女の子だと認識しており、男だとは一度も思った事がなかったのです。

 

そしてこの時から、アステアはリタウスに執着し始めました。

外に出られないアステアにとって、リタウスがすべてでした。

リタウスと結婚できる女も、リタウスの周りにいられる男も、何もかもを憎むようになったのです。

２つの身分を持つアステア

クラティエ学園に入学することになったと話すリタウスに、自分も一緒に学園に行きたいと我が儘をいうアステア。

まだアステアは外に出てはいけないとリタウスに言われ、アステアはもう我慢の限界です。

いつまでピンク色の髪を隠して女装をしなければいけないのかとリタウスに八つ当たりしてしまいます。

 

アステアは滅びてしまった精霊王国の血を引く最後の１人で、精霊王の力を秘めています。

アステアは「アステル・アイザール」という女性として生きていますが、の本来の名は「アステア・リスヒ」です。

アステアの実家の当主であるリスヒ公爵はアステアの持つ力を怖れ、アステアを守るために２つの身分を与えたのでした。

 

アステアが本来の名前で生きていくためには皇帝から呼ばれる必要があります。

しかし、アステアは自分の母は皇后に殺されたと思っており、皇室との間に確執がありました。

例え皇帝から呼ばれ、アステア・リスヒとして生きていけるようになったとしても、アステアの寂しさは埋まりません。

 

結局アステアが学園へ行くことは叶わず、従者達と学園へ向かうリタウスの背中を窓辺から見送りました。

家から出られないアステアに赦された世界はあまりにも狭く、リタウスの世界は広がっていきます。

アステアは、自分は独りぼっちなのに不公平だと思わずにはいられませんでした。

学園に到着したカイラ

魔法列車が駅に着き、クラティエ学園の制服を着た生徒達が次々と列車から降りてきます。

カイラが駅に降り立つと、それに気付いた女子生徒がコソコソと噂話を始めました。

そんな周りは気にも止めず、カイラは女性騎士に呼ばれてついて行きます。

 

女性騎士に案内されて寄宿舎の部屋に行くと、そこにはルームメートのフィリアという少女がいました。

カイラが部屋の中を見ていると、フィリアが話しかけてきます。

敬語できちんと挨拶をするカイラに、自分は貴族ではないから敬語を使わなくても大丈夫だと言うフィリア。

 

クラティエの基本学則は「平等」じゃなかったかと、カイラは違和感を覚えます。

フィリアが３年生だと知り、同じ学年なら友達だとカイラは微笑みました。

友達だと言われたフィリアは、そんなことを言われたのは初めてだと嬉しそうです。

 

お互い敬語は無しにしようと話すカイラに、フィリアも応じます。

よろしくと敬語なしで笑い合う二人ですが、たじたじになっているフィリア。

カイラはこの学園には何かある事を察するのでした。

弟は今留守番中です9話の感想

 

そして、いよいよカイラの学園での生活が始まりましたね！

フィリアはとても良い人そうですが、他の人達はあまりカイラを歓迎しているようには見えなかったのが気がかりです。

次回からの本格的な学園生活を見守りたいと思います。