弟は今留守番中です ネタバレ13話【ピッコマ漫画】貴族社会にもまれていくカイラ

カイラに稽古を申し込んだニコラス

カイラに執拗に絡み、一対一の稽古を申し込んできたニコラス。

彼はカイラが学園ではシュエートを使えないことを知った上で挑発し、カイラとベスタ家を貶めるような発言を繰り返します。

ニコラスがフランツを虐め、カイラに執拗に絡むのは何故でしょうか。

アルトからの伝令鳥

カイラが部屋に戻ると、ベスタ家の執事・アルトからの小包と伝令鳥が来ていました。

カイラは伝令鳥を介してアルトからフランツの近況を聞きます。

そして、アルトが送ってくれた小包もまた、カイラがフランツの為に進めている計画のための資料でした。

再びレオドラの勧誘

カイラはフィリアの紹介でイーリスと出会います。

その時またタイミング悪くレオドラが現れ、カイラをサロンに勧誘します。

断ってもサロンの重要性を説き、待つと言うレオドラに、カイラはどうするのでしょうか？

弟は今留守番中です13話のあらすじ込みネタバレ

カイラを挑発するニコラス

ニコラスは、カイラにもフランツ同様に剣術の才能があるようだが、どれほどのものか知りたいと。

教官はカイラは剣術を習い始めたばかりで、ニコラスとの技量の差が大きすぎると止めに入りました。

しかし、ニコラスはカイラがブルク駅でシュエートを使って血悪鬼を倒したことを引き合いに出し、自分より技量が足りないはずがないと。

教官は厳しい表情で、学園内での魔法道具の使用は禁止されていると指摘し、ニコラスはつい忘れていたと惚けて見せました。

ベスタ家の血筋であるだけでシュエートによって本来の何倍もの能力を発揮できると言うニコラスに、いい加減にしなさいと教官が警告を入れます。

しかし、ニコラスはカイラへの侮辱と挑発を止めようとしません。

これだからシュエートさえあれば権を握ったことのない者でも騎士団長になれると噂が立つのだと、ベスタ家を貶めはじめるニコラス。

彼はカイラが羨ましいと言い、どうしたらシュエートを手にすることができるのか、自分がカイラに婿入りでもすればいいのかと、うっとりしてみせます。

度が過ぎると教官が𠮟り、ニコラスは命令不服従で品行点を10点減点され下がらされるのでした。

ニコラスとのやり取りで、カイラはフランツがどれだけ虐められてもシュエートを使えなかった理由を察しました。

精霊王の力をまとい、持っているだけで本来の技量の何倍にも成長させてくれる宝物であるシュエート。

ニコラス達はフランツがそれを持っているのが気に入らなかったのでしょう。

カイラは苦い表情を浮かべ、反撃もせずやられっぱなしだったフランツを想います。

そして、これからは自分が標的にされるだろう事を理解したのでした。

アルトからの報告

カイラが寮の自分の部屋に戻ると、カイラに伝令鳥が来ています。

伝令鳥はベスタ家の執事アルトからのものでした。

カイラ達は、この鳥を介して遠く離れた相手とリアルタイムで話をするようです。

頼まれた資料は無事届いたかと訊ねるアルトに、カイラは資料を確認しながら労いの言葉をかけます。

アルトにフランツの近況を聞くと、フランツは毎日のように森へ鳥を見に行き、夕方にはシツローの修練をしていました。

顔色も明るくなったというアルトの報告に、カイラは優しい笑みを浮かべます。

アルトは、フランツはもう屋敷を取り囲むほどシツローの扱いが上達していると言い、それを聞いてカイラも驚きました。

フランツがシツローを持つようになったのはカイラのおかげだと話すアルトに、大したことじゃないとカイラは謙遜します。

カイラは資料のお礼を言い、遅くまで伝令鳥で話すと怒られるからと言ってアルトとの会話を終えました。

アルトの調べてくれた資料は、これからフランツを転入させる学校の候補リストでした。

カイラは皇道から離れていて切実に寄付を願っている田舎の女子校にフランツを送ろうとしていたのです。

そうすればアステアもつけられないとカイラは考えたのでした。

カイラは貯めていたお小遣いと手形を使って、フランツを受け入れてくれる女子校に多額の寄付するつもりです。

カイラはアルトの資料の中から特に気に入った３か所の学園に向け、手紙を書くのでした。

再びカイラを勧誘するレオドラ

次の日、カイラは教室の席で眠そうにしていました。

フィリアが声をかけると、カイラはやることがあって予習も多かったと目を擦りながら返事をします。

そんなカイラに、紹介したい人がいると言ってフィリアが連れてきたのは、イーリス・クラインでした。

イーリスは平民と仲良くしていて貴族令嬢から仲間外れにされたという令嬢です。

会えて嬉しいとお互いに言い合い、握手をするカイラとイーリス。

その和やかな会話を遮るように、レオドラがカイラに話しかけます。

少し話があると言うレオドラに、カイラは席から立ち上がり、一段高い所からレオドラを見下ろしました。

レオドラは顔に青筋を浮かべながらも品位を保つために笑顔を作り、サロンの件はどうなったのかとカイラに訊ねます。

カイラは、学業のために余力がないと断りました。

レオドラはカイラに、社交界でのデビュタントもまだだからサロンの重要性に気付かないのだと話します。

今までもこれからも貴族社会に属する人なのに、一生平民社会にいるつもりかと馬鹿にして言うレオドラ。

フィリアはその言葉に青ざめています。

もう一度考える時間をあげると言いうレオドラに、カイラは考えておくとだけ答えました。

レオドラはなかなか思い通りの返事をしないカイラに不満があるようでしたが、待っていると言って去っていきます。

その後ろ姿を、カイラ達は無言で見送りました。

フィリアは、カイラがサロンに入ったほうがいいんじゃないかと心配しています。

そして、マリアンもサロンのメンバーだから聞いてみたらどうかと提案しました。

カイラは、この機会にマリアンに会ってみることを決めます。