弟は今留守番中です ネタバレ17話【ピッコマ漫画】復帰したニコラスは仕返しを目論むも…

リーリスたちと話をするカイラ

カイラは決闘で使った武器の事をリーリスに訊かれ、木の棒に金剛石を巻いていたと答えます。

リーリスたちは保護具も付けずにニコラスと戦ったカイラを褒めますが、実はカイラの装備にはもう一つ秘密がありました。

ショックで寝込んでいたニコラス

怪我はすぐに治ったニコラスでしたが、心の方のダメージが大きく一か月も休んでいました。

久しぶりに剣術の授業に出席したニコラスは、ずっとカイラの事を睨んでいます。

カイラは友人たちの協力を得て、念のため一人にならないように気を付けることになりました。

最悪のタイミング

フィリアの父が危篤でフィリアは実家に帰省することになり、カイラは急に一人になってしまいました。

そして、そのタイミングで運悪くニコラスと遭遇してしまいます。

カイラは急いで寮に戻ろうとしますが、そこが学園の外だったことに気付き、シュエートでニコラス達を撃退しました。

実家に帰省したカイラ

カイラはベスタ邸宅で品行点数の通知表を見ていました。

結果は減点12点で、飛び級テストの条件としても悪くない成績です。

カイラは、フランツがマリアンとのデートに出かけていくのを、優しい眼差しで見送っていました。

弟は今留守番中です17話のあらすじ込みネタバレ

カイラがニコラスに勝てた理由

前回の決闘後に誤解が解けたクラスメイト3人とカイラが話していました。

決闘で使っていた剣の表面に付いていたものは何かとリーリスが訊くと、カイラは金剛石だと答えます。

カイラは武器に、宝石としては使えないグレードのダイヤモンドの原石を使っていたのです。

決闘の武器に条件を付けなかったのも、腕力では勝てないのが分かっていた上での作戦でした。

剣でもない棒を武器に、保護具も付けずにニコラスに立ち向かって凄いと、リーリスとリビアンは目を輝かせています。

カイラは、本当は上着の下にこっそり鉄板を巻いていたとは、言い出せなくなってしまいました。

カイラを睨みつけるニコラス

一ヶ月後、怪我から回復したニコラスが学園に復帰しました。

ニコラスは魔法治療師の応急手当で傷はすぐに回復しましたが、精神的なショックで部屋から出られなくなっていたのです。

ニコラスが不在だった間、カイラは品行点数が下がることもなく、教養科目や学業の成績も上がり、いつになく順調でした。

カイラはガーディアン騎士団の剣術にも完璧に慣れ、リビアンと互角に剣を交えています。

その時、カイラは剣術の授業に出席するニコラスの姿を見つけました。

カイラはニコラスに気を取られてレイピアを落としてしまい、リビアンに注意されます。

リビアンはカイラに、もしかしてニコラスが気になるのかと訊きました。

ニコラスは先ほどからずっとカイラ達の方を睨んでいたのです。

リビアンはニコラスが何かまた何か企んでいるんじゃないかと心配します。

しばらく一人にならない方が良さそうだとリビアンに言われ、カイラもそのつもりでした。

一人の時に出くわさなければ大丈夫だとカイラは思っていますが、どことなく不安もある様子です。

カイラを狙っていたニコラス

フィリアの父親が危篤になり、フィリアは急いで帰省することになりました。

自分も大変なのにフィリアは寮に一人で戻るしかないカイラのことを心配しています。

カイラは自分は大丈夫だと言ってフィリアを送り出しましたが、内心不安になっていました。

その時、カイラはゾクッとした嫌な視線を感じます。

取り巻き二人を連れたニコラスは、やっと一人になったとカイラに話しかけました。

カイラは最悪のタイミングで会ってしまったニコラス達から走って逃げ、早く学園に戻ろうとします。

学園に戻ろうとしていたカイラは、ここが学園の外だったことを思い出します。

カイラは走っていた足を止め、それを見たニコラスはカイラが諦めたと思い、卑劣な言葉を口にしています。

ニコラス達三人の目の前でカイラはシュエートを呼び出し、ここは学園じゃないと言って三人を撃退しました。

実家でフランツを見守るカイラ

カイラは通知表を持って実家に帰省していました。

品行点数の通知表は減点12点なので、飛び級テストを受ける条件を満たしています。

ニコラスも減点されていたのもあり、カイラはその点数に、まあ悪くはないと感じているようです。

そこへ、その日の訓練を終えたフランツがやってきました。

なにやら急いで身支度をしている様子のフランツに、何か約束があるのかとカイラは訊ねます。

するとフランツは、マリアンから皇道の渡り鳥博覧会に誘われていると答えました。

最近、フランツはよくマリアンと二人で出かけているようです。

フランツはマリアンも渡り鳥が好きだったと言い、先週は一日中鳥の話をしていたと、本当に嬉しそうに話しています。

約束に遅れそうだと走って出かけていくフランツを、カイラは母親のような優しい眼差しで見送るのでした。