転生皇妃の生き方 ネタバレ98話【漫画】すっかり忘れられていた二皇子

はじまりから前回までのあらすじ

千年の苦行を終えて、兎は仙になるのでした。

しかし、それも束の間のことでした。

兎は、仙丹を盗んだという濡れ衣を着せられてしまいます。

そしてそのまま、無実の罪によって処刑されてしまうのでした。

命が終える間際、龍神の声がします。

龍神は仙兎に問いました。

もし天宮に戻れるならば、戻りたいかと。

仙兎は、たとえどんな代償を払っても、もう一度天宮に戻って復讐を果たす！と答えました。

龍神の力により、新たな肉体を与えて転生させてくれることになります。

そして、仙兎が仙界へ戻るための条件は、大雍朝で真の皇太子を即位させるという内容でした。

大雍朝

大雍朝は女権国家でした。

霊根を持つ女性のみが、仙になる為の修行を行うことが出来ます。

しかし、世継ぎである皇太女が逝去してしまいました。

皇太后には世継ぎとなる皇女が他に居なかった為、4人居る皇子の中から選ぶこととなります。

必ず仙界へ戻って復讐を誓う仙兎は、龍神の力を借りて転生することを決めたのでした。

しかし、転生先での条件達成は簡単ではありません。

転生先となる蘇萌姫という少女は、宮廷に来た初日、他の皇后候補に陥れられてしまい皇太后に失礼をしてしまうのです。

それによって、最初から好感度が下がってしまいます。

そして、霊根の力は誰にも欲しがられない「五行霊根」。

ろくに修行をしたこともなく、金目のものも持っていないし、貧相な体で友達もいない。

という人間に転生してしまったのでした。

皇家書院入学初日

萌姫を含めた4人の皇后候補達は、皇子達と同じ様にに皇家書院という学校へ通うことが必要です。

入学試験で、宋暮雪による嫌がらせがありましたが、上手く乗り切るのでした。

試験に合格した4人の皇后候補達は、皇家書院に入学できることになります。

入学初日の朝から萌姫の忙しい一日が始まったのでした。

3人の皇子達が春生殿に迎えに来て、教室では隣の席を争われたり、帰宅の時も3人の皇子達が送ってくれるなど。

そして、帰宅中の萌姫は、皇子達から質問責めを受けます。

なぜ萌姫は自分達の隣の席ではなく、大皇子の隣に座ったのか、皇子達の中で一番仲が良いのは誰なのかと。

しつこい三皇子と四皇子に萌姫は、ぶりっ子で誤魔化し、その場を収めて別れようとしますが…。

転生皇妃の生き方98話のあらすじ込みネタバレ

忘れてた！

2人の皇子を相手に自分の方が大人だなと、勝ち誇っていましたが、次の瞬間体が宙に浮いてびっくりします。

二皇子にお姫様抱っこされていたのです。

二皇子は、自分が萌姫を家に送るというのでした。

え〜〜と抱っこされた状態で固まる萌姫は、どうやら二皇子も居たことを忘れてしまっていた様です。

そうこうしていると、三皇子と四皇子が、ズルい！自分達も萌姫を家まで送りたいのに！と戻ってきてしまいました。

そこで二皇子は、萌姫から自分に対し個別で話があるのだと、2人の皇子に伝えます。

二皇子は、話を合わせなさい！という意図で、萌姫の背中をつねって圧力をかけるのでした。

萌姫は痛みをガマンしながら、はい！はい！と答えます。

そして、萌姫は抱き抱えられながら2人の皇子に対し、これからいつでも会えるから、今日は先に帰って欲しいとお願いします。

四皇子は三皇子の袖を引っぱり、分かったまた明日！と答えながら、三皇子が抜け駆けしないように、袖を離さずに帰っていきました。

萌姫と二皇子は2人になりました。

二皇子は、この方が話がしやすいからと、萌姫を抱えたままで下ろすつもりは無い様です。

これはからかわれているなと感じた萌姫は、少し腹を立てて仕返しをします。

二皇子の頬に手を添えながら、2人になってどんな内緒の話がしたいのか、三皇子や四皇子にした様に慰めて欲しいのかと尋ねると、二皇子は頬を赤らめて照れるのでした。