弟は今留守番中です ネタバレ15話【ピッコマ漫画】ニコラスに決闘を申し込むカイラ

女子寮の寮長からの呼び出し

カイラは男子寮に行ったことを女子寮の寮長に注意されます。

寮長に言われてクラティエ学園の学校規定書を確認すると、異性の寮に出入りした場合には品行点数を1点減点されることになっていました。

他にも品行投票など知らない事が書いてあり、カイラは他の項目も全部読んで覚えようと努力します。

決闘を申し込むカイラ

翌日、男子教室に女が来たと騒ぎになりました。

ニコラスも様子を見に行くと、その顔にピシッと手袋が当たります。

手袋を投げつけたのはカイラで、ニコラスに決闘を申し込みました。

カイラの作戦

カイラがニコラスに審判なし保護具の使用なしの決闘を申し込んだことが学園中の噂になっていました。

友人たちはカイラの事を心配していますが、カイラは見守っていて欲しいと頼みます。

カイラは自分のやり方でやると言い、勝つ自信があるようです。

ニコラスとの決闘

3日後、カイラとニコラスの決闘を見ようと、多くの生徒が集まっていました。

ニコラスはロングソードを、カイラは竹刀のような特注の武器を手にしています。

教師の合図で決闘が始まりますが、開始早々に押し負けているカイラに敗北宣言をするようニコラスは話すのでした。

弟は今留守番中です15話のあらすじ込みネタバレ

クラティエの学校規定は厳しかった

カイラは女子寮長に、相談もなく男子寮に行ったことを厳しく叱られていました。

カイラが寮の規則を理解できていないと判断した女子寮長は、すぐに学校規定書をもらってきて隅々まで覚えるよう指導します。

その夜、カイラはさっそく規定書を確認しました。

規定書には、異性の寮に出入りすることを禁止する一文があり、違反した場合には品行点数が一点減点されると定められています。

他の規定も読み進めると、品行投票など知らなかった事ばかりでした。

カイラは全部しっかり覚えようとやる気になっています。

男子教室に乗り込むカイラ

翌日、ニコラスは男子教室でクラスメイトのジェラルドを虐めて遊んでいました。

その時、教室の入り口の方が何やらザワザワと騒がしくなります。

女だ、とクラスメイト達が口々に言っているのを聞いて、気になって様子を見に行くニコラス。

すると、突然白い手袋がニコラスめがけて飛んできました。

手袋はニコラスの頬に当たって落ち、ニコラスは投げた人物が誰かも分からないまま激怒します。

教室の入り口に独り立っていたのは、カイラでした。

たった一人で男子教室に来るなんていい度胸だと、ニコラスはいつもの調子でカイラを挑発します。

そんなニコラスの態度を気にも留めず、カイラは毅然とした表情で、決闘を申し込むと告げました。

あからさまにバカにした態度で本気かと笑っていたニコラスですが、カイラの真剣な表情を見て少し考え、応じてあげると答えます。

心配する友人たちと、カイラの思惑

その後、学園内はカイラとニコラスの決闘の話題でザワついていました。

男子生徒も女子生徒も、みんな驚いた様子で話しています。

それもその筈、剣術の教師が現場には立ち会いますが、今回の決闘では審判はなく、保護具の使用もなしという、ありえないルールだったのです。

フィリアとイーリスはカイラの事を心配していました。

シュエートは使えず、ニコラスは女だからと手加減をするようなタイプではないイかれた奴です。

今からでも取り下げようと言う2人に、マリアンも賛同します。

剣術の練習を始めたばかりなのに無謀すぎると、マリアンはべスタ侯爵領に知らせようとしました。

カイラはそんなマリアンに、フランツの為でもあるが自分の為でもあり、見守って欲しいと頼みます。

そんなカイラに、マリアンは分かったと連絡を止めました。

夕方、寮の自分の部屋にいるカイラは、伝令鳥を使ってアルトと話していました。

アルトはカイラから頼まれていたものが完成したと言い、明日カイラのもとに届くと伝えます。

決闘は3日後に迫っていました。

フィリアは心配そうに、勝てる術はあるのかとカイラに問いかけます。

カイラに無いと即答され、フィリアは青ざめて驚きました。

しかしカイラは、自分のやり方でやると言い、何やら自信があるようです。

見たことのない武器で決闘に臨むカイラ

3日後、カイラとニコラスの決闘を見ようと多くの生徒が集まっています。

その中にリタウスの姿もありました。

リタウスは、剣術を学び始めたばかりなのに男子生徒と決闘なんて何を考えているんだとカイラを心配しています。

ニコラスは決闘会場にロングソードを持って現れました。

ニコラスを応援する声もある一方で、女相手にロングソードを持ってきた事を非難する声が小さく上がっています。

リタウスはニコラスに対して卑怯だとドン引き、フィリアはまだ始まってもいないのに見ていられないと目を瞑っています。

そんな中、カイラは竹刀のような物を手にしていました。

見たことのない形状の不思議な武器に、生徒たちは不思議そうにしています。

それは木の柄で、鍔はなく、キラキラとした縦長の何かが四つ割り状に合わせてあり、針金か何かの中結び数か所で止めてありました。

今までになく調子が良いとよく喋るニコラスに対し、カイラは無言です。

教師が二人を呼び、決闘の火蓋が切って落とされました。

ニコラスは直ぐに駆け出し、ロングソードを真上から勢いよく振り下ろします。

カイラが竹刀状の武器で受け止めますが、受け止めるのでせいいっぱいの様子です。

ニコラスはニィッと悪人面丸出しで笑い、腕力だけでも差がついていると指摘します。

むやみに恥をかくことなく直ぐに敗北宣言をしろと言うニコラスに、カイラは歯を食いしばっていました。