私、今日から皇女ですか！？ネタバレ13話【漫画】ナナエルの礼法授業をするイドン

野望を抱くバイオラ

ついにバイオラの企みが明かされます！

彼女は皇子たちを亡き者にして自分が皇后の座に座り、才能を受け継いだ子を自ら産むつもりだったのでした。

そんな腹に一物抱える彼女を、ミラーは冷ややかな目で見つめます。

さらにナナエルは彼女を蹴落とす準備を進めていて、イドンに礼法授業をしてもらっていました。

私、今日から皇女ですか！？13話のあらすじ込みネタバレ

バイオラの腹の中

バイオラはミラーを呼び止め、ナナエルが部屋にいない理由を尋ねました。

ナナエルが朝早く出かけたことを伝えるつもりがうっかりしていたとミラーは謝ります。

午後には帰ってくるので、夫人も回復したばかりなのだからそれまでゆっくり休むようミラーは微笑みました。

回復したのは一週間も前のことだとバイオラは唇を歪めて笑います。

前のように小さいストレスが大病になるかと心配なのだとミラーは笑顔で答えました。

ミラーは侍女たちを引き連れていて、侍女たちを連れたミラーとバイオラの間には見えない火花が飛び散ります。

伯爵夫人とはいえ、長く社交界に出ていないただの侍女長が自分を侮辱するなんて、バイオラには許せませんでした。

これも全部、あの生意気な女のガキのせいだと思い、バイオラの指先に力が入ります。

皇子を計画通り始末して、自分が皇后になって才能を持った皇孫を産めば、皇女は適当に条件をつけて他国に嫁がせて永遠に追い出せるとバイオラは考えていました。

そのためにはナナエルが自分を母のように思ってくれれば楽でした。

賤民の垢も抜けない教養のない皇女など、ただの恥だとバイオラは思います。

ミラーはバイオラの胸元に輝くブローチに目を留めました。

自分を母のように親密に感じるらしく、皇女からのプレゼントだとバイオラは笑顔で話します。

相槌を打ちつつ、ミラーは疑わしげに目を細めました。

今朝皇女が失くしたブローチも青色だったと聞いていると答えたのです。

これではないでしょうとバイオラは伝えますが、ミラーは短く返事をして、そそくさと踵を返します。

まもなく皇后になるかもしれない自分になんて非礼なことをとバイオラは苛立ちました。

イドンの礼法授業

その頃、本宮マハナウムでは、ナナエルがイドンと向き合って礼法授業を受けていました。

自分に礼法授業を頼むなんて意外で驚いたとイドンは話し、ナナエルは忙しい中急に頼んでしまったことを謝ります。

自分は妹と時間を過ごせて楽しかったのだから謝ることはないとイドンは答えました。

食事作法もこのくらいで大丈夫だし、もう非の打ち所はないとイドンは太鼓判を押します。

イドンは信じられないほど自分に手厚くしてくれると思ったナナエルでしたが、当のイドンはそんなことないと笑いました。

公私の区別が厳しくて、部下にかなり文句を言われたのだとイドンはナナエルに打ち明けます。

バイオラには毎回指摘されていることをナナエルが話すと、彼女は最初からきちんと教えるつもりもなく、何をしても指摘をするような人だろうとイドンは推測しました。

今も十分ナナエルは上手くやっていると励まします。

ナナエルを初めて見た時、宮の外で暮らしていたとは思えないほど身のこなしに気品があったとイドンはナナエルを褒めました。

疑いの眼差しで睨むナナエルを見てイドンは笑います。

礼法がダメだったことは否定しないけれど、それは外で習ったことがないのだから当然のことだとイドンは話しました。

イドンが初めて礼法を教えたときも、頭の上に本を載せてナナエルは上手く歩いていたのです。

ナナエルは頷きました。

別宮とは違って、イドンの前でなら上手くできていたのです。

でも昨日別宮に帰って練習したときは上手くできなかったとナナエルは零します。

それなら…と呟いて、イドンは自分の本をナナエルに差し出し、これで練習してみるように伝えました。

帰り際に馬車に乗り込むとき、ナナエルがイドンに囁いた言葉とは…！？

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